この記事では、フィギュアスケーター・木原龍一さんの高校・中学などの学歴、実家の職業や家族情報、経歴についてご紹介しています。
木原龍一さんはシングルで活躍していた矢先、ペアに転向しオリンピックに2度出場した実績を持つ選手で、2022年の北京オリンピックにも内定しています。
2021年10月22日から開催されるグランプリシリーズにも出場し、上位入賞を目指す木原龍一さんについてみていきましょう。
木原龍一さんの学歴・出身校
木原龍一さんはどんな学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、家族構成、子供の頃のエピソードについてみていきます。
プロフィール
氏名 | 木原龍一 (きはらりゅういち) |
生年月日 | 1992年8月22日 |
出身地 | 愛知県 |
身長 | 175cm |
体重 | 73kg |
血液型 | B型 |
所属 | 木下グループ |
学歴・出身校
ここでは木原龍一さんの学歴についてご紹介します。
いったいどの学校を卒業しているのか、気になりますね。
出身大学
大学は、中京大学スポーツ科学部を卒業していました。
中京大学は、愛知県名古屋市昭和区にある私立の大学です。
スケート部は言わずと知れた強豪で、2021年10月22日から開催されるグランプリシリーズには、在校生で宇野昌磨さん、横井ゆは菜さんが出場します。
卒業生には浅田真央さん、安藤美姫さん、村上佳菜子さん、小塚 崇彦さんとオリンピックで活躍した方がおられました。
木原龍一さんは中京大学在学中に、ペアで高橋成美さんとソチオリンピックに出場しています。
出身高校
卒業した高校は、中京大学附属中京高等学校でした。
中京大学附属中京高等学校は、愛知県名古屋市昭和区にある私立の高校で、中京大学からは1駅離れたところに位置しています。
練習環境は大学と同じで、フィギュアスケーターで世界を目指す選手のほとんどは、同校から内部進学をします。
この頃はまだシングルの選手として活動しており、全日本ジュニア選手権で2位になる実力を持っていました。
出身中学校
中学校は、東海市立名和中学校です。
東海市立名和中学校は、愛知県東海市名和町にある公立の中学校です。
中学生から全日本ジュニア選手権に出場していました。
出身小学校
小学校は、東海市立名和小学校を卒業しました。
東海市立名和小学校は、愛知県東海市名和町にある公立の小学校です。
実家の職業やご家族・子供時代
懐かしい(笑) pic.twitter.com/rE4a3N1jYV
— Ryuichi Kihara(木原龍一) (@ryuichi_kihara) March 1, 2017
木原龍一さんのご実家の職業は、情報公開されていませんでした。
父親はクラシックカーが好きで、よく雑誌などを一緒に見ていたとブログで記しています。
母親は鈴江さんで、いつも木原龍一さんを支え、シングルからペアに転向するのを迷った時には助言をしたとインタビューで話しています。
子供の頃はやんちゃで、目を話すとすぐにどこかへ行ってしまうような子でした。
スケートを始める前は英語教室や水泳、体操をしていたこともあります。
ご兄弟の情報は、公開されていません。
木原龍一さんの選手経歴
シングルの選手としても活躍していましたが、ペアに転向してからさらに飛躍を遂げた木原龍一さん。
そんな木原龍一さんですが、どのような経緯でフィギュアスケートと出会い、どんな実績があるのでしょうか。
フィギュアスケート選手になったきっかけ
NYC🗽
I miss USA SO much※写真撮影時のみマスクを外しています#過去pic #america #newyork pic.twitter.com/3lR6FPeiIL
— Riku Miura 三浦璃来 (@miurariku1217) September 22, 2021
フィギュアスケートに出会ったのは4歳の頃です。
やんちゃな性格だった木原龍一さんの有り余る元気を活かすべく、母親が色々な習い事をさせましたが、どれも楽しそうではありませんでした。
