この記事では、競泳背泳ぎ(男子)選手の金子雅紀さんの学歴や経歴をご紹介します。
強力なバサロキックを特徴し、前進し続ける金子雅紀さんはどんな経歴でどこの出身なんでしょうか。
金子雅紀さんの学歴・出身校
1992年3月27日生まれで埼玉県川越市出身の金子雅紀(かねこまさき)さん。
身長は181cm で体重75kg、血液型はO型です。
金子雅紀さんの最終学歴は筑波大学大学院です。
筑波大学体育専門学群を卒業後、同大学院人間総合科学研究科体育学専攻博士前期課程を修了しています。
金子雅紀さんは、筑波大学に推薦で入学しています。
筑波大学は水泳の強豪校であり、トップクラスの選手もいたことに魅力を感じ入学を決めました。
筑波大学では高校と違い陸上トレーニングがあり、慣れるのが大変だったそうです。
大学から大学院までの7年間は一貫して同じコーチのもとで練習をしてきました。
筑波大学の練習が量より質を重視しており、そのメニューで頑張ってきた結果、大学4年ごろから急速に記録が伸びるようになってきます。
金子雅紀さんは大学時代の部活以外の思い出として「卒論」を上げています。
卒論と同時進行で競技の練習と大学院進学のための勉強をこなしていた時期が本当に大変だったそうです。
しかしその3つとも結果が残せたことが、今の本人の自信につながっています。
高校は細田学園高等学校を卒業しました。
細田学園高等学校は、埼玉県志木市にある私立高校です。
同校の出身者としては、サッカー選手の川辺隆弥さんやバレーボール選手の荒木夕貴さん、小野寺夏希さんなどがいます。
金子雅紀さんは高校2年生の時に初めてインターハイに出場し、3年生の時には男子100m背泳ぎで7位に入賞しています。
出身の中学校は川越市立富士見中学校です。
現在は181cmと体格に恵まれた金子雅紀さんですが、中学2年生くらいまでは身体も小さかったそうです。
水泳の成績も関東大会出場レベルで、あまり目立った成績は残していません。
中学2年からより強い選手が在籍する東坂戸スイミングスクールに移り練習に励みました。
それ以外にも学校の水泳部の朝練にも参加していたといいます。
この時、同じスクールにいた強い選手に負けたくないという思いが、その後の成長に大きく関与しているようです。
小学校は川越市立泉小学校に通っていました。
金子雅紀さんが本格的に水泳を始めたのは、小学2年生の時のことで、当時通っていた地元のスイミングスクールの選手コースのコーチに「選手コースに入らないか」と誘われたことがきっかけでした。
金子雅紀さんは、父親、母親、兄の4人家族に育ちました。
両親は競泳経験者ではありませんが、5歳年上の兄は水泳をやっていました。
兄に追いつきたいという思いで一生懸命頑張っていたようです。
母親はウエイトコントロールのために炭水化物弁当を作ってくれ、父親は練習後にマッサージをしてくれたそうです。
このような家族のサポートもあって、金子雅紀さんは水泳を続けこられたのでしょう。
また金子雅紀さんは、2017年のクリスマスイブに筑波大学水泳部の先輩である加藤昌子さんと結婚しています。
同じ水泳経験者の奥様のサポートがあるというのは心強いですね。
金子雅紀さんの経歴
金子雅紀さんといえば力強いバサロキックで有名です。
オリンピック初出場だったリオ大会では、男子200m背泳ぎで準決勝進出を果たしました。
その金子雅紀さんの経歴を見ていきたいと思います。
金子雅紀さんは0歳からベビースイミングを始め、小学校2年生の頃から地元スイミングスクールの選手コースに入り本格的に水泳をスタートします。
全国大会に初めて出たのは高校1年の時で、それまでは関東大会にでて喜んでいる程度のレベルでした。
その後高校2年にはインターハイに出場するまで実力をつけ、3年の時にはインターハイ100m背泳ぎで7位に入賞もしています。
