この記事では、フィギュアスケーター・佐藤 駿さんの高校・中学などの学歴、実家の職業や家族情報、また経歴についてもご紹介していきます。
佐藤 駿さんは、ジュニアグランプリファイナルを制覇し、2020年から本格的にシニアクラスへ移行した今注目の若手のホープで、2021年10月22日から開催されるグランプリシリーズに初出場で表彰台を狙っています。
それでは、さっそくみていきましょう。
佐藤 駿さんの学歴・出身校
佐藤 駿さんはどんな学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、家族構成、子供の頃のエピソードについてみていきます。
プロフィール
氏名 | 佐藤 駿(さとう しゅん) |
生年月日 | 2004年2月6日 |
出身地 | 宮城県 |
身長 | 162cm |
血液型 | O型 |
所属 | フジ・コーポレーション |
学歴・出身校
ここでは佐藤 駿さんの学歴についてみていきます。
いったいどんな学校を進んできたのでしょうか。
出身大学
佐藤 駿さんは、2021年現在高校3年生です。
進学先はまだ情報公開されていないので、グランプリシリーズが終わってから決めていくのでしょうね。
出身高等学校
2021年現在高校3年生で、埼玉栄高等学校に進学しました。
埼玉栄高等学校は、埼玉県さいたま市西区にある私立の高校です。
同校はスポーツが盛んで、67ものクラブがあり、令和元年度にはその中から15のクラブが全国大会優勝するほどです。
卒業生で世界的に有名なスポーツ選手では、競泳の瀬戸大也さんがおられました。
佐藤 駿さんはフィギュアスケート部に所属していますが、埼玉アイスアリーナを拠点に練習しているので、実質、籍を置いているだけになります。
出身中学校
卒業した中学は、埼玉栄中学校です。
埼玉栄中学校の所在地は高校と同じで、佐藤 駿さんは父親の転勤で中学3年生時に同校へ転校しました。
それまでは地元、宮城県仙台市にある仙台市立高森中学校に在籍していました。
仙台市立高森中学校は、宮城県仙台市泉区にある公立の中学校です。
中学生で既に全日本選手権に出場できるほどの実力を持っており、将来有望な選手として注目されていました。
出身小学校
小学校は、仙台市立高森小学校を卒業しました。
仙台市立高森小学校は、宮城県仙台市泉区にある公立小学校です。
佐藤 駿さんは明るい性格で、学校ではいつも友達と楽しく勉強と遊びをしていたと当時の担任の先生が話しています。
小学生の時に、東日本大震災を経験し、自宅が半壊、1週間車中生活を経験しました。
その時に自宅から持ち出した唯一のものがスケート靴で、これからも使う大切なもの、と希望を捨てていなかったのですね。
実家の職業やご家族・子供時代
家族構成は、父親、母親の三人家族で、佐藤 駿さんは一人っ子です。
両親の職業は、残念ながら情報は公開されていませんでした。
父親は仙台から埼玉県に転勤しているので、それなりに大きい会社に勤めている可能性もありますね。
フィギュアスケートは道具や衣装、遠征などかなりのお金がかかる競技ですので、それなりに裕福な家庭ではないかと推測します。
子供時代からスケートとプライベートをしっかり切り替えられる子で、学校では友達とワイワイ楽しみながら過ごし、スケートになれば誰よりも集中して努力をしていました。
練習を休んだことは1日もなく、その分母親が毎日送迎をしていたので、それだけ子供がしたいことを尊重して献身的に支える家庭だったのですね。
佐藤 駿さんの経歴
東日本大震災を乗り越え、ようやくシニアクラスで世界を目指すところまで実力をつけて登ってきた佐藤 駿さん。
そんな佐藤 駿さんですが、どのような経緯でフィギュアスケートと出会い、どんな実績があるのでしょうか。
フギュアスケートとの出会い
フィギュアスケートと出会ったのは5歳の時、「アイスリンク仙台」へ遊びにいったのがきっかけで競技を始めることになります。
そこはオリンピック金メダリストの荒川静香さんや、羽生結弦さんが拠点としていることでも有名です。