そんな時、スケート場に連れて行くとすぐに氷の上を楽しそうに滑ったのを見て、そこで教室に通わせることにします。
そこでは世界で活躍した鈴木明子さんが、当時中学生で練習をしていて、その指導者・荻野正子さんに指導をしてもらうようになり、共に練習をしていきました。
経歴・エピソード
中学2年生まで荻野正子さんに指導をしてもらい、その後、名古屋市港区にある「邦和スポーツランド」に拠点を移します。
そこでは荒川静香さんを指導したことで有名な、長久保 裕さんに指導をしてもらうことになり、それまでは目立った成績を残せていませんでしたが、高校3年生で才能が開花します。
高校総体で優勝し、全日本ジュニア選手権で2位となり、その名を全国に轟かせました。
中京大学進学後も、2011年のISUジュニアグランプリ バルティック杯で3位になるなど、順調に実績を積んでいましたが、そんな時にスケート連盟からペア転向を勧められます。
かなり迷いましたが、母親の助言や連盟などの説得から「五輪を目指して挑戦するというのは、今しか出来ない」と思い転向を決断し、高橋成美さんとペアを結成します。
その後アメリカに拠点を移し、ハードな練習を重ねて見事ソチオリンピックに出場することができましたが、結果は予選敗退でした。
ソチオリンピック後もペアを続けましたが、2014〜15シーズン限りで解散し、新たに須崎海羽さんとペアを組み平昌オリンピックを目指すことになります。
2017年アジアフィギュア杯で2位、全日本選手権を優勝と好成績を収めて自身2度目となるオリンピック出場権を獲得することができました。
オリンピック初のペア種目メダル獲得を目指しましたが、予選敗退と悔しい結果となってしまいました。
それでも諦めることはなく、2018年の全日本選手権連覇を果たしましたが、その後、脳震盪が原因で長期休養することとなり、須崎海羽さんとのペアも解消します。
それから復帰し、2019年8月5日に三浦璃来さんとペアを結成、その年の全日本選手権を優勝し、相性の良さを周知させています。
コロナの影響もあり揃って練習できない日が続きましたが、2021年9月に開催されたオータムクラシックインターナショナルで優勝し、3度目の出場が決まっているオリンピックへ弾みをつけました。
そして2021年10月22日から開催されるグランプリシリーズでは、更なる進化を見せてくれることでしょう。
主な戦績
様々な方とペアを組み、オリンピックに出場するほどの実力にまで常に仕上げることができる木原龍一さん。
その主な戦績は以下の通りです。
【シングル】
- 2009年 ウィンターゲームズニュージーランド ジュニアクラス 2位
- 2010年 ISUジュニアグランプリ ブラエオン・シュベルター杯 3位
- 2010年 全日本フィギュアスケートジュニア選手権 優勝
- 2011年 ISUジュニアグランプリ バルティック杯 3位
【ペア】
- 2013年 全日本フィギュアスケート選手権 優勝(以降2連覇)
- 2014年 ソチオリンピック 出場
- 2017年 アジアフィギュア杯 2位
- 2017年 全日本フィギュアスケート選手権 優勝(以降3連覇)
- 2018年 平昌オリンピック 出場
- 2021年 オータムクラシックインターナショナル 優勝
日本スケート界はシングルの実力は世界トップレベルで、指導者や練習環境もかなり整っていますが、ペアはこれまでオリンピックでメダルもなく、指導者も皆無に近いです。
それでこれだけの戦績を収めているので、日本人初のオリンピックメダル獲得に最も近い存在とかなり期待が高まります。
まとめ
今回は、木原龍一さんの高校・中学などの学歴、実家の職業や家族情報、経歴についてご紹介してきました。
初めはシングルの選手としてオリンピックを目指していましたが、連盟やペア選手からの説得で転向し、その才能をさらに開花させることに成功しました。
日本代表歴も長く、ここ最近の国際大会ではキャプテンに任命されるようなリーダーシップも兼ね備えています。
日本人初のペアでグランプリシリーズ、オリンピックの表彰台に近い選手なので、今後の演技に目を離すことなく、応援していきましょう。