この記事では、競泳バタフライ選手である川本武史さんの学歴や経歴を紹介します。
国内でも一、二を争うレベルのドルフィンキックの持ち主の選手、川本武史さんは、どんな経歴でどこの出身なんでしょうか。
興味深く、深堀して見ていきましょう。
川本武史さんの学歴・出身校
川本武史さんはどのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、家族構成、子供の頃のエピソードについて見ていきましょう。
川本武史さんのプロフィール
- 氏名:川本武史 (かわもとたけし)
- 生年月日:1995年2月19日
- 出身地:愛知県瀬戸市
- 身長:174㎝
- 体重:76㎏
- 血液型:A型
川本武史さんの学歴・出身校
川本武史さんの最終学歴は、中京大学スポーツ科学部です。
中京大学は愛知県名古屋市にある私立大学で、言わずと知れたスポーツの名門校です。
フギュアスケートの浅田舞・真央姉妹、宇野昌磨さん、村上佳菜子さん、ハンマー投げの室伏広治さん、アテネ五輪競泳代表の松田丈志さんなど数多くの五輪選手を輩出しています。
同学の出身者には、他にもプロ野球やラグビーなどのスポーツ選手、また政財界、芸能人など多くの著名人がいます。
高校は豊川高等学校を卒業しました。
豊川高等学校は、愛知県豊川市にある私立の共学校です。
文武両道を目標に掲げており、野球部、水泳部、駅伝部等の部活が全国大会に出場しています。
水泳部は高校総体で全国制覇をしたこともある名門で、川本武史さんの他にも東京五輪400mメドレーリレーの小西杏奈さん、400mフリーリレーの難波 暉さんも同校の卒業生です。
中学校は瀬戸市立南山中学校、小学校は瀬戸市立水南小学校と、地元の公立学校を卒業しています。
川本武史さんの子供時代とご家族情報
小さい頃の川本武史さんは非常に負けず嫌いだったといいます。
そんな川本武史さんがどのような家庭で育ったのか調べてみました。
ご両親の名前や職業などは公開されていませんでしたが、兄が一人いることが分かっています。
ご両親は、川本武史さんが出場する大会には必ず随行し、ビデオ撮影をするなど、息子の競技人生を支えてきました。
5歳年上の兄は雄太さんといい、川本武史さんが水泳を始めるきっかけになった人です。
現在は理学療法士をしていて、定期的に川本武史さんのコンディションを診るなどして弟の競技生活を支えています。
また川本武史さんは既婚者で、1歳になる長女がいます。
奥様についての詳しい情報は公開されていませんが、娘さんについては度々SNSに登場しており、その溺愛ぶりが伺えます。
川本武史さんの経歴
川本武史さんは幼少期から負けず嫌いで、常に仲間と切磋琢磨しながら成長してきました。
そんな川本武史さんは、どのような経緯で競泳と出会い、どのような実績があるのでしょうか。
競泳との出会い
川本武史さんは、5歳離れた兄の影響で、3歳から自宅近くの名鉄スイミングスクールで水泳を始めています。
しかし、スクールに通い始めた当初は水が怖くて、先生に抱っこをされながらプールに入っていたといいます。
経歴・エピソード
怖がりだった川本武史さんも、物心がついてくると持ち前の負けず嫌いが発揮されるようになります。
練習中に隣のレーンで泳ぐ選手がいると、その人を競争相手と思いながら練習をしていました。
そして10歳頃からは、背泳ぎに専念するようになります。
川本武史さんは、小学生のうちから全国大会の常連でしたが、中学3年の時には全国中学水泳競技大会の背泳ぎで優勝しています。
その後水泳の強豪である豊川高校へ進学すると、2011年と2012年のインターハイ100m背泳ぎで2冠を達成しています。
特に2012年には、入江陵介さんが持つ高校記録に0秒04と迫る大会新記録を打ち出しています。
その後中京大学に進学し、大学3年の時に背泳ぎからバタフライへ転向します。
バタフライへ転向した理由は、あまり本気で練習していないにもかかわらず、比較的成績が良く、背泳ぎよりも世界を狙える可能性を感じたからだということです。
バタフライに転向してからはメキメキと頭角を現し、大学3年で出場した世界選手権50mバタフライでは準決勝へ進出しています。
大学では水泳部の副キャプテンも務めていました。
大学卒業後はトヨタ自動車に入社しし、社会人アスリートとして競泳を続けています。
主な戦績
世界を目指すために、大学3年でバタフライに転向した川本武史さん。
リオ五輪の出場こそ叶わなかったものの、様々な大会で活躍しています。
その主な戦績は、2018年ジャパンオープン100mバタフライで優勝、同年FINAワールドカップ100mバタフライ優勝、そして2021年の東京五輪選考会を兼ねた日本選手権100mバタフライで2位などがあります。
また川本武史さんは、2020年10月には短水路(25m)の100mで49秒54、50mで22秒19、2021年4月には長水路(50m)の100mで51秒00、50mで23秒17という日本記録を持っています。
まとめ:川本武史の学歴・出身校と経歴
今回は、川本武史 の学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪競泳100mバタフライ(男子))についてご紹介しました。
幼児クラスのライバルたちとの競争からスタートした、川本武史さんの競泳人生は、ついに五輪で世界のライバルを相手にメダルを狙うレベルまで成長しました。
2021年4月に出した100mバタフライの日本記録は、リオ五輪では銀メダルに相当するほどの記録です。
このような記録を打ち出した川本武史さんが、バタフライで日本人初の五輪メダルをもたらしてくれるのも夢ではないでしょう。
これからも世界で活躍し、日本の競泳界を牽引していかれることを期待したいと思います。