バドミントン女子ダブルスのフクヒロペアで有名な廣田彩花さん。
今回は、廣田彩花さんの学歴や経歴について紹介します。
廣田紗花さんの学歴・出身校
廣田彩花さんの学歴や出身校は気になりますよね。
ここでは、プロフィール、学歴やご家族の情報にまで深く書いていきます。
廣田彩花さんのプロフィール
- 氏名:廣田彩花(ひろた さやか)
- 生年月日:1994年8月1日
- 出身地:熊本県玉名郡菊水町(現在は玉名郡和水町)
- 身長:170cm
- 体重:61キロ
廣田彩花さんの学歴・出身校
廣田さんは、大学には行ってません。
大学に行こうとしていたのですが、2番目の兄の助言や当時実業団の監督をしていた今井彰宏さんに誘われ実業団に入ります。
出身高校は、熊本県玉名女子高等学校です。
玉名女子高等学校は、子供が安全に学校に通える環境が充実しているのが特徴です。
高校が各通学路ごとにスクールバスを運行しており、安心して登下校できます。
そして、制服がおしゃれなことも特徴です。
部活動も盛んで、吹奏楽部は全日本吹奏楽コンクール金賞を5年連続で受賞したこともあります。
同じ高校の卒業生には、フリーアナウンサーの甲斐まりえさんやお笑い芸人「3時のヒロイン」ゆめっちさんがいます。
廣田さんとゆめっちさんは同級生でもあります。
性格はマイペースと自己分析をする廣田さん。
両親は、廣田さんの決めたことには一切口出しをしないで見守ってくれていました。
目標は県で1番になると廣田さんは決めます。
とくに門限もなかったので練習にも貪欲に取り組み、居残りで練習をすることも多かったです。
実家から高校に通っていた廣田さんは、「家に帰ればお母さんの手料理があるし、家ではゆっくりできるので寮生より余裕がありました。」と話しています。
中学校は熊本県の和水町立菊水中学校です。
和水町立菊水中学校は、とても地域交流が多い学校です。
地域の方が読み聞かせに来てくれます。
また学校の近くに神社があり、生徒が看板や駐車場の札を作成・贈呈したりと、学校と地域が手を取り支えています。
小学校は熊本県の和水町立菊水西小学校です。
和水町立菊水小学校は、川沿いにある自然豊かな学校です。
しかし、2020年3月31日に閉校となりました。
現在この地域の生徒は、新しい校舎で菊水小学校に通っています。
廣田彩花さんの子供時代とご家族情報
廣田さんは、強くなるためにはどうしたらいいのか?とよく母親に聞いていました。
バドミントンを始めた5歳のときからです。
廣田さんは自分で考えて実践できる子供だでした。
母親は、廣田さんを普段おとなしい人で口数も少ないと言ってます。
でも、試合で負けると悔し涙を見せていて普段見せない姿に母親は驚きました。
普段、気持ちを表に出さないで心の中には強い気持ちがあったんですね。
家族構成は父親、母親、2人の兄と廣田さんです。
廣田彩花さんの父親は、廣田卓也さんです。
母親の総子(ふさこ)さんとは中学時代で同じバドミントン部のチームメイトでした。
社会人になり、バドミントンをやりたい気持ちから「菊水クラブ」というチームを立ち上げて練習をするほどバドミントンが大好きな人です。
廣田さんに、「彩花」と名付けたのは総子さんです。
廣田彩花さんが生まれた8月1日は、地元のお祭りで花火が始まった時間に生まれました。
なので、花火みたいに彩りの花「彩花」と名付けました。
彩花さんが小学生〜高校生まで長男は練習に付き合ってくれたと言ってます。
長男は、彩花さんにとってはいい練習相手だったでしょう。
廣田彩花さんの実力が伸びたのは、長男の影響も多いでしょう。
次男は拳士(けんじ)さんです。
拳士さんもバドミントンをやっていて、実業団に行くことをすすめたのは拳士さんです。
理由は、女子選手はピークが早いからという理由です。
妹の選手人生を考えてくれる優しいお兄さんですね。
廣田彩花さんの経歴
