東京五輪サッカー(女子)代表の中島依美さんは、WEリーグの人気チームであるINAC神戸レオネッサでMFとして活躍中です。
そんな中島依美さんの経歴、家族、幼少期について調べてみました。
中島依美さんの学歴・出身校
中島依美さんはどのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、家族構成、子供の頃のエピソードについて見ていきましょう。
中島依美さんのプロフィール
氏名 | 中島 依美(なかじま えみ) |
生年月日 | 1990年9月2日 |
出身地 | 滋賀県野洲市 |
身長 | 158cm |
体重 | 50kg |
血液型 | O型 |
中島依美さんの学歴・出身校
中島依美さんは大学へは進学せず、高校卒業後にWEリーグのINAC神戸レオネッサに所属しています。
最終学歴は滋賀県野洲市にある県立野洲高等学校です。
日本最大の面積を誇る琵琶湖の南岸に位置し、学校の北側には中山道が通っています。
サッカーの名門校として知られ、2006年の全国高校サッカー選手権大会で優勝し、その後も2011年まで6年連続出場しています。
スペインリーグで活躍中の乾貴士さん、京都サンガF.C.所属の飯田貴敬さんなど多くのプロサッカー選手を輩出しています。
出身中学校は同じく野洲市にある、市立野洲中学校です。
教育方針は「心豊かでたくましい生徒の育成」で、比較的自由な校風です。
ミュージシャンの西川貴教さんもこの学校の卒業生です。
出身小学校は同じく野洲市の、市立野洲小学校です。
野洲中学校の約800m西に位置し、校庭からは東海道新幹線の姿を見ることができます。
人間尊重を基盤として教育に力を入れており、穏やかな中島依美さんのキャラクターもここで育まれたのでしょう。
中島依美さんの子供時代とご家族情報
中島依美さんは、どのような子供時代を過ごしたのかを見ていきましょう。
またご家族の情報についても調べてみました。
中島依美さんは、父親・母親と姉二人の5人家族という環境で育ちました。
中学・高校の6年間、サッカーの練習のため毎週大阪まで通っていた中島依美さんを母親は献身的に支えていました。
早朝に駅まで送ったり、食事面にも気を使うなど、サッカーに集中できる環境を作っていました。
中島依美さんは「母には感謝の気持ちでいっぱいです」と語っています。
中島依美さんの経歴
INAC神戸レオネッサのベテランMFとして活躍し、チームになくてはならない存在となっている中島依美さん。
そんな中島依美さんですが、どのような経緯でサッカーと出会い、どのような実績があるのかを見ていきましょう。
サッカーとの出会い
🎉Happy Birthday🎂
本日9月27日は #中島依美 選手のお誕生日✨
おめでとうございます!㊗️Happy Birthday Emi NAKAJIMA !! SEP.27#INAC神戸 #INAC神戸レオネッサ #NewChallenge #HBD pic.twitter.com/5b4xlQKo5S
— INAC神戸レオネッサ公式 (@inac_kobe2001) September 26, 2020
中島依美さんは小学4年生の時にサッカーを始めました。
幼い頃から活発でなおかつ負けず嫌いな少女で、小学1年生の時から柔道をしていました。
元々「女の子と遊ぶより男の子とスポーツをする方が楽しい」と語っており、男子に誘われて地元の野洲ジュニアフットボールクラブに入団します。
中学生になると大阪府高槻市の女子サッカークラブ「スペランツァ大阪高槻」の下位育成組織であるラガッツァFC高槻スペランツァ」に自ら志願して加入しました。
野洲市から高槻まで通うのは大変でしたが、中島依美さんはとにかくサッカーが楽しくて仕方なく、辞めたいと思ったことは一度もありませんでした。
14歳の時にU-15大阪府選抜チームのメンバーに選ばれて全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会に出場し、ベスト4入りを果たしました。
遠くのサッカークラブに自ら志願して加入し、休まず練習に通って代表の座を勝ち取るまでの中島依美さんの努力には頭が下がります。
経歴・エピソード
中島依美さんの利き足は右足です。
しかし現在のプレーを見ると、左右バランスよく使っていることがわかります。
これは元から上手だったわけではなく、中学生時代に努力して手に入れたものなのです。
ラガッツァFC高槻スペランツァに入団後、周りの選手のレベルの高さに圧倒され「自分も弱点を克服しなければならない」と気づきました。
あえて左足でボールを蹴る練習を続けた結果、左右どちらの足でもクロスを上げられるようになりました。
これはMFにとっては大きな戦力で、なんでもこなす器用な選手として中島依美さんは一躍チームで重宝される存在になったのです。
自らの弱点を冷静に分析し努力して克服したその姿勢は、現在もなでしこジャパンの司令塔として活躍する中島依美さんをよく表しているエピソードですね。
主な戦績
4月5日は #デビューの日 ❗#なでしこジャパン 選手のデビュー戦写真をお届け📸#岩渕真奈 2010.2.6 東アジア女子サッカー選手権2010 vs🇨🇳#中島依美 2011.5.14 アメリカ遠征 vs🇺🇸
皆さんの記憶に残る【代表選手デビュー戦】は何ですか?#jfa #daihyo #nadeshiko #今日は何の日 pic.twitter.com/nVEN6qY0Lc
— JFAなでしこサッカー【🇯🇵】vs🇦🇺7.14@サンガS (@jfa_nadeshiko) April 5, 2020
中島依美さんはMFでありながらゴールキーパー以外の全てのポジションをこなすことができる、女子サッカー界のマルチプレイヤーです。
オリンピック初出場を決め、自国開催の東京オリンピックでの活躍が期待されています。
主な戦績は以下の通りです。
【個人成績】
2013-2019:なでしこリーグ ベストイレブン(計4回)
2017:なでしこリーグ 敢闘賞
【代表選出歴など】
2010:U-20女子ワールドカップ
2014:AFC女子アジアカップ
2017-2018:アジア競技大会
2019:FIFA女子ワールドカップ
2019:EAFF E-1サッカー選手権
メインのMFとしての活躍はもちろん、左右どちらからでも強烈なシュートを放つこともできる確かなテクニックは、日本女子サッカー界でも貴重な存在です。
フィールド内を広く駆け回り、チームのために献身的に働く姿に多くのファンが魅了されています。
東京オリンピックでもそのマルチな活躍で、日本だけではなく海外のファンも驚かせてくれることでしょう。
まとめ:中島依美の学歴・出身校と経歴
今回は、中島依美さんの学歴や経歴、家族についてご紹介しました。
負けず嫌いだった少女は中学・高校の6年間サッカー一色の生活を送り、弱点を克服し続けることで日本を代表するユーティリティープレーヤーに成長しました。
これからも日本代表に欠かせない選手として、ますますの活躍が期待されています。
日本チームの司令塔として試合に臨む中島依美さんに、大きな声援を送りましょう。