北原広之さんは、すっかりベテランの域に達した日本を代表する馬術選手です。
これまで、輝かしい経歴を残してきました。現在49歳ですが、東京オリンピックでの活躍に期待されています。
この記事では、そんな、北原広之さんの基本データや戦歴、生い立ちなどを紹介します。
北原広之さんの学歴・出身校
そんな北原広之さんはどのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、子供の頃のエピソードや家族構成について見ていきましょう。
北原広之さんのプロフィール
- 氏名:北原広之(きたはらひろゆき)
- 生年月日:1971年9月23日
- 出身地:東京都世田谷区
- 身長:169cm
- 体重:未公表
- 血液型:O型
北原広之さんの学歴・出身校
5月3日の馬事公苑ホースショー。五輪種目の「馬場馬術」を披露する北原広之さんとウィネトゥ号。大会で何度も優勝実績があり流石の優雅な動き!馬事公苑は2020年東京五輪に向けて大規模な改修に入るとのことで、この芝でのホースショーは最後! pic.twitter.com/E9Dgny7jDO
— Kajiko (@KajikoC) May 4, 2016
北原広之さんの最終学歴は明治大学です。
この大学には古い歴史を持つ馬術部があり、北原広之さんも馬術部に所属していました。
そして、在籍中にスクーリングジャンプ&ドレッサージュという大会で優勝した経験を持ちます。
大学4年の頃には全日本学生馬術大会の馬場馬術で個人優勝、全日本ヤングライダー選手権で優勝するなどの好成績を記録しています。
ちなみに、北原広之さんにとっては明治大学は憧れの大学であったらしく、1浪しながら合格を手にしたそうです。
残念ながら、北原広之さんが通っていた高校の情報は全くありませんでした。
しかし、明治大学に進学するくらいですから、東京の進学校に通っていたのではないかと思われます。
そして、中学校と小学校についての情報もありませんでした。
北原広之さんは幼い頃から父親の仕事の関係で、東京都の世田谷区砧(きぬた)にある馬事公苑の近くに住んでいたことがわかっています。
ですので、世田谷区立桜木中学校や世田谷区立弦巻中学校、世田谷区立桜木小学校、世田谷区立弦巻小学校などに通っていたのかもしれません。
北原広之の子供時代と家族情報
北原広之さんの父親は、日本中央競馬会に勤めており、馬事公苑の近くに居住していました。
その為幼い頃から、馬に触れやすい環境にいました。
そして、彼が8歳になった頃から、馬事公苑ないの弦巻騎道少年団に入団して乗馬の基礎を徹底的に学びました。
その期間は、3年間にも及んだのです。
その後、彼は馬に対する興味を一時的に失いますが、数年後再び乗馬の世界に戻ります。
高校生になると乗馬の大会にも出場し始め、18歳の時に国体の少年馬場にて優勝を果たしました。
しかし、彼は乗馬のセンスが格段に高いというわけではありませんでした。
1浪して明治大学に入学後、すぐに馬術部に入部しますが、なかなかレギュラー選手にはなれなかったのです。
しかし、彼は努力を継続しました。
その甲斐あって、3年生の時から競技会に出場できるようになったのです。
そして、4年になると、全日本学生馬術大会の馬場馬術で個人優勝し、全日本ヤングライダー選手権で優勝するなど活躍し始めました。
北原広之さんの経歴
北原広之さんはどのような経歴をお持ちで、馬術選手としての戦績はどのようなものでしょう。
その輝かしい経歴について詳しくについて見ていきましょう。
乗馬との出会い
ジャパンホースフェスティバルで行われた、2組の人馬で演技を行うパドドゥ。北原広之さんとオテロ、林伸伍さんとクリアウォーターの演技が最高でした!! pic.twitter.com/vyZgAT3dr8
— Ryosuke KAJI/馬術フォトグラファー (@ryosuke_kaji) May 12, 2017
北原広之選手にとっては、小さな頃から馬と身近な関係にありました。
それは、父親が馬関係の仕事をしていたことと、馬事公苑の近くに住んでいたからです。
そんな環境の中、小学校低学年の時に、習い事感覚で馬事公苑の乗馬クラブに入部したのが、乗馬のきっかけです。
彼は、一度は馬から離れますが、高校時代から乗馬を復活させました。
そして、彼にとって念願の大学の明治大学に入って彼は、なかなかレギュラーの座を掴めず苦労しながらも諦めずやっと大会への出場権を獲得して優勝し始めました。
経歴・エピソード
北原広之さんの馬術の経歴は次の通りです。
1979年には馬事公苑の弦巻騎道少年団に入団しました。
その後、1989年に明治大学に入学するとすぐに馬術部に入部しています。
1991年から1992年には大学の馬術部として大会に出場し、各種優勝を経験しました。
1995年に大学卒業後は日本中央競馬会に入会します。
1999年から2001年にはドイツに留学をし、アテネ五輪馬場馬術団体金メダリストに研修を受けました。
2002年に帰国しアジア大会などに出場し始めることになります。
主な戦績
北原広之さんの馬術の主な戦績は次の通りです。
- 1992年:全日本学生馬術大会の馬場馬術で個人優勝
- 1992年:全日本ヤングライダー選手権で優勝(明治大学在学中にやっとレギュラーの座を掴み、彼の頭角を表し始めた頃です。)
- 2002年:アジア競技大会に出場。団体銀メダル、個人4位
- 2004年から2006年:全日本馬場馬術大会を3連覇
- 2010年:世界馬術選手権出場
まとめ
北原広之さんは、馬事公苑の近くに住んでいたことが縁で幼い頃から乗馬を体験してきたラッキーボーイにも見えます。
しかし、彼の大学時代での様子を見ると、相当の努力家であると感じました。
現在ではベテランの域に達していますが、これからも活躍して欲しい選手です。