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中村妃智の学歴や経歴を紹介!出身高校や大学情報(自転車競技トラック女子)

東京五輪自転車競技トラック(女子)代表の中村妃智さんは、社会人として競輪場に勤務しながら、国際レースで数々の入賞経験のある選手です。

8年ぶりにオリンピックで行われる「マディソン」という種目に出場する中村妃智さんの経歴、家族、幼少期について調べてみました。


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中村妃智さんの学歴・出身校

中村妃智さんはどのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、家族構成、子供の頃のエピソードについて見ていきましょう。

中村妃智さんのプロフィール

氏名  中村妃智(なかむら きさと)
生年月日  1993年1月7日
出身地  千葉県浦安市
身長  165cm
体重  67kg
血液型  不明

中村妃智さんの学歴・出身校

中村妃智さんの出身大学は、日本体育大学 です。

東京都世田谷区に本部があり、その名の通り体育教育およびその指導者を育てる大学です。

日本で初めて国際オリンピック委員会(IOC)と折衝(せっしょう)をした大学としても知られています。

過去には体操の内村航平さん、水泳の北島康介さん、スピードスケートの高木美帆さん、など30名以上の金メダリストを輩出しています。

 

中村妃智さんの出身高校は、千葉県千葉市にある千葉経済大学附属高等学校です。

県内有数のマンモス校で、商業科、情報処理科など幅広い科目を学べることで人気の学校です。

卒業生には競輪選手の田中まいさん、プロ野球選手の丸佳浩さん、お笑い芸人の山里亮太さんがいます。

出身中学校については公開されていませんでした。

しかし、出身地が千葉県浦安市であることは浦安市のHPに載っていましたので、浦安市内の中学校に通っていたと思われます。

浦安市出身で在住の中村妃智(なかむら・きさと)選手(日本写真判定株式会社所属)が、東京2020オリンピック競技大会の自転車競技女子マディソン日本代表に内定しました。
東京2020大会に向けて、みんなで中村選手を応援しましょう!

引用:浦安市HP

浦安市内には中学校が9校ありますので、この中のどれかに通っていたのではと思います。

もしくは、千葉経済大学には附属中学校もあるため、中高一貫で通っていた可能性もあります。

出身小学校も浦安市の可能性が高いと思われますが、公開されていませんでした。

中村妃智さんはインタビューの中で「メダルを取ったら、ずっと応援してくれている浦安市長と一緒に自転車で走る約束をしている」と話しています。

浦安市に対する愛着を感じさせる、温かいエピソードですね。

勤務先である千葉市のホームページにも、中村妃智さんを応援するページがあります。

千葉県の複数の市から応援されている中村妃智さんは、地元で愛されている選手なのですね。

中村妃智さんの子供時代とご家族情報

中村妃智さんは、どのような子供時代を過ごしたのでしょうか。

またご家族の情報についても調べてみました。

中村妃智さんは、幼少期から水泳を始め、中学2年生の時にスポーツダイビングという競技で全国1位という成績を残しています。

並行して小学4年生からはバスケットボール部に入部し、中学校卒業まで打ち込んでいました。

また、地元のマラソン大会にもたびたび出場して優勝するなど、当時から身体能力が高かったことがうかがえます。

家族構成など詳しいことは公表されていません。

しかし、初めての習い事がベビースイミングだったことから、スポーツ好きで教育熱心な家庭で育ったのではと思われます。

さまざまな競技に取り組み、何にでもチャレンジすることの大切さを学んでいたのですね。


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中村妃智さんの経歴

中村妃智さんは、大学卒業後に就職して競輪場で働きながら競技を続ける社会人アスリートです。

そんな中村妃智さんですが、どのような経緯で自転車と出会い、どのような実績があるのでしょうか。

自転車との出会い


中村妃智さんと自転車の出会いは高校1年生の時でした。

高校はスポーツ強豪校のため、小学4年生から続けてきたバスケットボールでは活躍が難しいと考え、陸上部に入部しようと決めていました。

陸上部の部室へ行こうと通りがかった人にたずねたところ、その人が自転車競技部の顧問でした。

「自転車競技部においで。今からでも全国を目指せるよ」と誘われ、そのまま入部することになります。

偶然が招いた自転車競技の出会いですが、それが中村妃智さんの人生を変えることになったのですね。

その後は水泳とバスケットボールで鍛えた持久力を力にどんどん上達します。

高校3年生の時にはアジア国際大会の日本代表に選出されるなど、文字通り全国レベルの選手となりました。

経歴・エピソード

高校での充実した競技生活を終え、大学でも自転車競技部に入部しました。

しかし、大学入学後は思うような成績が残せない毎日でした。

今まで自信があった持久力も落ちてしまい、原因不明のスランプが続きます。

精神的にもつらく苦しい思いをし、悩んだあげくに病院で検査を受けた結果、告げられた病名は「バセドウ病」でした。

1年間競技を中断して治療に専念し、完治後の大学2年生の時に競技に復帰します。

その後は本来の力を発揮し、大学4年生の時にはアジアトラック選手権大会で見事な優勝を飾ります。

その成績が認められ、同年のUCIトラックワールドカップの日本代表として初出場をすることができました。

大学卒業後も世界を活躍の場とし、トラックワールドカップのチームパシュート種目では日本記録を更新するなど、安定した成績を残しています。

現在はオリンピック出場種目のマディソンに的を絞ったトレーニングを行い、メダルを狙っています。

「今まで家族やたくさんの人々にお世話になり、今の私がある。メダルを取って恩返しをしたい」と中村妃智さんはインタビューで語っています。

病という困難を乗り越えたからこそ、応援してくれる人を大切に思い、頑張る原動力になっているのかもしれませんね。

主な戦績

中村妃智さんは、主にトラック競技のパシュート、マディソンという種目に出場し、好成績を収めています。

主な戦績は以下の通りです。

【国内レース】

2011:東日本学生選手権自転車競技大会 3km個人追抜 優勝

2011:JOCジュニアオリンピックカップ 2km個人追抜 優勝

2012:全日本学生自転車競技新人戦東日本大会 3km 優勝

2018:全日本自転車競技選手権大会トラック 2位

2018:全日本自転車競技選手権大会オムニアム 2位

【国際レース】

2010:ACCトラックアジアカップ ジュニア女子ケイリン 優勝

2018:アジア自転車競技選手権トラック チームパシュート/エリートマディソン 優勝

2018:第18回アジア競技大会 チームパシュート 3位

2018:トラックワールドカップ第2戦 チームパシュート 7位

粘り強い走りが持ち味の中村妃智さんは、東京オリンピックの自転車競技(トラック)のマディソンへの出場が内定しています。

二人一組で行うマディソンですが、中村妃智さんはアシストとして、この種目での日本人初のメダル獲得を目指して走ってくれることでしょう。


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まとめ:中村妃智の学歴・出身校と経歴

今回は、中村妃智さんの学歴や経歴、家族についてご紹介しました。

偶然の出会いをきっかけに、自転車競技を始めることとなった中村妃智さん。

病で思うように走れず悩んだ時期もありましたが、それを乗り越えて努力を重ねた結果、念願のオリンピック出場を手にしました。

決して派手なポジションではありませんが、持ち味の安定した走りで自転車競技の新たな魅力を観客に伝えてくれることと思います。

不屈の精神でオリンピック初出場を果たし、メダルを目指す中村妃智さんを応援していきましょう。


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