東京五輪サッカー(女子)代表の三浦成美さんは、女子サッカーの人気チームである日テレ・東京ヴェルディベレーザでMFとして活躍中です。
そんな三浦成美さんの経歴、家族、幼少期について調べてみました。
三浦成美さんの学歴・出身校
三浦成美さんはどのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、家族構成、子供の頃のエピソードについて見ていきましょう。
三浦成美さんのプロフィール
氏名 | 三浦 成美(みうら なるみ) |
生年月日 | 1997年7月3日 |
出身地 | 神奈川県川崎市 |
身長 | 156cm |
体重 | 49kg |
血液型 | B型 |
三浦成美さんの学歴・出身校
三浦成美さんは、日本体育大学を卒業しています。
児童スポーツ教育学部に進学し、次世代の子ども達の体力・運動能力の発達・向上に貢献する指導者になるための教育を受けました。
兄も同じ大学の出身で、「兄を意識していたかもしれない」と三浦成美さん自身も語っています。
なでしこジャパンのメンバーとして活躍した川澄奈穂美さん、丸山桂里奈さんをはじめ、多くのスポーツ選手を輩出しています。
出身高校は神奈川県川崎市にある、県立川崎北高等学校です。
「情報教育・部活動・国際理解教育」を軸とし、広い視野と勇気を持って正しく行動できる人間の育成を行っています。
県立屈指の野球部強豪校としても知られています。
プロサッカー選手の板倉滉さん、タレントの風間トオルさんもこの学校の卒業生です。
卒業した中学校は、川崎市の市立宮前平中学校です。
小学校を卒業後、市立王禅寺中央中学校に入学しましたが、途中で転校しています。
どちらの中学校も川崎市の北西地区に位置し、直線距離で約3km離れた場所にあります。
そのため、生活基盤にはあまり変化がなかったのではないかと思われます。
出身小学校は同じく川崎市の、市立虹ヶ丘小学校です。
市内で一番小さな小学校で、辺りは多くの公園や野原に囲まれ、自然豊かな環境にあります。
小規模であることを生かした「たてわり活動」が盛んで、上級生と下級生の垣根が少ないことで知られています。
アットホームな環境で三浦成美さんは小学校生活を送っていたのですね。
三浦成美さんの子供時代とご家族情報
三浦成美さんは、どのような子供時代を過ごしたのかを見ていきましょう。
またご家族の情報についても調べてみました。
三浦成美さんは両親、兄、弟2人の6人家族です。
弟の三浦雅人さんもサッカー選手で、高校卒業まで東京ヴェルディユースに所属し、筑波大学に進学しています。
家族関係は良好で、年の離れた弟もいることから、一家で東京ディズニーリゾートに行くのが好きだというエピソードがあります。
また、Jリーガーの三笘 薫さんとは同じ幼稚園に通っていた幼馴染で、家族ぐるみの付き合いであることが知られています。
川崎フロンターレに所属する三笘 薫さんも東京オリンピック代表に選出されており、新聞社が企画した対談ではお互いの仲の良い様子を知ることができます。
家族だけでなく幼馴染にも刺激され、サッカーに熱中した子供時代を送っていたのですね。
三浦成美さんの経歴
小柄でありながら相手の攻撃をカットし、自チームの攻撃につなげるプレーが得意な三浦成美さん。
そんな三浦成美さんですが、どのような経緯でサッカーと出会い、どのような実績があるのかを見ていきましょう。
サッカーとの出会い
きょう誕生日を迎えた #三浦成美 選手🎂
チームでは一足早く先月30日にお祝いをしました🎉#jfa #daihyo @narumisoccer73 #nadeshiko #なでしこジャパン pic.twitter.com/Q81zcBMpwb— JFAなでしこサッカー【🇯🇵】vs🇦🇺7.14@サンガS (@jfa_nadeshiko) July 2, 2021
