酒井宏樹さんは、9年間の海外経験を経て、今年6月に浦和レッズへの移籍を発表した、今注目の選手です。
2022年ワールドカップの男子サッカー日本代表に選出されました。
そんな酒井宏樹さんの学歴や経歴について調べてみました。
酒井宏樹さんの学歴・出身校
酒井宏樹さんのプロフィール、出身校、家族構成、子供時代のエピソードについてまずはみてみましょう。
酒井宏樹さんのプロフィール
- 氏名:酒井宏樹(さかい ひろき)
- 生年月日:1990年4月12日
- 出身地:長野県中野市
- 身長:183cm
- 体重:70kg
- 血液型:A型
酒井宏樹さんの学歴・出身校
酒井宏樹さんの最終学歴は通信制のウィザス高等学校(現・第一学院高等学校)卒業です。
中学卒業後は千葉県立柏中央高等学校に進学していますが、途中でウィザス高等学校に転校しました。
ウィザス高等学校は通信型、通学型、全寮制と学習手段が選べ、またコースも、普通コース、福士コース、スポーツコース等豊富です。
高校時代は柏レイソルのユースで既に活躍していたので、普通の高校に通うのは難しいと判断したのだと思います。
ウィザス高等学校は、酒井宏樹さん以外にも、原口元気さん、香川真司さん等、多くのサッカー日本代表選手が卒業されています。
FIFAワールドカップ2022に出場した久保健英選手や山根視来選手もこの学校の卒業です。
中学は千葉県柏市立富勢中学校を卒業しています。
出身は長野県ですが、幼いころに千葉県柏市に引っ越しています。
酒井宏樹さんは中学入学と同時に柏レイソルのジュニアユースへ正式加入しているので、中学のサッカー部には所属していなかったと推測できます。
出身小学校は千葉県柏市立富勢西小学校です。
小学6年生時に一度練習に参加したのがきっかけで、柏レイソルの下部組織で練習生としてプレーするようになりました。
酒井宏樹の子供時代と家族情報
昨日、我が家に新しい家族が増えました。奥さん、そして日本で出産に関わってくれた全ての方に感謝です。
これからより一層の責任感を持ち、公私共に頑張りますので応援の程宜しくお願いします!
Hier, le deuxième bébé est né au Japon. Merci à ceux qui ont soutenu ma famille et ma femme🙏 pic.twitter.com/QoDvfox2vQ
— Hiroki.Sakai 酒井宏樹 (@hi04ro30ki) August 27, 2019
幼少期の酒井宏樹さんはおとなしくて人見知りが激しい子でしたが、ピッチに立つと人が変わり、闘志を前面に押し出す子供でした。
そんな酒井宏樹さんの父親の名前は英樹さんです。
英樹さんは医師で、千葉県柏市の病院に勤務されています。
英樹さんは趣味でサッカーをしていたので、酒井宏樹さんが幼い頃は兄2人と男4人で公園に行ってはボールを追いかけていました。
酒井宏樹さんの母親の情報は見つかりませんでしたが、こんなエピソードがあります。
酒井家では、なるべく何でも自分でさせるという教育方針だったのです。
小学6年生時の清水カップの時、関東トレセンの合宿が重なっていて、チームを途中で離脱しました。
しかし、酒井宏樹さんご本人がもう1回清水に行きたいと希望したため、母親は所属チームの柏マイティーFCの倉持代表に連絡し、酒井宏樹さん1人を新幹線に乗せ清水に向かわせました。
そして、酒井宏樹さんは清水駅に到着し、隣にいたおじさんから携帯を借り倉持代表に電話してきたそうです。
倉持代表は、酒井宏樹さんのその度胸に驚きました。
酒井宏樹さんも、物事の判断を自分に任せてくれたご両親の配慮に感謝しています。
こうした酒井家の教育方針により、常に自分で考え、行動する力を身につけていきました。
酒井宏樹さんは3人兄弟で、7つ上、5つ上の兄がいます。
2人の兄についての詳しい情報はありませんが、兄の1人は研究者という情報はありました。
酒井宏樹さんは2014年8月10日に一般女性と結婚しました。
奥様との馴れ初めに関する情報は見つかりませんでしたが、奥様は結婚前からドイツに足を運び、酒井宏樹さんがサッカーに集中できるようサポートをされていのした。
お二人の間には2人の子供がいて、2015年1月15日誕生の女の子・詩多ちゃんと、2019年8月26日誕生の男の子です。
酒井宏樹さんの経歴
この度、9年ぶりにJリーグへの移籍を発表された酒井宏樹さんですが、ユース時代から国際大会に出場し輝かしい成績を残しています。