初めてすぐの頃に羽生結弦さんから声を掛けられ、身に付けていたペンダントを貰い、それを大会でつけていると本人が話していました。
経歴・エピソード
5歳でスケートを始めましたが、そこから約1年後に東日本大震災の被害に遭い、練習していた「アイスリンク仙台」も休業することになります。
それでもスケートをしたい思いが強かったこともあり、5ヶ月間ほど関東に移り、「川越スケートセンター」で練習をしていました。
その後、「アイスリンク仙台」が再開したのを機にまた仙台に戻り、スケートに専念します。
9歳から大会に出場するようになり、2013年の全日本フィギュアスケートノービス選手権Bクラスで優勝を果たしました。
以後Bクラス、Aクラス合わせて4連覇を達成し、これは小塚崇彦さん、浅田真央さん、宇野昌磨さんも達成しており、全員世界で活躍している選手ですね。
また、2014〜15シーズンでは初めての国際大会、ガルデナスプリング杯で2位となり、2016年のアジアフィギュア杯では優勝をし、世界で通用することを証明しました。
2017〜18シーズンからはジュニアクラスに転向し、全日本ジュニア選手権で6位となり、この成績からトップ選手も出場する全日本選手権に推薦され、新人賞を受賞しました。
翌シーズンからは強化指定選手に選ばれ、練習拠点も「埼玉アイスアリーナ」へ移すことを決断します。
全日本ジュニア選手権では2位となり初の表彰台、オランダで開催されたチャレンジカップでは優勝を飾っています。
2019〜20シーズンは更なる飛躍の年となっており、初出場のジュニアグランプリシリーズのデビュー戦で初優勝し、2戦目3位、3戦目優勝をし、ファイナルへ駒を進めました。
そしてジュニアグランプリシリーズファイナルでは、歴代最高得点を叩き出し、日本人4人目の優勝を果たすことができました。
これだけの成績を引っ提げて、2020〜21シーズンからシニアクラスへ転向し、世界のトップを掴みにチャレンジしている最中です。
2021年10月22日から開催されるグランプリシリーズに初出場する予定で、メダル獲得を目論んでいます。
主な戦績
チャレンジカップ終了しました!
私はひと足お先に失礼しました!
ショートでは、集中しきれていない部分があったので、帰ってからの練習でまたしっかり集中出来る状態にします!
フリーは先生の掛け声のおかげでなんとか大きなミスなく終えることが出来ました!
日本人全員メダル!
おめでとう! pic.twitter.com/8Z0MR9LfwK— よこいゆはな⛸💃&🕺🎤✊ (@yuhachin0519) February 25, 2019
大会に出場するようになってからずっとクラスの第一線で活躍し、世界で通用することを証明してきた佐藤 駿さん。
その主な戦績は以下の通りです。
- 2013年 全日本フィギュアスケートノービス選手権 優勝(以降4連覇)
- 2018年 ババリアンオープンジュニアクラス 2位
- 2018年 全日本フィギュアスケートジュニア選手権 2位
- 2019年 チャレンジカップジュニアクラス 優勝
- 2019年 ISUジュニアグランプリ レークプラシッド 優勝
- 2019年 ISUジュニアグランプリ クロアチア杯 3位
- 2019年 ISUジュニアグランプリファイナル 優勝
- 2020年 2020年ババリアンオープン 優勝
ジュニアクラス時代まで輝かしい戦績を収めており、これからシニアクラスでも活躍していき、いつか憧れの羽生結弦さんと世界で同じ表彰台に立っている日が近いかもしれませんね。
まとめ
今回は、佐藤 駿さんの高校・中学などの学歴、実家の職業や家族情報、また経歴についてもご紹介してきました。
5歳でスケートを始め、羽生結弦さんと出会いそこからずっと憧れ目指してここまでやってきました。
途中、東日本大震災に遭ってしまいますが、トップスケーターになる希望を見失うことなく、両親の支えもありようやくトップと戦えるまでに成長してきています。
今後、シニアクラスでも世界を獲ることを期待して、注目しましょう。