この記事ではフィギュアスケート選手「田中刑事」さんの出身高校や家族構成の他、長年のコーチと別れて変わった新コーチとの情報やスケートを始めたきっかけや経歴についてもご紹介しています。
フィギュアスケーターとしてはもちろん、サブカルチャー好きでも有名で、演技のプログラムにも導入するほどです。
2021年開催のグランプリシリーズ第2戦カナダ大会から出場している田中刑事さんについて、早速みていきましょう。
田中刑事さんの学歴・出身校
ファンの方が東海オンエア風のイラストを!
せっかくなので衣装と✨ pic.twitter.com/kRivas0u7z— 田中刑事 keiji tanaka (@deka_1122) May 5, 2018
田中刑事さんはどんな学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、家族構成などについてみていきます。
プロフィール
氏名 | 田中刑事(たなかけいじ) |
生年月日 | 1994年11月22日 |
出身地 | 岡山県 |
身長 | 172cm |
体重 | 70kg |
血液型 | O型 |
所属 | 国際学園 |
学歴・出身校
ここでは田中刑事さんの学歴についてご紹介します。
いったいどの学校を卒業しているのか、気になりますね。
出身大学
大学は、倉敷芸術科学大学生命科学部健康科学科を卒業していました。
倉敷芸術科学大学は、岡山県倉敷市にある私立の大学です。
実は大学を卒業後、同大学院にも進学しており、現在も在学中です。
フィギュアスケート部に所属しており、ずっと地元を拠点に選手活動をしていました。
出身高校
卒業した高校は、岡山理科大学附属高等学校 健康・スポーツコースでした。
岡山理科大学附属高等学校は、岡山県岡山市にある私立の高校です。
高校では珍しいアイススケート部があり、田中刑事さんはそこに所属していました。
また、スポーツコースに通っていたので、クラスメイトはアスリートばかりと自身のモチベーションなども維持しやすい環境でした。
出身中学校
中学は、倉敷市立連島中学校です。
倉敷市立連島中学校は、岡山県倉敷市にある公立の中学校です。
流石にアイススケート部はなかったので、高橋大輔さんや小松原美里さんが所属していた、倉敷FSCで練習をしていました。
この時代からジュニアクラスでは上位の成績を収め、国際大会でも表彰台に上がるほどの実力を持っていました。
出身小学校
小学校は、倉敷市立連島神亀小学校を卒業しています。
倉敷市立連島神亀小学校は、岡山県倉敷市にある公立の小学校です。
小学生から同世代トップクラスで、羽生結弦さんや日野龍樹さんとで切磋琢磨していたとインタビューで話しています。
家族構成
家族構成は、父親、母親で、兄弟の有無は情報が公開されていませんでした。
両親の職業についても、現在のところ語られていません。
刑事の名付けを決めたのは父親で、正義感の強い子になって欲しい想いを名前に込めました。
そのため、人一倍悪いことはできないと本人が話していました。
また、子供の頃からのあだ名は「デカ」と呼ばれ、いじられながらも愛されるキャラクターでもあると感じさせられますね。
小さい時から元気な子で、よくスケート場で上の人達に怒られることも多く、やんちゃな性格だったのですね。
田中刑事選手の新コーチ情報
田中刑事さんは、フィギュアスケーターになってからこれまでに数人のコーチから指導を受けてきました。
ここでは、選手生命を左右するコーチについて、ご紹介していきます。
長光歌子 新コーチの情報
2020年から新しく長光歌子さんがコーチになりました。
長光歌子さんは兵庫県出身で、選手時代は全日本ジュニア選手権を優勝した実力の持ち主です。
コーチ実績は、高橋大輔さんの師としてかなり有名で、一時は共同生活を送りながら専属で指導をしていました。
その結果、バンクーバーオリンピックで3位となり、日本フィギュアスケート界で多くの選手が指導を受けにきています。
新コーチに出会ったきっかけ
長光歌子さんがコーチになるまでは、林 祐輔さんがずっと指導し、国際大会などにも帯同していました。
しかし、2020年に無免許運転で逮捕され、コーチを解任されています。
そこで元々、林 祐輔さんが選手時代にコーチであった長光歌子さんが手を差し伸べる形で、田中刑事さんは師事することになりました。
田中刑事さんの選手経歴
ジュニア時代から日本トップ選手として活躍しており、コーチが変わっても国際大会に出場を続けている田中刑事さん。
そんな田中刑事さんですが、どのような経緯でフィギュアスケートと出会い、どんな実績があるのでしょうか。
フィギュアスケート選手になったきっかけ
フィギュアスケートを始めたのは7歳の時です。
