東京五輪スケートボード出場候補選手の西村碧莉さん。
世界初のスケートボード世界選手権で優勝した西村碧莉さんはどんな経歴でどこの出身なんでしょうか。
そこで西村碧莉の学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪スケートボードストリート(女子))をご紹介します。
西村碧莉さんの学歴・出身校
2001年7月31日生まれで東京都江戸川区出身の西村碧莉(にしむら あおり)さん。
身長は160cm で体重、血液型は非公開です。
西村碧莉さんの最終学歴は、第一学院高等学校卒業です。
第一学院高等学校は、2005年4月から開校された通信制の高等学校で、元サッカー日本代表監督であるジーコが運営しているジーコサッカーセンターと業務提携したことでも有名です。
西村碧莉さんが大学へ進学せず、高校も通信制とした理由は詳しくは不明ですが、スケートボードの活動に専念するためと考えられます。
高校生の時期からXゲームズへの出場など海外遠征があったことから、練習時間の確保や海外遠征のために、通信制の高等学校を選択していたのでしょう。
第一学院高等学校を卒業した有名人は以下の方々です。
・澤山璃奈(タレント、プロフィギュアスケーター)
・香川真司(プロサッカー選手、元日本代表選手)
・小林祐希(プロサッカー選手、元日本代表)
出身の中学校は江戸川区立松江第一中学校です。
江戸川区松江第一中学校は昭和22年に開校した中学校で、江戸川区でも特に広い校庭や、毎年春に生徒が蓮を植える「蓮田」で有名です。
また、教育目標の一部で「思いやりをもち、人の心の分かる人であってほしい。」という項目があることや、スクールカウンセラーによる生徒のメンタルケアを行っている点から、道徳面の教育に重点を置いていることが伺えます。
西村碧莉さんの通っていた小学校は不明ですが、江戸川区立松江第一中学校の校区を考えるとおそらく江戸川区立東小松川小学校・江戸川区立船堀小学校・江戸川区立船堀第二小学校のいずれかに通っていた可能性があります。
西村碧莉さんは、7歳の頃には既にスケートボードを始めており、当時からすでに家族ぐるみでスケートボードにのめり込んでいました。
家族関係は、姉が二人、弟が一人います。
次女の西村詞音(にしむら ことね)さんもプロのスケートボード選手として活躍しており、長女である西村沙菜(にしむら さな)さんは二人のサポートを行っています。
また、弟は西村哲偉瑠(にしむら ている)くんです。
一番年下で現在9歳の彼も7歳から既にスケートボードを始めており、母親以外の全員がスケートボードの経験があるというスケボー一家です。
そんな家庭の中で育った西村碧莉さんは、7歳からスケートボードを始めますが、小学5年生で既に全国大会で優勝を果たすなど、家族の中でも突出してスケートボードの才能がありました。
西村碧莉さんの経歴
西村碧莉さんといえば、国内の女子選手ではあまり挑まない「ハンドレール」という手すりを使用したトリックに挑むことで有名です。
西村碧莉さんは、2017年の大会「Xゲームズ」のストリート種目において、日本人初優勝を飾った人物として有名です。
その西村碧莉さんの経歴を見ていきたいと思います。
西村碧莉さんがスケートボードを始めたきっかけは、幼馴染からスケートボードのスクールに誘ってくれたことです。
小学2年生までは、元アマチュアスケートボーダーの父親からスケートボードを姉とともに触らせてもらい、遊び程度でやっていました。
ですが、幼馴染がスケートボードのスクールに通っており、そのスクールの体験で正しい滑り方やジャンプなどのトリックについて教わったことでスケートボードにのめり込むこととなりました。
また、西村碧莉さんは2017年に左膝前十字靭帯断裂というケガを負っています。
2017年のリハビリ前の取材では、「ケガをしたからこそ気付けることもたくさんあると思うので今後の目標に向かって頑張っていきたい」
「夏のXゲームズに向けて復帰を目指していきたい」と語っており、更に「怪我が治ったら前よりも強い自分になりたいと思います」と続けていました。
そしてその結果、西村碧莉さんは無事に2018年のXゲームズに復帰。
優勝こそ逃しましたが、復帰後で2位という好成績を収め、翌年2019年Xゲームズで2度目の優勝を果たしています。
主な戦績としては、以下のものが挙げられます。
- 2017年 日本選手権 優勝
- 2017年 Xゲームズ 優勝
- 2018年 Xゲームズ 2位
- 2019年 Xゲームズ 優勝
- 2019年 世界選手権 金メダル
2017年〜18年で怪我があったにもかかわらず非常に好成績です。
これは2021年の東京五輪も活躍に注目です。
まとめ:西村碧莉の学歴・出身校と経歴
今回は、西村碧莉の学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪スケートボードストリート(女子))についてご紹介しました。
世界初のスケートボード世界選手権で優勝した西村碧莉さん。
幼い頃からスケートボード一筋に生き、世界トップクラスの選手としてその頭角を表しています。
選手生命に関わるような怪我も乗り越えて、2021年で21歳となる西村碧莉さんは、今後どのような活躍を見せてくれるのでしょうか。
2021年東京五輪は、スケートボードが初めて競技として採用された、スケートボード業界において非常に重要な大会です。
初の世界選手権での優勝に加え、オリンピック初のスケートボード競技でどのようなトリックを見せてくれるのか非常に注目です。