三浦成美さんは6歳の時に兄の影響を受けてサッカーを始めました。
始めは地元のサッカーチーム「富士見台FC」で練習していましたが、小学4年生の時に「FCパーシモン」にただ一人の女子選手として加入します。
FCパーシモンでの指導はとても厳しく、辞めようと思ったこともありましたが耐え抜き、小学校を卒業する頃には男子にも負けない実力をつけていました。
中学校入学後に日テレ・ベレーザの下位組織である日テレ・メニーナの試験に合格し、入団しました。
日テレ・ベレーザやメニーナには同じサッカー選手の長谷川唯さん・山下杏也加さん・籾木結花さんがいます。
三浦成美さんは、幼少期はひときわ背が低く、大柄な男子選手の中でプレーするのが精いっぱいだったといいます。
当初はただ走ることに夢中でしたが、現在ではプレー映像をふり返って見つめなおし、練習や次の試合に生かせることが楽しいと語っています。
自分を客観的に分析できることが、三浦成美さんの成長の秘訣なのでしょう。
経歴・エピソード
練習以外でも努力を重ね、日テレ・メニーナではボランチとしての出場が増え、ボールを奪ってキープすることにかけてはチームトップの実力者となりました。
日テレ・ベレーザやメニーナには同じサッカー選手の遠藤 純さん・清水梨紗さん・宮川麻都さん・北村菜々美さんがいます。
宮川麻都さんの学歴や経歴はこちら
三浦成美さんには夢があります。
それは、「女子サッカーを幅広い世代に見てもらいたい」です。
男子サッカーと比べると観衆が少なく、また、女子選手は環境だけでなく体格や体調管理の面でも違いがあります。
そこで、三浦成美さんは大学で学んだスポーツ学を生かして、女性アスリートに注目してもらえる方法を考えているのです。
また、次世代の子供たちにもスポーツの楽しさを知ってほしいと語っています。
単なるプレーヤーとしてだけではなく、未来の女子サッカー界を見据えて行動している三浦成美さんは、きっと私たちにさまざまなサッカーの魅力を伝えてくれることでしょう。
主な戦績
東京オリンピックのメンバーに選出して頂きました。
日頃サポートしてくださっている全ての方に感謝しています。
少しでも恩を返せるように、多くの方に何か伝えられるように、一つ一つ想いを込めて全力で闘います。
応援宜しくお願い致します!#東京オリンピック#なでしこジャパン pic.twitter.com/aht4xmGykr— 三浦 成美 (@narumisoccer73) June 18, 2021
三浦成美さんは素晴らしいボールコントロール能力と、攻撃力を持つプレーヤーとして知られています。
小柄ながら相手の隙をついて攻撃に回るプレースタイルは、見るものを楽しませ、サッカーに引き込む力を持っています。
主な戦績は以下の通りです。
【個人成績】
- 2019:なでしこリーグ ベストイレブン
【代表選出歴など】
- 2016:U-20女子ワールドカップ
- 2019:FIFA 女子ワールドカップ
- 2019:EAFF E-1サッカー選手権
「相手の逆を取ってプレーを仕掛けられた時の面白さに夢中です」と三浦成美さんはインタビューに答えています。
東京オリンピックでも私たちをアッと驚かせるプレーをしてくれることでしょう。
まとめ:三浦成美の学歴・出身校と経歴
今回は、三浦成美さんの学歴や経歴、家族についてご紹介しました。
幼少期から男子の中で自分の強みを生かすプレーの練習を重ね、時には相手チームを驚かせる奇襲攻撃でボールの主導権を握る三浦成美さん。
2016年のU-20女子ワールドカップでは杉田妃和さんとのコンビネーションで名ボランチぶりを披露しました。
大好きなディズニーと同じく、子供たちにはもちろんのこと、人々に夢を与えるプレーヤーとして活躍が期待される三浦成美さんに、大きな声援を送りましょう。