東京五輪柔道66kg級(男子)出場選手の阿部一二三さん。
柔道界で「数十年に一人の逸材」と言われるほど多くのファンを魅了する阿部一二三さんはどんな経歴でどこの出身なんでしょうか。
そこで阿部一二三の学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪柔道66kg級(男子))についてご紹介します。
阿部一二三さんの学歴・出身校
家族で見ていたテレビの影響で柔道を始めた阿部一二三さん。
そんな阿部一二三さんはどのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、子供の頃のエピソードや家族構成について見ていきましょう。
阿部一二三さんのプロフィール
氏名 | 阿部一二三(あべ ひふみ) |
生年月日 | 1997年8月9日 |
出身地 | 兵庫県神戸市 |
身長 | 167cm |
体重 | 66kg |
血液型 | O型 |
阿部一二三さんの学歴・出身校
阿部一二三さんの最終学歴は日本体育大学です。
大学では体育学部武道学科を卒業後に、パーク24に所属しました。
高校は神港学園神港高等学校を卒業しました。
この高校は兵庫県神戸市にある私立高校です。
卒業生には元プロ野球選手の塩谷和彦さんがおられます。
スポーツ系が盛んで、硬式野球では何度か甲子園大会に出場する高校です。
出身の中学校は神戸市立神戸生田中学校です。
この学校は神戸市中央区にある公立の中学校です。
また通っていた小学校は神戸市立和田岬小学校です。
この小学校は神戸市兵庫区にある公立小学校で尋常小学校として1916年より開校され、105年もたつ由緒ある小学校です。
阿部一二三さんの子供時代とご家族情報
阿部一二三さんは、道場に通い始めた頃には、泣き虫で柔道場の壁にへばりついていました。
女の子との試合で負けて悔し涙を流していましたが、本気で強くなりたいと父親と共に練習を重ね小学生時代を過ごしました。
しかし、その女の子には勝つことは出来なかったです。
中学生になりメキメキ力をつけていき、高等学校時代には史上最年少の17歳3か月でグランドスラム大会で優勝をしました。
家族関係は、父(消防士)・母(喫茶店経営)・兄・妹の5人家族 です。
父親は柔道を極めた方ではありませんでしたが、消防士仲間と一緒にどうしたら強くなれるかの研究を重ね、主に体幹トレーニングを中心に考案してくれました。
そのトレーニング中には、重さ3kgのメディシンボールを横や後ろに投げるという、遊び感覚で楽しめる練習を近くの公園で毎日取り組みました。
親子で向き合う時間は子供の成長に大きく影響しますから、いい方向にいったんですね。
小学生にしてここまで鍛えられると、筋肉の反応は抜群に違いが出るのですね。どこまでも土台が大事と感じますね。
2歳年上の兄も柔道をやっていました。
しかも妹さんの話によりますと兄弟の中で一番柔道センスがあったと言っています。
阿部一二三さんが道場に通い始めた頃は怖がって泣いていましたが、泣かなくなるころにそれを見届けるかのように兄は柔道をやめてしまいました。
そして、中学からは水球の道を選びました。
妹の阿部詩さんは柔道で活躍されていて、世界選手権で優勝したこともあります。
阿部一二三さんの経歴
阿部一二三さんといえば背負投げや筋肉美で有名です。
そんな阿部一二三さんの柔道との出会いや経歴を見ていきましょう。
柔道との出会い
阿部一二三さんが6歳の頃、家族と一緒に見ていたテレビで柔道をやっており「かっこいい」と感じたことが柔道を始めたきっかけとされています。
小学生時代女の子に負け悔し涙を流し、強くなることを決意した阿部一二三さん。
父親に相談すると、一緒にトレーニングメニューを考えたりトレーニングをしたりしてくれました。
よほど悔しかったのですね。
経歴・エピソード
小学生時代は、女子に投げられ悔し涙を見せますが、中学時代はメキメキと実力を発揮し、その生まれ持ったセンスが開花しはじめ、中学2年生の時に全国中学校柔道大会55キロ級で優勝しました。
そして中学3年生の大会では60キロ級に階級を上げましたが、さらに全国優勝を果たし、なんと「2階級制覇」を達成することができました!
一気に花が咲いたのも、小学生時代から積み上げた地道な練習があったようです。
丸山城志郎さんと柔道66キロ級で手に汗を握る熾烈な戦いの末、東京五輪柔道日本代表に、見事内定となりました。
そんな阿部一二三さんは、今一番金メダルに近いイケメンスポーツ選手として大注目を浴びています。
また、ルックスだけでなく筋肉が凄すぎと話題になっています。基本的な筋トレに加え、マシーンを使った科学的なトレーニングを行っているようですが、やはり幼少時代からの賜物もあるようですね。
スポーツ報知の記事では「2020年 GSデュッセルドルフの試合後、代表内定を引き寄せて安堵(あんど)の表情を見せる選手もいる代表チームに、男子66キロ級を制した阿部一二三さんの姿はなかった。」と報じられていました。
当時井上監督は、大会中に左手親指を負傷し、試合の翌日には帰国させたとインタビューで答えていたそうです。
日本で診察を受けた阿部一二三さんは、左手親指が脱臼し、周辺の靱帯も損傷していたとの診断でした。
柔道選手に限らず、どのスポーツもケガはつきものとはいえ、大事な試合前となると、不安になるはずです。
そんな不安を吹き飛ばし、更なる情熱をもって立ち向かえるかは、紙一重です。
阿部一二三さんは、それをバネに今一歩踏み出せたからこそ、東京オリンピックへの切符を手にできたのでしょう。
すごいことですね。
主な戦績
主な戦績としては、2014年に高校生ながら講道館杯で優勝して、男子では史上最年少となる17歳3か月でグランドスラム大会で優勝しています。
次の年の2015年の講道館杯では 残念ながら準々決勝で敗退。リオデジャネイロオリンピックの代表にも選出されませんでした。
2017年の大学2年生の時、柔道選手として進化を遂げ、世界選手権で金メダルを取得しています。
同年のグランドスラムパリ大会と東京大会でも優勝して、世界年間ランキング1位に輝きました。
さらに2018年エカテリンブルグで行われたグランドスラム・2019年大阪で行われたグランドスラム・2020年デュッセルドルフで行われたグランドスラムでも優勝と続きます。
まとめ
今回は、阿部一二三の学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪柔道66kg級(男子))ついてご紹介しました。
東京の日本体育大学に進学以降多くの実績を持ち、イケメンの阿部一二三さん。
これからの柔道界の期待の一番星として、活躍が楽しみですね。
また、兄妹とのダブル金メダルも期待されています。
男女共に応援にも熱が入りますね。
爽やかな笑顔の裏には、並々ならぬ努力が重ねられ、ご家族の支えもあった阿部一二三さん。
東京オリンピックではどのような活躍を見せるかのか、現地に行くことはできませんがテレビの前で応援していきたいと思います。