日本女子プロサッカーリーグ（WEリーグ）の三菱重工浦和レッドダイヤモンズ・レディースに所属し、ディフェンダー（DF）として活躍中の高橋はなさん。
フォワード（FW）からDFにコンバートされ、ピッチ全体で動けるポテンシャルを持つ選手として注目されています。
そんな高橋はなさんはどのような子供時代を送ってきたのでしょうか。
高橋はなさんの学歴や経歴を順に見ていきましょう。
高橋はなの学歴・出身校
今日2月19日は三菱重工浦和レッズレディース 高橋はな選手のお誕生日です
おめでとうございます#高橋はな @h02t19#三菱重工浦和レッズレディース@REDSLADIES#jfa #daihyo #nadeshiko #なでしこジャパン#サッカー日本代表 #みんななでしこ pic.twitter.com/j4sxgWjqjF
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) February 18, 2023
元チームメイトで、現在アルビレックス新潟レディースに所属の柳澤紗希さんと開設したYouTubeチャンネル「やなはな〜8and7〜」で、試合とは違ったキャラを見せている高橋はなさん。
高橋はなさんの出身校とそれぞれの特徴を、大学から小学校の順にご紹介します。
高橋はなの出身大学
高橋はなさんは大学には進学していません。
高校を卒業後、2018年に浦和レッドダイヤモンズ・レディースのトップチームに正式加入し、プロサッカー選手として本格的に活動を開始しました。
高校在学中にすでに浦和レッドダイヤモンズ・レディースユースに所属し、実力を高く評価されていたため、大学進学は考えていなかったと思われます。
高橋はなの出身高校
高橋はなさんの出身高校は、埼玉県立川口東高等学校です。
1978年に設立され、地元では「川東（かわとん）」の愛称で親しまれています。
普通科のみの学校ですがスポーツ系の部活動が盛んで、特にハンドボール部は全国大会の常連校です。
戸田市の彩湖を周回するマラソン大会が毎年行われ、学校の恒例行事となっています。
三菱重工浦和レッドダイヤモンズ・レディースのチームメイトである福田史織さんは2年後輩。
浦和レッドダイヤモンズで活躍し、現在はザスパクサツ群馬でプレーする石井僚さんもこの学校の卒業生です。
| 学校名 | 埼玉県立川口東高等学校 |
| 学科・コース | 普通科 |
| 偏差値 | 46 |
| 所在地 | 〒333-0807 埼玉県川口市長蔵三丁目1-1 |
| 最寄り駅 | 戸塚安行駅・・埼玉高速鉄道（埼玉スタジアム線） 東川口駅・・JR（武蔵野線） 長蔵二丁目バス停・・国際興業バス（東川84、西川04） 川口東高校入口バス停・・国際興業バス（東川01） |
| 公式サイトHP | https://kawaguchihigashi-h.spec.ed.jp/ |
| 著名な卒業生 | 福田史織、石井僚（サッカー選手） |
高橋はなさんの高校時代
中学生の頃から浦和レッズのレディース・ジュニアユースに所属していた高橋はなさんは、高校入学後の2015年に浦和レッドダイヤモンズ・レディースユースに昇格しました。
昇格後はフォワード（FW）でプレーし、その年のJOCジュニアオリンピックカップ（全日本女子U-18サッカー選手権大会）では準優勝を経験しています。
試合で見せる攻撃性の高さを評価され、翌2016年には飛び級で浦和レッドダイヤモンズ・レディースのトップチームに出場選手登録となりました。
これにより、ユースチームとの二刀流でプレーをしたんです。
いつかは浦和レッズのトップチームでプレーしたいと願っていた高橋はなさん。
しかし、高校在学中にその夢がかなうとは思っておらず、のちに「とてもうれしかった」と当時のことを振り返っています。
高橋はなの出身中学校
高橋はなさんの出身中学校は、川口市立神根（かみね）中学校です。
川口市のやや北部に位置し、南東にはイイナパーク川口 (赤山歴史自然公園）があります。
2009年には開校30周年を記念して制服が一新され、生徒の投票によりデザインを決めたことで話題になりました。
子役でデビューし、現在もドラマやCMで活躍中の鈴木梨央さん、モーニング娘。‘20に所属する横山玲奈さんもこの学校の卒業生です。
| 学校名 | 川口市立神根中学校 |
| 所在地 | 〒333-0823 埼玉県川口市石神1515-1 |
| 最寄り駅 | 東川口駅・・JR（武蔵野線） 赤芝入口バス停・・国際興業バス（東川84） 新町東バス停・・国際興業バス（川19） |
| 公式サイトHP | https://kamine-j-kawaguchi-saitama.edumap.jp/ |
| 著名な卒業生 | 鈴木梨央（俳優）・横山玲奈（モーニング娘。’20） |
高橋はなさんの中学時代
高橋はなさんは中学校入学と同時に浦和レッドダイヤモンズレディース・ジュニアユースに加入しました。
身長が168cmあり、恵まれた体格を持つ高橋はなさんですが、当時はチーム内で身長は前から数えた方が早いほど小柄で細かったのです。
しかし大柄な選手に負けないアグレッシブなプレーで、2012年のJFAエリートプログラム 女子U-13、翌年にはU-14のトレーニングキャンプに召集されるなど、将来を期待される存在でした。
中学を卒業する頃には身長が約20cm伸び、「両親がよいものを食べさせてくれたからだと思います」と笑いながらインタビューに答えています。
