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荒井祭里の学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(水泳高飛込女子) 

水泳10m高飛込(女子)の荒井祭里さんは、入水の時にほとんど水しぶきを上げない「ノースプラッシュ」に定評のある選手です。

そんな荒井祭里さんは、どんな経歴でどこの出身なんでしょうか。

そこで荒井祭里さんの学歴や経歴をご紹介します。


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荒井祭里さんの学歴・出身校

荒井祭里さんはどのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、家族構成、子供の頃のエピソードについて見ていきましょう。

荒井祭里さんのプロフィール

  • 氏名:荒井祭里(あらいまつり)
  • 生年月日:2001年1月18日
  • 出身地:兵庫県伊丹市
  • 身長:150㎝
  • 体重:39㎏
  • 血液型:不明

荒井祭里さんの学歴・出身校

荒井祭里さんは武庫川女子大学に在学中です。

武庫川女子大学では健康・スポーツ科学部健康・スポーツ学科に在籍しています。

同学は兵庫県西宮市にある私立大学で、「スポーツに強い武庫女」と呼ばれて多くのオリンピアンを輩出しています。

また体操女子日本代表となっている杉原愛子さんも同学に在学しています。

杉原愛子さんの学歴や経歴はこちら

 

高校は甲子園学院高等学校を卒業しました。

甲子園学院高等学校は兵庫県西宮市にある私立の中高一貫校です。

1学年上には、同じく東京五輪代表の板橋美波さんがいます。

またコーチである馬淵崇英さんの次女で、元飛込選手の馬淵優佳さん(競泳日本代表瀬戸大也さんの妻)は同校の卒業生です。

 

小中学校は地元の伊丹市立荒牧中学校荻野小学校を卒業しています。

小学1年生から飛込をやっていた荒井祭里さんは、地元の学校に通いながら、自宅近くのJSS宝塚スイミングスクールで練習を積んできました。

荒井祭里さんの子供時代とご家族情報

荒井祭里さんは、両親と姉、妹の5人家族です。

父親の名前や職業は公開されていないため分かりませんが、「祭里(まつり)」という名前は、「周りに大勢の人が集まる人間になりますように」という思いを込めて父がつけた名前です。

母親は恵子さんといい、介護関係の仕事をしています。

恵子さんの子育ては、「本人の自主性に任せてサポートする」というものでした。

そんな母親の方針の元、荒井祭里さんは3姉妹の真ん中でのびのびと育ちます。

小さい頃はいつも公園を走り回っていて、3歳になるころにはブランコで立ちこぎをしたり、ジャングルジムも頂上まで難なく登ってしまうような子供でした。

お転婆が過ぎて、4歳の時にはうんていから落ちて右手を骨折したこともあります。

とにかく運動神経が抜群で、一輪車もローラースケートもいつの間にかできるようになっていたり、スキーのコツをつかむのも早く、周囲を驚かせていました。

また、妊娠中もマタニティスイミングに通っていたという水泳好きの母親の影響で、3姉妹は赤ちゃんの頃から水に親しんでいたということです。

そんな姉妹について調べてみましたが、あまり詳しい情報はありませんでした。

荒井祭里さんのInstagramの投稿によると、17歳の2016年の時点で、姉は20歳、妹は11歳となっています。

また妹の名前は杏月(あづき)さんといいます。


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荒井祭里さんの経歴

荒井祭里さんは、2021年のワールドカップで、個人種目では日本初となる銀メダルを獲得しています。

そんな荒井祭里さんは、どのような経緯で飛込と出会い、どのような実績があるのでしょうか。

飛込との出会い

荒井祭里さんが水泳と出会ったのは生後6ヶ月のころ、自宅近くの「JSS宝塚スイミングスクール」でベビースイミングに通い始めたのがきっかけです。

この「JSS宝塚スイミングスクール」は同じく東京五輪代表の寺内 健さんや玉井陸斗さんなど、多くの飛込選手を輩出している名門です。

いつも泳いでいたプールの隣に飛込台があり、「飛んでみない?」とコーチに声をかけられ、飛込を始めたのは小学1年の時でした。

経歴・エピソード

初めに入ったのは飛込の「育成コース」でした。

ただ「楽しい」という感覚で始めた飛込ですが、小学4年になり「選手コース」に上がると、宙返りなど本格的な練習がスタートします。

練習も厳しくなり、新しい技に挑むときなどは怖さのあまり3mの飛び板の上で立ち尽くしてコーチを怒らせることもありました。

小学5年で初めて10mの台に立った時は足がすくんでします。

そんな怖がりで目立たない選手だった荒井祭里さんですが、彼女の持つ飛込のセンスに目を付け高飛込に誘ったのが、元世界選手権代表の辰巳楓佳コーチです。

実はケガと隣り合わせである高飛込を、基礎から理論立てて教えてくれた辰巳コーチに、荒井祭里さんは全幅の信頼を寄せるようになります。

当時中学2年生だった荒井祭里さんは、授業のある日は放課後に5時間、休日は朝から9時間の厳しい練習を、365日歯を食いしばって頑張りました。

そんな荒井祭里さんは、2014年に初めて中国での合宿に参加します。

3週間の厳しいトレーニングに耐えたことで自信が持てるようになり、学習面でもそれまで以上に力を入れるようになります。

そして高飛込を始めて1年足らずで、全国中学校水泳競技大会の優勝を果たしています。

甲子園学院高等学校に進学後もJSS宝塚に在籍しながら技術を磨き、高校1年の時には兵庫県のジュニア強化選手、2年の時には日本代表に選出され世界水泳選手権にも出場しています。

高飛込以外にも、公私ともに仲の良い板橋美波さんとペアを組み、シンクロ飛込にも挑戦しています。

高校時代はインターハイ3連覇、日本選手権も2連覇を果たしています。

主な戦績

JSS宝塚スイミングスクールで、長らく荒井祭里さんを見てきた馬淵崇英コーチは、「最初から飛込のセンスがあった訳ではない。荒井が素晴らしかったのは“努力”」と言っています。

そんな努力で着実に実力をつけていった荒井祭里さん。

その主な戦績はどのようなものなのか、紹介していきます。

2018年のアジア競技大会では、10m高飛込5位、板橋美波さんと組んだシンクロ高飛込では4位に入賞しています。

2019年世界選手権では、10m高飛込で9位に入り、東京五輪の出場枠を獲得します。

2021年飛込ワールドカップ女子高飛込では2位となり、個人種目としては日本人初の銀メタルを獲得しています。

競技を始めたばかりの頃は、恐怖で飛び込めずに涙を浮かべていた選手とは思えないような素晴らしい成績です。


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まとめ:荒井祭里の学歴・出身校と経歴

今回は、荒井祭里の学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪水泳10m高飛込(女子))についてご紹介しました。

最初は「びびり」で目立たない選手だった荒井祭里さんが、今では「日本国内敵なし」といってもいいほどの飛込選手に成長しました。

しかしこれは、持って生まれたセンスというよりは、彼女の努力のたまものです。

世界選手権でメダルを獲得する事が出来た荒井祭里さんが、日本に初の五輪メダルをもたらしてくれるのも夢ではないでしょう。

世界随一の入水技術「ノースプラッシュ」で、これからも世界で活躍してくことを期待します。


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