そんな酒井宏樹さんのサッカーとの出会いや経歴についてこちらではご紹介します。
サッカーとの出会い
先日久々に小学生の頃所属していたチームに。
次また会う時笑顔で再開出来るようにお互い頑張ろう😊#柏マイティー pic.twitter.com/lM8Czlsxiv— Hiroki.Sakai 酒井宏樹 (@hi04ro30ki) July 3, 2019
サッカーをしていた2人の兄の影響で、幼稚園年長の頃にサッカークラブに入りましたが、小学3年生時に柏マイティーFCへ移り、そこで本格的にサッカーに取り組むようになりました。
経歴・エピソード
中学入学と同時に柏レイソルのジュニアユースへ加入します。
2006年、柏レイソルのユースへ昇格し、同年、U-16日本代表に選出され、フランス遠征を経験しました。
高校3年生時にはトップチームの2種登録選手になりましたが、公式戦出場はありませんでした。
ユース時代は、第32回日本クラブユースサッカー選手権大会で準優勝の他、ビジャレアル国際ユーストーナメントでは、数ある強豪を破って3位という成績を修めました。
2009年にトップチームへ昇格後は、同年6月にはブラジル・サンパウロ州モジミリンに4カ月間の短期留学、モジミリンECで経験を積みました。
しかし、帰国後も出場機会はなく、この年、柏レイソルはJ2に降格します。
2010年、J2第11節ヴァンフォーレ甲府戦で公式戦初出場を果たし、J2第32節水戸ホーリーホック戦で公式戦初得点を記録、柏レイソルも1年でJ1へ復帰しました。
2011年はレギュラーに定着し、同年5月にはU-22日本代表に、そして11月にはキリンチャレンジカップの日本A代表に初選出されました。
そして、Jリーグ史上初となる昇格初年度でのJ1優勝を達成します。
2012年5月、キリンチャレンジカップのアゼルバイジャン戦でA代表デビューを果たします。
同年、FIFAが注目する2012年の若手選手13人に選ばれ、7、8の海外クラブからオファーを受け、2012年6月、ドイツ・ブンデスリーガのハノーバーへ移籍します。
移籍直後に参加したロンドンオリンピックでは、初戦で負傷、決勝トーナメントから復帰しベスト4まで進出しましたが、メダル獲得には一歩届きませんでした。
2012-13年シーズン、UEFAヨーロッパリーグ予選プレーオフ第2戦シロンスク・ヴロツワフ戦で移籍後公式戦初出場を果たします。
そして、ブンデスリーガ第4節ホッフェンハイム戦でリーグ初出場を果たしました。
2014年5月にはブラジルワールドカップの日本代表に選出されるも、出場機会はありませんでした。
2016年6月24日、他国のクラブからもオファーがある中、フランス・リーグ・アンのオリンピック・マルセイユへ完全移籍しました。
移籍1年目のシーズンは、GKを除く選手で出場時間最多となる35試合に出場、レギュラーとして活躍し、2017年9月29日にマルセイユと2021年まで契約延長したことを発表しました。
2018年5月、ロシアワールドカップの日本代表に2大会連続で選出されます。
2019年5月のリーグ・アン第37節のトゥールーズFC戦でリーグ初ゴールを挙げ、シーズン終了後にファンが選んだ年間クラブMVPに選出されました。
そして2021年6月10日、J1リーグの浦和レッズへ完全移籍することを発表しました。
主な戦績
素晴らしい雰囲気、応援をありがとうございました。
次が大事なのでしっかり気を引き締めてチーム全員で頑張ります!#JFA pic.twitter.com/OvtwiMDFcs— Hiroki.Sakai 酒井宏樹 (@hi04ro30ki) September 6, 2019
プロ入り後の酒井宏樹さんの主なタイトルは以下の通りです。
- 2010年 J2リーグ
- 2011年 J1リーグ
- 2012年 FUJI XEROX SUPER CUP
毎回移籍の時には複数の海外クラブからオファーがあり、酒井宏樹さんが世界で認められている日本人選手であることがよく分かりました。
まとめ
今回は酒井宏樹さんの学歴や経歴に注目してみました。
父親が医師で勤勉なご家族の中で育ち、酒井宏樹さんご本人は勉強嫌いだったそうですが、形は違えど目標に向かって努力を惜しまない精神は父から子へしっかりと引き継がれています。
今年、9年ぶりにJリーグに戻ってきましたが、これまでの海外経験を活かし日本サッカー界の底上げに一役買ってくれるはずです。
今後の酒井宏樹さんのご活躍を期待しています。