よく練習してよく食べ、食欲旺盛な中学時代を過ごしていたことが想像できますね。
高橋はなの出身小学校
高橋はなさんの出身小学校は、川口市立神根東小学校です。
1968年に神根小学校から分離して新設され、校舎は出身の神根中学校の向かい側にあります。
2021年からは「放課後子供教室」を開設し、市内初となるタブレット端末を使用した学習サポートを始めました。
参加した生徒や保護者からは、充実した放課後をすごせていると好評です。
| 学校名 | 川口市立神根東小学校 |
| 所在地 | 〒333-0823 埼玉県川口市大字石神1440 |
| 最寄り駅 | 東川口駅・・JR（武蔵野線） 石神下バス停・・国際興業バス（東浦82） 新町東バス停・・国際興業バス（川19） |
| 公式サイトHP | https://kaminehigashisyou.official.jp/ |
| 著名な卒業生 | － |
高橋はなさんの小学校時代
高橋はなさんは小学校２年生の時に地元の女子サッカーチーム「戸塚FCガールズ」に入団しました。
川口市では唯一の女子サッカーチームで、WEリーグのマイナビ仙台に所属する加藤愛さんもこのチームのOGです。
その後戸木南ボンバーズFC、FCアビリスタに移籍し、6年生の時には2011年ナショナルトレセンU-12関東に召集されています。
高橋はなさんは主にFWでプレーしていましたが、「小学生の時にはすべてのポジションを経験した」と明かしており、この頃から器用なプレーヤーだったことがうかがえますね。
高橋はなの経歴
あけましておめでとうございます🎍
2023年もやなはなをよろしくお願いいたします！！いつもやなはなを応援してくださる皆様、本当にありがとうございます🙇♀️
そろそろ皆様に元気とありがとうを届けたい🙏私たち、頑張ります⚽️😊#やなはな #いつもありがとう#私たち元気です pic.twitter.com/FpMxK7LNVI
— やなはな〜8and7〜 (@YanaHana8and7) January 1, 2023
究極の選択で、今後の人生を「一人で過ごすor毎日友達と遊ばないといけない」と聞かれ、すかさず「友達と遊ぶ！一生一人はムリ！」と答えた寂しがり屋の高橋はなさん。
高橋はなさんがサッカーを始めたきっかけや経歴を見ていきましょう。
サッカー選手になったきっかけ
高橋はなさんは兄の影響を受けて、小学2年生の時に地元の女子チームに入団したのがサッカーを始めたきっかけです。
プロサッカー選手となった今でも、時に兄とのデュエル（1対1）勝負をしているそうですよ。
一方、チームではFWとしてプレーを始め、たちまちサッカーの面白さに夢中になりました。
男子に負けない積極的なプレーが評判となり、小学６年生の時にはナショナルトレセンU-12関東のメンバーに選ばれています。
これをきっかけに「プロのサッカー選手になりたい」という思いが芽生え、浦和レッドダイヤモンズレディース・ジュニアユースのセレクションを受けて、中学校入学と同時にチームに加入することが決まりました。
高橋はなさんは「野球やバレーボールなど球技が好きだった。サッカー選手になれたけれど、環境によっては野球選手を目指していたかもしれない」と振り返っています。
高橋はなさんの経歴
中学入学後すぐにJFAエリートプログラム 女子U-13 トレーニングキャンプへの参加が決まるなど、高橋はなさんは順調にサッカー選手への道を歩みます。
2015年のAFC U-16女子選手権2015ではFWとして２得点を記録し、存在感をアピールして日本代表の常連となっていきました。
高校進学後も2016 FIFA U-17女子ワールドカップで5試合に先発し、強豪国のスペインを相手に2ゴールを挙げて準優勝の立役者となったのです。
世界大会での活躍が認められ、2018年には出身の川口市から「スポーツ優秀賞」を授与されています。
また、ワールドカップ準優勝に貢献したとして、飛び級でトップカテゴリの浦和レッドダイヤモンズ・レディースへの選手登録が決まりました。
この頃にDFとしての素質を見出され、FWとDFの二刀流選手としてプレーを開始しています。
その時のことを「DFは子供の時に経験しただけだったが、兄がDFだったのでイメージでき、プレーに迷いはなかった」と明かしました。
いつも前向きで、与えられたことに果敢にチャレンジする高橋はなさんのキャラクターがよくわかるエピソードですね。
まとめ
高橋はなさんの学歴や経歴について紹介しました。
兄の影響を受けて始めたサッカーでしたが、今では日本を背負って立つWEリーグの一員として活躍中です。
いつも笑顔の高橋はなさんですが、東京オリンピックの代表選考漏れなど、悔しい思いも味わっています。
しかし座右の銘である「ミスったって、しなない」という思いを胸に、常に進化を続ける姿勢がファンの心をつかんでいるのです。
2022年の11月に右膝の靱帯を損傷し、現在リハビリ中の高橋はなさんですが、きっと笑顔でピッチに戻ってきてくれるはずです。
高橋はなさんが再び活躍する日を楽しみに、私たちもエールを送りましょう。
高橋はなのプロフィール
| 氏名 | 高橋 はな（たかはし はな） |
| 生年月日 | 2000年2月19日 |
| 出身地 | 埼玉県鳩ヶ谷市（現：川口市） |
| 身長 | 169cm |
| 血液型 | 非公表 |