母親が何かスポーツをさせたいと思い、陸上などの屋外スポーツを体験させますが、暑いのが嫌いでなかなか続きませんでした。
そんな時に母親が自宅近くにあったスケート場に連れて行き、田中刑事さんは涼しいのが気に入ってすぐにクラブに所属しました。
そして初めて出た大会で優勝し、ますますスケートが好きになり、選手にまでなるほどの実力をつけるまで練習しました。
経歴・エピソード
フィギュアスケートを始めてからもっと上手くなりたいと思い、8歳からは2020年までずっと指導してくれていた林 祐輔さんのいる大阪まで毎週末通って練習をしていました。
2004年からは全日本フィギュアノービス選手権に出場するようになりましたが、同世代の羽生結弦さんや日野龍樹さんが台頭し、2位止まりの成績でした。
その悔しさから一層の努力をし、2009〜10シーズンに全日本選手権に初出場して8位入賞、この結果から新人賞を受賞します。
そしてこの年の国民体育大会では、中学3年生にして少年の部を優勝し、高橋大輔さん以来の快挙を成し遂げます。
2010〜11シーズンからはジュニアグランプリシリーズに参戦し、初出場のブラショフ杯で3位になることができました。
その後の2011年世界ジュニアフィギュアスケート選手権では2位となり、世界で通用する自信をつけています。
翌シーズンでは、ジュニアグランプリシリーズ ブリスベンで2位、オーストラリアで3位で初のファイナル進出を果たします。
2013〜14は飛躍のシーズンとなりました。
ジュニアグランプリ コシツェとチェコスケートで優勝し、全日本フィギュアスケートジュニア選手権も制覇する活躍をみせます。
ジュニアでの実績をしっかりと積んで、2014年からシニアクラスに移行し、ニース杯で3位と早速表彰台に登ることができました。
2016年のグランプリシリーズ NHK杯では、シニア移行後初の3位入賞を果たし、その年の全日本選手権でも2位と確実にシニアでも実績を積んでいきます。
その後も国内外の大会で成績を残し、平昌オリンピックの出場権を獲得することができ、結果は18位と振るいませんでしたが、自分の演技を全世界へ届けました。
結果以外でも注目されるようになり、サブカルチャー好きから2018〜19シーズンのエキシビションで「ジョジョの奇妙な冒険」を題材にプログラムを構成し、話題となります。
さらに2020年のNHK杯エキシビションで「エヴァンゲリオン」をテーマに、公式から演技時間に合わせて編曲されたものを使用しました。
2021年は北京オリンピック代表争いのシーズンとなっており、グランプリシリーズカナダ大会から出場し、ファイナル進出を狙っています。
北京オリンピック出場が叶えば、ぜひアニメを題材にした演技を期待したいですね。
主な戦績
アニメをプログラムのテーマにするなど、遊び心満載の演技で楽しませつつも、しっかりと戦績を残してきた田中刑事さん。
その主な戦績は以下の通りです。
- 2010年 ISUジュニアグランプリ ブラショフ杯 3位
- 2011年 世界ジュニアフィギュアスケート選手権 2位
- 2011年 ISUジュニアグランプリ ブリスベン 2位
- 2011年 ISUジュニアグランプリ オーストリア 3位
- 2012年 ISUジュニアグランプリ レークプラシッド 2位
- 2013年 ISUジュニアグランプリ コシツェ 優勝
- 2013年 ISUジュニアグランプリ チェコスケート 優勝
- 2013年 全日本フィギュアスケートジュニア選手権 優勝
- 2014年 ニース杯 3位
- 2016年 アジアフィギュア杯 優勝(以降2連覇)
- 2016年 ISUグランプリシリーズ NHK杯 3位
- 2017年 全日本フィギュアスケート選手権 2位
- 2019年 ISUチャレンジャーシリーズ USクラシック 優勝
- 2019年 ISUグランプリシリーズ スケートカナダ 3位
- 2020年 チャレンジカップ2020 2位
男子は羽生結弦さんや宇野昌磨さんが目立っていますが、田中刑事さんも負けじとかなりの戦績を収めています。
まとめ
今回は、フィギュアスケート選手「田中刑事」さんの出身高校や家族構成の他、長年のコーチと別れて変わった新コーチとの情報やスケートを始めたきっかけや経歴についてご紹介しました。
スポーツの中でも涼しいからと始めたフィギュアスケートでみるみる上達していき、いつしか日本トップレベルの選手にまで成長しました。
男子フィギュアスケーターとしてはベテランの域に達してきましたが、まだまだ国際大会で活躍しています。
2022年に開催される北京オリンピックに出場するため、グランプリシリーズでは上位の成績を収めてくれることを期待しましょう。