東京五輪女子テコンドー57kg級日本代表選手の濱田真由さん。
兄と弟の3兄弟でテコンドーに励む濱田真由さんは、どのような学歴でどのような経歴をお持ちなのでしょうか。
今回は、濱田真由さんの学歴や出身校、経歴・戦績についてご紹介します。
濱田真由さんの学歴・出身校
まずは、濱田真由さんの学歴、出身校についてご紹介します。
また、子供時代や家族関係についても合わせて解説します。
濱田真由さんのプロフィール
氏名 | 濱田真由(はまだ まゆ) |
生年月日 | 1994年1月31日 |
出身地 | 佐賀県佐賀市 |
身長 | 174cm |
体重 | 55kg |
血液型 | O型 |
濱田真由さんの学歴・出身校
表彰式と囲み取材を受けておられる濱田真由選手❣️
長い足からどんどん繰り出される蹴りは、迫力満点でした❗️
東京オリンピックでのご活躍を大いに期待し、楽しみにしています🏅#テコンドー pic.twitter.com/WvuUn7rQ58
— クライオセラピスト 直井真紀 (@naoi_maki) February 17, 2019
濱田真由さんの最終学歴は徳山大学卒業です。
高校卒業後、就職していましたが、教員免許の取得のために、2014年に入学しています。
高校は佐賀県立高志館高等学校を卒業しました。
高校在学中には、世界ジュニア選手権大会で銅メダルを獲得しており、既にその実力を発揮しています。
中学は佐賀市立川副中学校を卒業しています。
中学では世界ジュニア選手権大会の代表選考会に初出場しています。
このジュニア選手権での出場が、現在のコーチでもある古賀剛さんとの出会いに繋がりました。
小学校は佐賀市立西川副小学校を卒業しています。
当時、小学3年生の時点でジュニア日本一に輝きますが、その後父親が病気で失職した影響で家計が圧迫され、毎日の食事がおかゆになってしまうほどの貧困を経験していました。
そのため、中学での世界ジュニア選手権大会や、その後のレッスンにおいてもしばらく借金が続いていました。
濱田真由さんの子供時代とご家族情報
濱田真由選手が全日本選手権で優勝🏆されました!
おめでとうございます㊗️#テコンドー pic.twitter.com/Z2ZUkDUjyn— クライオセラピスト 直井真紀 (@naoi_maki) February 17, 2019
濱田真由さんは、予定していた出産時期から1ヶ月ほど早まった出産で生まれたため、未熟児で、一時危ないこともありました。
ですが、両親は濱田真由さんに対して、他の兄弟と同様に「一人で生きていく力」をつけられるような育て方をしていき、その一環として火おこし体験などを学んでいました。
こうした両親からの教育を受けて育った濱田真由さんには、兄と弟が一人ずつおり、その兄弟も全員テコンドー選手であるテコンドー一家です。
兄は全日本選手権の経験があるテコンドー選手の濱田康弘さん、弟は全日本学生テコンドー選手権での優勝経験がある濱田一誓さんです。
濱田真由さんの経歴
続いて、濱田真由さんの経歴や戦績についてご紹介していきます。
テコンドーを始めたきっかけについても合わせて解説していきます。
テコンドーとの出会い
テコンドー日本代表 濱田康弘選手と濱田真由選手が、ご来館。変化を実感されていました。次回は、全日本選手権後にご来館予定! #香川県 #高松市 #やまおくジム #神経 #筋肉 #制御 #機能回復 pic.twitter.com/KRtoqdQZPp
— 讃岐スポーツ企画株式会社 (@officeyamaoku) January 31, 2019
濱田真由さんがテコンドーを始めたのは小学1年生の時です。
小学1年生の時に、既にテコンドーを始めていた兄の足技に憧れを感じるようになり、テコンドーを始めました。
そんな濱田真由さんが本格的にテコンドーの道へ進むきっかけとなったのは、中学2年生時の世界ジュニア選手権大会の代表選考会出場でした。
この大会をきっかけに、元全日本王者であり、現在のコーチともなる古賀剛さんと知り合うこととなりました。
大会の後、父親が何度も濱田真由さんを東京に連れていき、古賀剛さんのレッスンを受けたり、古賀剛さんに濱田真由さんの試合映像を送って電話でアドバイスを貰うなど積極的に交流していました。
その結果、後に佐賀県佐賀市で開かれた古賀剛さんの道場にも通うようになり、古賀剛さんの指導の元、本格的にテコンドーを始めます。
経歴・エピソード
濱田真由さんは、古賀剛さんの指導を受けるようになった2010年以降、目覚ましい活躍を見せます。
2010年の世界ジュニア選手権大会で銅メダルを獲得すると、翌年の全日本テコンドー選手権で初優勝し、その後2014年まで4連続で優勝を果たします。
また、2012年にはロンドンオリンピックへ出場、5位入賞という記録を残し、2013年のアジア選手権大会でも優勝、その実力は日本だけでなく世界でも通用し始めます。
そして2015年には、WTF世界テコンドー選手権で優勝を果たすほどの成績を残しますが、2015年に股関節唇損傷という怪我をして、その後2019年までの4年間、リハビリしながら試合に臨むこととなります。
2016年にはリオ五輪への出場もありましたが、残念ながら準々決勝敗退となり、格上との試合であったとはいえ悔しい結果となってしまいます。
最終的には2019年2月に手術を行い、その後の復帰戦として全日本テコンドー選手権大会に臨みます。
この時も怪我の影響を心配されていましたが、無事に2019年の全日本テコンドー選手権で優勝を果たし、2020年の東京五輪代表最終選考会でも見事に優勝、代表入りとなりました。
主な戦績
濱田真由選手、初戦9対0で勝利!!!
次も頑張ってください💪🏻
皆で応援しましょう👍🏻#TAEKWONDO #JAPAN #🇯🇵 #🇰🇷 pic.twitter.com/h1EFqCaFAJ
— 輝蹴会 (@kishukaiaichi) August 18, 2016
濱田真由さんの主な戦績は以下の通りです。
- 2011〜2014年、2019年 全日本テコンドー選手権大会 優勝
- 2015年 WTF世界テコンドー選手権 優勝
- 2020年 東京五輪代表最終選考会 優勝
怪我により、2015年から2019年までは目立った成績はありませんが、2011年から2014年までの全日本選手権大会4連覇や、復帰後の優勝を見ると、その実力は確かなものだと言えます。
また、2015年での世界テコンドー選手権でも優勝しており、日本に留まらず世界に通用する能力を持っています。
まとめ:濱田真由の学歴・出身校と経歴
今回は、東京五輪テコンドー日本代表選手である濱田真由さんの学歴や出身校、経歴・戦績を紹介してきました。
幼い頃から苦労しつつも、その圧倒的な実力でテコンドー選手として確かな結果を出してきた濱田真由さん。
東京五輪や今後の世界での戦いで、果たしてどのような結果を出せるのか非常に注目できる選手です。
また、兄弟で表彰台に立つことも夢としており、彼女個人としてだけでなく、テコンドー3兄弟としての今後の活躍にも期待です。