筑波大学入学後はメキメキと頭角を現し、大学4年の時には日本短水路新記録を残します。
大学卒業後は大学院へ進み修士2年の時に世界水泳の代表入り、翌年にはリオ五輪に出場しました。
途中、トレーニング中に手首を骨折したり不整脈を発症し手術を受けるなどの苦難を乗り越え、現在はイトマン東進に所属し、東京五輪での復活が期待されています。
主な実績としては、2016年のリオデジャネイロ五輪でオリンピック初出場、200m背泳ぎではおしくも11位という結果でした。
2017年日本選手権では100m背泳ぎ準優勝、200m背泳ぎでは3位を記録します。
2018年アジア大会では100m背泳ぎ4位になります。
2019年日本選手権では50m背泳ぎ準優勝、100m背泳3位の好成績を残しています。
前回のリオ五輪では11位と残念な結果でしたが、その後の日本選手権等では上位に入賞がされていますから、東京五輪でも好成績が期待できますよね。
金子雅紀さんのネットの反応
200m背泳ぎ(M)
ベテランの入江陵介選手に続き、金子雅紀選手、砂間敬太選手の争いが楽しみ。それに萩野公介選手も出場するが、200m個人メドレーと重なっているためどうするのか。棄権しそうな予感。
金子選手、砂間選手に今後の背泳ぎを引っ張ってもらうために入江選手を倒してもらいたい。— 競泳見るのだいすこマン (@swimrecord_) April 7, 2021
金子雅紀選手、足24.5cmしかないのか!
胸から下をムチのようにしならせて、
細かく速く打つか・・・S4の私だとこれを分けて考えないときついね
(現状)
自分の泳ぎはどうかと言うとゆっくり蹴って、バサロ15m潜ってしまっている。
まずは細かく速くだ。— ガサキン@マスターズスイマー (@gasakinswimmer) December 6, 2020
100m背泳ぎ(M)
入江陵介選手が52秒7くらいでの優勝で代表入り。2位は100mリオ五輪代表で今大会好調の長谷川純矢選手、200mリオ五輪代表の金子雅紀選手の一騎打ちになるかと。古賀淳也選手にも頑張ってもらいたいが、派遣記録は難しい気がする。個人的には2位には長谷川選手が入る予感。代表権獲得を。— 競泳見るのだいすこマン (@swimrecord_) April 4, 2021
金子雅紀選手、初めて会場で見た3年前の日本選手権で目の前でリオ五輪代表内定をきめてめちゃくちゃ喜んでいるのを見たときからなんか応援しちゃう
— のんたそ🏊♂️🦈 (@n_aibakka) April 6, 2019
声を大にして言いたいのは、背泳ぎと言えば入江さんなんだけど、金子雅紀もスゲーんだぞ!って事です!
4位惜しかったー!
やっぱりかねまは凄い!今後テレビ見るとき見かけたら、一緒に応援してください\(^o^)/ pic.twitter.com/gPu9arnW36
— つくつく@ばれっとさん (@Answer_Bullet) August 19, 2018
競泳男子背泳ぎと言えば入江陵介選手が有名ですが、金子雅紀さんは入江さんを追う選手として皆が期待しているのがわかります。
まとめ:金子雅紀の学歴・出身校と経歴
今回は、競泳男子背泳ぎの金子雅紀の学歴や経歴についてご紹介しました。
高校生まではあまり注目されるような選手ではなく、大学入学後からメキメキと実力をつけて、大学院の時に初めて日本代表に選ばれたというのは、才能もさることながら、やはり本人の努力のたまものと言えます。
また、手首の骨折や心臓手術など、選手生命にかかわるような壁にぶつかりながらも自分を失わず、第一線に戻ってくることができたのも、「水泳が好き」という強い思いが原動力となっているのでしょう。
きっと東京五輪でもあきらめることなく、素晴らしい成績を残してくれると信じています。