東京五輪男子バドミントン出場選手候補の渡辺勇大さん。
バドミントンの全英オープンにて男子ダブルス・混合ダブルスで日本人初の同一大会2種目制覇をした渡辺勇大さんはどんな経歴でどこの出身なんでしょうか。
そこで渡辺勇大の学歴や経歴を紹介! 出身高校情報(東京五輪バドミントン(男子))をご紹介します。
渡辺勇大さんの学歴・出身校
1997年6月13日生まれで東京都杉並区出身の渡辺勇大(わたなべゆうた)さん。
身長は167cm で体重56kg、血液型はB型です。
渡辺勇大さんの最終学歴は高校卒業です。
出身の高校は福島県の富岡高等学校です。
高校では国際スポーツ科を専攻しました。
同校はスポーツの強豪校でサッカー・バドミントン・ゴルフに特に力を入れています。
サッカー部は全国大会に出場、バドミントンにおいても国際大会に出場する選手を輩出しています。
同校の出身者には同じバドミントンで世界ランク1位の桃田賢斗選手や混合ダブルスで共に世界で戦っている東野有紗選手がいます。
出身の中学校は富岡第一中学校です。
中学は地元の杉並区で進学せず、お父さんの同郷で後輩がバドミントンの総監督を勤めていた福島県の中学校に進学しました。
本人の意志ではなく半ば強引に進学させられました。
東日本大震災では町が津波に襲われてしまい、学校も寮も帰還困難区域に指定されてしまいました。
震災後は猪苗代に拠点を移して活動を続けました。
小学校は杉並区立桃井第一小学校に通っていました。
なにかスポーツを始めようと思い、野球の体験に行ったのですが何でもないノックのボールをトンネルしてしまったことから挫折しました。
家族は両親と兄がいます。
お父さんもバドミントン選手で、栃木県の作新学院高校の出身です。
バドミントンで全国総体にも出場経験があります。
渡辺勇大さんがバドミントンを始めたのはお父さんの影響が大きく、選手としての能力もお父さん譲りですね。
渡辺勇大さんの経歴
渡辺勇大さんといえば型にとらわれない自由なプレイスタイルで有名です。
バドミントンの全英オープンで男子ダブルス・混合ダブルスで日本人初の同一大会での2種目制覇をしました。
その渡辺勇大さんの経歴を見ていきたいと思います。
バドミントンは小学2年生からはじめました。
バドミントンを始めたきっかけは、全国大会に出場経験もある父親の勧めをがきっかけです。
地元のバドミントンチームの小平ジュニアに所属しました。
バトミントンで結果が出て褒めてもらえることが嬉しく、練習に励みました。
小学校の大会から結果を出していき、全国小学校選手権のシングルスではベスト4まで勝ち上がり全国でも注目される選手となりました。
しかし、同じチームに所属していた小倉由崇選手に勝てませんでしたが、ライバルが居ることでチャレンジする力が身についたと語っています。
中学は父親の後輩が監督を勤める、バドミントンの強豪校である福島県の富岡第一中学校に進学しました。
中学は家元を離れ寮生活が始まりましたが、朝練が辛く父親に「辞めたい」と電話しました。
しかし、お父さんは「辞めてもいいよ、家まで走って帰ってきなさい。でも玄関は閉めておくから」と厳しくあたりました。
この返答で思いとどまり、練習を続けることになりました。
中学時代は団体戦で全国大会優勝に貢献しましたが、第5腰椎分離症による怪我で主な個人戦績はありません。
第5腰椎分離症で4ヶ月も練習ができない日々を過ごしました。
この怪我のおかげで自分の体と向き合い、しっかりと休むことの大切さも学びました。
中学2年時からは現在もダブルスでペアを組んでいる、1年先輩の東野有紗選手とペアを組むようになりました。
高校1年時にはで高校選抜ダブルスで初めて日本一となり、2年時には全日本ジュニアでシングルス・ダブルスの両方で日本一となりました。
3年生時は高校選抜、高校総体の両大会でシングルス・ダブルスの両方で日本一となりました。
高校卒業後は色々な実業団から誘いがありましたが、混合ダブルスでペアを組んでいた東野有紗選手からの熱い誘いもあり、日本ユニシスに所属することになりました。
日本ユニシスにおいても東野有紗選手と混合ダブルスでペアを組みました。
また、リオ五輪代表であった遠藤大由選手ともダブルスでペアを組み、結成3ヶ月で全日本選手権で準優勝するなどの活躍を見せました。
2017年には全日本総合選手権大会において、男子ダブルス・混合ダブルスで優勝の2冠を達成しました。
その後も活躍は続き、全英オープンでは男子ダブルス・混合ダブルスで日本人として初優勝、アジア選手権で男子ダブルスで初優勝するなど日本人初の快挙を続けました。
また、2021年には全英オープンで男子ダブルスと混合ダブルスをそれぞれ制覇し、日本人初の同一大会2種目優勝を手にしました。
主な実績としては、全英オープン男子ダブルス・混合ダブルスで優勝、アジア選手権男子ダブルス優勝、世界選手権混合ダブルス銅メダルなどがあります。
小学生の頃から始めたバドミントンで現在に至るまで輝かしい活躍をしています。
特にダブルスにおいては日本人初の快挙をたくさん成し遂げ、今の日本のダブルスを引っ張っている選手の一人です。
現在に至るまでバドミントンの強豪校に身を置くなど厳しい練習に耐えて頑張ってきました。
今たいへん勢いのある選手で、今後の活躍から目が離せませんね。
渡辺勇大さんのネットの反応
バド全英オープンで渡辺勇大選手が二冠。ホント体力半端ない。
数時間前まで決勝で3ゲームやって、ミックスでは圧勝したってどんだけよ…相棒の遠藤大由選手はもう34歳と年齢のピークを超えて強さを増し、東野有紗選手は男子並みのジャンピングスマッシュを打ち込むし。素晴らしいペアに恵まれた証。
— Makiko (@msuzukichi) March 23, 2021
渡辺勇大選手2冠は素晴らしすぎる
— 炭酸水 (@uiczr) March 21, 2021
渡辺勇大くん本当にすごいな
全英2種目同時優勝とかしたことある選手今までにいたのかな?— たまぶん (@tamabun03) March 21, 2021
この激戦の後にミックスの決勝??
渡辺勇大選手凄すぎない!?
— しがないバド部顧問 (@rollingdayscome) March 21, 2021
シャトルの後始末をきちんとする渡辺勇大選手,素敵ですわ
— rafa__re (@rafa__re) March 20, 2021
渡辺勇大さんの体力の凄さに驚くファンの方が多いですね。
同一大会での2種目優勝ももちろんすごいですが、連続で試合を戦い抜く体力は凄まじいですね。
バドミントンの注目選手の一人であることは間違いないですね。
まとめ
今回は、渡辺勇大の学歴や経歴を紹介! 出身高校情報(東京五輪バドミントン(男子))についてご紹介しました。
バドミントンの全英オープンで男子ダブルス・混合ダブルスで日本人初の同一大会での2種目制覇の渡辺勇大さん。
小学校から始めたバドミントンですが、お父さんの影響もありメキメキと実力をつけていきました。
中学高校と地元を離れて強豪校で練習を積み、現在では日本のバドミントン界を引っ張る選手の一人となっています。
中学の頃からペア組んでいる1つ先輩の東野有紗選手との息のあったプレーも目が離せませんね。
大変勢いのある選手でさらなる活躍をしてくれるのは間違いないでしょう。
今後の活躍を見逃さないようにチェックしていきましょう。