空手女子61kg超級で東京五輪出場を決めている植草歩さん。
世界空手道選手権を制覇するなど、五輪でのメダル獲得が期待されている選手の一人です。
今回は、そんな植草歩さんの学歴や経歴について紹介していきます。
植草歩さんの学歴・出身校
ここからは、学歴や出身校を紹介していきます。
植草歩さんはどのように歩んできたのでしょう。
植草歩さんのプロフィール
- 氏名:植草 歩(うえくさ あゆみ)
- 生年月日:1992年7月25日
- 出身地:千葉県八街市
- 身長:168cm
- 体重:66kg
- 血液型:B型
植草歩さんの学歴・出身校
植草歩さんの最終学歴は帝京大学です。
帝京大学では医療技術学部を専攻しました。
帝京大学は空手部の名門大学であり、全国大会で優勝するなどの数々の結果を残しています。
空手男子67kg級で東京五輪に内定している佐合尚人さんは同級生で共に練習を重ねてきました。
高校は千葉県にある日体大柏西高等学校です。
日体大柏高等学校は空手の古豪でこれまでに何度も全国大会出場者を輩出している学校です。
高校は実家から離れていたため、学校近くにアパートを同学年の生徒と借りて共同生活を行っていました。
サッカーの柏レイソルユースの選手をサポートしている高校で、同校の出身者にはプロサッカー選手が多いのが特徴でもあります。
中学は八街市立八街中央中学校です。
生徒数460人以上と大きな学校で部活動も盛んに行われていました。
中学校には空手部がなかったため空手道場に通い練習を積み重ねていました。
小学校は八街市立美住小学校です。
生徒数650人と非常に大きな学校を卒業しています。
植草歩さんの子供時代とご家族情報
植草歩さんは幼い頃から水泳や陸上、ピアノなどの習い事を続けていました。
しかし、飽き性な性格もありどれも長続きすることはありませんでした。
家族は両親と姉の5人家族です。
父親は一級建築士として設計の仕事をしながら、道場への送迎を日々続けていました。
幼い頃に父親を亡くし、母子家庭で育った関係で高校時代は朝夕と新聞配達のアルバイトをし家計を助けていました。
そのため、「自分は若い時になにかに夢中になることができなかった。娘が空手に熱中している姿を見るのが楽しかった」と語っています。
自らの悔しい思いを娘にさせたくないと、とても娘思いの優しい父親ですね。
高校時代は週末になると父親と母親がアパートに大量の食材を持ち込んで食事面のサポートもしてくれていました。
植草歩さんの経歴
ここまでは学歴や家族についてご紹介してきました。
地元千葉県の空手の強豪校に進学した植草歩さん。
ここからは、空手での活躍を紹介していきます。
空手との出会い
企画書を見て絶対受けたいと思った
zoomセミナーをしてきました🙋🏼♀️🌈🌟
挫折をし空手をやめようと思っていた中学生が私のSNSをみてまた空手を頑張ろうと思ってくれ
「未来プロジェクト」に指導を受けたいということでプレゼンをして依頼が来ました🌼素敵な準備をしてくださった方々に本当に感謝します🙇🏻♀️ pic.twitter.com/3W5c0GWbAq— 植草歩(JAL) (@ayayumin) February 20, 2021
植草歩さんが空手を始めたのは小学3年生の頃です。
幼馴染と空手教室の体験に行ったことがキッカケ空手の面白さにハマり父親に空手をやりたいとお願いしました。
これまでにやった習い事がどれも長続きしなかったこともあり、父親から「やりたいって言うんだったら、やめさせないよ」と確認され空手を始めました。
空手を始めるとどんどん魅力にハマっていき、現在まで続けています。
経歴・エピソード
植草歩さんは小学3年生から空手を始めると、わずか2年で全日本少年少女大会で3位に入賞するまでになりました。
中学時代は目立った活躍はありませんでしたが、高校は空手の名門校である日体大柏高校に進学しました。
高校に進学すると才能は徐々に開花していき、高校3年生で国体で優勝するまでになりました。
その結果、スポーツ特待生で空手の名門大学である帝京大学への進学が決まりました。
高校時代は和気あいあいと練習をやっていましたが、大学では周りの勝負に対する意識の強さから屈辱と挫折を味わい退部を考えるほどでした。
泣きながらコーチに辞めたいと懇願したこともありました。
スポーツ特待生で入学していることもあり、空手をやめると大学を辞める必要もありました。
しかし、父親との「空手をやめないで続ける」という約束を守るため「あと一週間だけ頑張ろう」と自分を鼓舞しながら練習を続けました。
大学1年生の時には学生選手権で準優勝し、日本代表に選ばれることになりました。
大学2年生になると、東アジア大会で優勝し、世界選手権に出場すると3位に入賞しました。
また、大学3年生になった2015年に全日本空手道選手権で初優勝すると、2018年まで4連覇するなど国内では敵なしという状態でした。
空手の世界トップ選手が集うプレミアリーグでは2017年・2018年と2年に渡り総合優勝を決め、世界ランクも1位にまで上り詰めました。
2020年3月には代表選考大会での五輪ランキングポイントで日本勢最上位となり、東京五輪の代表に内定しました。
主な戦績
2週間の隔離生活が終わりました🌈
また今日から再スタートしていきます🙂🌟 pic.twitter.com/iGETBMezBZ— 植草歩(JAL) (@ayayumin) May 19, 2021
空手にて
- 東アジア大会 優勝
- 全日本空手道選手権 4連覇
- プレミアリーグ 総合優勝
の成績を収めています。
小学3年生で始めた空手で家族の支えもありここまで成績を伸ばしてきました。
大学進学時は周りのレベルの高さから挫折を味わいましたが、父親との約束を守るため厳しい練習にも耐えました。
メンタル面での強化もあり世界選手権を4連覇するほどの選手になりました。
持ち前のルックスでも注目を集めるだけに日本の空手界を更に盛り上げていってほしいですね。
植草歩さんの今後の活躍にも注目していきましょう。
まとめ:植草歩の学歴・出身校と経歴
今回の記事では空手女子61kg超級で東京五輪出場を決めている植草歩さんを紹介してきました。
小学生の頃から空手を始め世界ランキングで1位になるまで技術を磨き上げてきました。
大学卒業と同時に引退を考えた時期もありましたが、東京五輪で空手が新競技に採用されたこともあり競技を続ける決意をしました。
ここまで活躍できるようになったのは父親の献身的な支えがあったからこそであり、父親に恩返しができる活躍をしたいと語っています。
植草歩さんの今後の活躍から目が離せません。