50km競歩は、2022年以降廃止されることが決定している競技です。
50km競歩を見ることができる最後のオリンピックが、東京五輪となります。
そんな東京五輪50km競歩代表に内定した3人のうちの1人、川野将虎さんはどのような学歴や経歴をお持ちなのでしょうか。
川野将虎さんの学歴・出身校
川野将虎さんはどのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校や家族構成、子供の頃のエピソードなど、気になる情報について、調べていきたいと思います。
川野将虎さんのプロフィール
氏名 | 川野将虎(かわのまさとら) |
生年月日 | 1998年10月23日 |
出身地 | 宮崎県日向市 |
身長 | 177cm |
体重 | 60kg |
血液型 | A型 |
川野将虎さんの学歴・出身校
【新入部員紹介】#川野将虎 東洋大学卒
この度、#旭化成陸上部 に入部しました。
世界で活躍する選手を多く輩出し、伝統ある #旭化成 の一員として競技を続けられる事を光栄に思います。
入社後は、競技力と人間力の向上に努めて、世界で活躍できる選手になれるよう、初心を忘れずに頑張ります。 pic.twitter.com/WqHj3cpd86— 旭化成陸上部 (@ak_rikujo) April 20, 2021
川野将虎さんは、東京都文京区にある東洋大学総合情報学部総合情報学科の出身です。
東洋大学の陸上部に所属していました。
東洋大学の陸上部といえば、箱根駅伝の常連校としても有名で、これまで4度の優勝をしています。
短距離で活躍している桐生祥秀さんも、東洋大学陸上部の出身です。
高校は静岡県御殿場市にある静岡県立御殿場南高等学校の出身です。
御殿場南高等学校では、陸上部に所属していました。
中学校は、静岡県駿東郡小山町の小山町立須走中学校出身です。
中学校では、卓球部と駅伝部の両方の部活に所属していました。
小学校は同じく静岡県駿東郡小山町の小山町立須走小学校の出身です。
自衛官である父親の仕事の転勤のため、宮崎県から静岡県に引越しをされていますので、生まれは宮崎県ですが、静岡県の小山町で育ちました。
川野将虎さんの子供時代とご家族情報
全日本50キロ競歩高畠大会は、川野将虎選手(東洋大)が3時間36分45秒の日本新記録で優勝✨(速報値)
鈴木雄介選手が持っていた従来の日本記録を2分22秒も更新❗️
川野選手は東京五輪の代表に内定しました🇯🇵 #競歩 #日本新 pic.twitter.com/ftvo9xpju1— 青木貴紀(陸上記者 Takanori Aoki) (@aokitknr) October 27, 2019
川野将虎さんは父親・母親と、弟2人の5人家族です。
父親は自衛官で、柔道をされていました。
川野将虎さんの名前は、寅年生まれなので、武将のように強く育ってほしいという願いが込められています。
小学校2年生から5年生までは、父親の影響で柔道を習っていましたが、試合では一度も勝てなかったそうです。
中学では卓球部と駅伝部の両方の部活に所属していましたが、目立った活躍はなく、それ程、運動神経が良いという訳ではなかったようです。
川野将虎さんの経歴
父親の影響で柔道を習い、中学では卓球部と駅伝部に所属していた川野将虎さん。
一体、どのような経緯で競歩と出会い、どのような経歴があるのでしょう。
競歩との出会い
ジュニア選抜
男子10km競歩
1.石川昌弥(横浜高)41:01 大会新
2.川野将虎(御殿場南高)41:10 大会新
3.山本龍太郎(富山商高)41:29 pic.twitter.com/mmkOVCzrIO— EKIDEN_MANIA (@ekiden_mania) February 22, 2016
高校に入学後、長距離選手として活動してきた川野将虎さんですが、たまたま地区大会の出場枠が空いており、顧問の岩田佳久監督のすすめで5000km競歩に出場することになりました。
3日間の練習で出場、結果は周回遅れの最下位となりました。
しかし、出場選手に失格者が出て順位が繰り上がり、県大会に出場することになります。
県大会に向けて本格的に練習を始めた所、タイムが向上して競歩が楽しくなったそうです。
川野将虎さんが、選手として競歩に打ち込んでいくきっかけとなる出来事でした。
偶然のような競歩との出会いですが、身長も高く、持久力があることが選ばれた要因だそうなので、岩田監督も川野将虎さんの素質を見抜いていたのだと思います。
経歴・エピソード
2015年7月、競歩を始めて1年経った高校2年生の時に、全国高校総体競歩5000mで準優勝と大躍進します。
その年の10月に行われた国体でも準優勝、2016年1月1日に行われた元旦競歩大会では、初めての優勝を収めました。
高校生の時には既にオリンピックへの出場を意識していたそうで、陸上強豪校、東洋大学に進学することになります。
そして、東洋大学には同じ学年に、東京五輪20km競歩代表に内定した池田向希さんもいました。
池田向希さんとは、抜きつ抜かれつ、切磋琢磨する関係で大学生活を送ってきました。
大学の寮では同部屋でもあり、仲の良い友人でもあります。
そんな2人が卒業後も同じ旭化成に就職しました。
切磋琢磨するライバルでもあり友人でもある存在がいつも近くにいるという環境は、アスリートにとって、とても素晴らしい環境だと思います。
主な戦績
本日陸連強化合宿終了の、東洋大・池田向希くんと、川野将虎くん、合宿お疲れ様でした✨
毎回美味しそうにご飯を食べていただけて、嬉しかったです(笑)引き続き、9月7日のインカレに向けての練習、暑さに負けず頑張ってくださいね💪✨#インカレ頑張れ #合宿 #競歩 #racewalk #shigakogen #志賀高原 pic.twitter.com/ylWQXW57AZ
— Mizuki@スポーツホテルシルバー志賀 (@Mizuki_silvers) August 26, 2018
高校から競歩を始め、瞬く間に成績を伸ばしていった川野将虎さん。
そんな川野将虎さんの戦績は以下の通りです。
- 2018年 第57回全日本50km競歩高畠大会 3位
- 2019年 第43回全日本競歩能美大会20km 2位
- 2019年 第103回日本陸上競技選手権大会50km 2位
- 2019年 ユニバーシアード競技大会20km 2位
- 2019年 第58回全日本50km競歩高畠大会 優勝
2018年の第57回全日本50km競歩高畠大会では、3時間47分30秒の日本学生記録を樹立しました。
2019年の第58回全日本50km競歩高畠大会で優勝し、東京五輪代表に内定します。
この大会で川野将虎さんは、これまでの日本記録を2分22秒も更新、3時間36分45秒という新記録を樹立しました。
学生時代から素晴らしい成績を残していますが、まだ若干22歳、今後もますますの活躍が期待されます。
まとめ:川野将虎の学歴・出身校と経歴
今回は、川野将虎の学歴や経歴を紹介!出身高校や大学情報(東京五輪50km競歩(男子))をご紹介しました。
川野将虎さんは高校1年生の時に競歩を始め、瞬く間に成績を伸ばしていきました。
そして、2019年全日本50km競歩高畠大会で、日本新記録を樹立し優勝、東京五輪の座を勝ち取りました。
既に50km競歩は2022年以降、競技自体が廃止されることが決定されています。
オリンピックで50km競歩が見られるのは、東京五輪が最後です。
オリンピックでの50km競歩最後の代表として出場する川野将虎さん、東京五輪での活躍を期待したいと思います。