廣田さんは、今までどんな経歴をしてきたのでしょうか。
バドミントンではスピードが特徴の廣田さんのことをもっと深掘りしていきます。
バドミントンとの出会い
廣田さんは、小学校に上がる前の5歳から2人の兄の影響でバドミントンを始めます。
当時は、子供が出れるバドミントンチームがなく廣田さんの両親が大会に出れるように「菊水ジュニア」を立ち上げました。
最初両親は廣田さんに対し、基本の動きしか教えませんでした。
しかし、小学1年生のときに県大会でいきなり準優勝します。
決勝の相手は、4年生で格上で負けました。
技術も体格も違うので負けるのは仕方ありません。
そして、廣田さんが小学校4年生の時に熊本県代表として全九州小学生大会選手権に出場し準優勝しました。
試合後、トイレからなかなか出てこなくて泣いていました。
優勝できないことがよほど悔しかったんでしょうね。
経歴・エピソード
中学生になり、最初はシングルで出場していた廣田さん。
しかし、フットワークが軽くなく負けていました。
勝てなくてどうしようかと考えたときに同じ中学の人とダブルスを組んで、全日本ジュニアで準優勝し自信を取り戻しました。
高校生になり2年生の時、大会の女子シングルスでベスト8まで行きました。
しかし、のちのペアとなる福島由紀さんにボコボコにされて負けてしまいます。
2013年高校3年生の最後の大会で、熊本県の社会人の選手を次々に倒し優勝しました。
同年4月にルネサステクロノジに入社します。
このときに、高校の試合でボコボコにされた1歳年上の福島由紀さんと同じチームになります。
2014年の国体では、熊本県代表として福島由紀さんと一緒に出場しました。
2015年廣田さん・福島さんが所属しているルネサステクノロジがバドミントン部を譲渡し、再春館製薬所の所属に変わります。
同年チームメイトの福島由紀さんと女子ダブルスでスコットランドオープンに出場し優勝します。
2017年福島由紀さんとコンビを組みマレーシア・オープンに出場し優勝。
2018年にアメリカンベイプ岐阜に移籍します。
世界選手権で福島さんと女子ダブルスで出場し銀メダルを獲得します。
2020年所属のアメリカンベイプが経営破綻し、福島さんと一緒に丸杉bluvicに移籍しました。
そして2021年4月現在女子ダブルスで廣田さんと福島さんは世界ランキング1位です。
主な戦績
戦績は以下のものがあります。
2015年スコットランドオープン女子ダブルス優勝
2016年ニュージーランドオープン女子ダブルス優勝
2018年世界選手権女子ダブルス準優勝
2019年世界選手権女子ダブルス準優勝
コーチによると、2人は相当な負けず嫌いでその気持ちがお互いを支えていると感じました。
バドミントンの試合って静かであることが多いです。
しかし、その静かな空間のダブルスで阿吽の呼吸でシャトルを追えるのは驚きです。
また、高校生のときにボコボコにされた福島さんとダブルスを組むのは運命とも感じちゃいますね。
まとめ:廣田彩花さんの学歴・出身校と経歴
今回は、廣田彩花の学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪バドミントン(女子))について紹介しました。
華麗なラケットワークと高い判断力が魅力の廣田さん。
小学生のときは全国出場もしていましたが、中学生シングルで結果が出ない時はかなり苦しかったと思います。
そのときのダブルスの相手だった人には、廣田彩花さんだけでなく母親も感謝しています。
ダブルスからは、道が開けて国際大会でも結果を残せるようになりました。
同じ競技の中でもさまざまな種目があります。
種目をとりあえずやってみて自分に合う種目を選べばいいんだなと教えられました。
フクヒロペアは東京五輪でも必ず注目になるでしょう。
彼女たちがメダルを取ることを応援しています。