東京五輪競泳800mリレー(女子)の池本凪沙さんは、長身を生かした大きなストロークの伸びやかな泳ぎが持ち味の選手です。
そんな池本凪沙さんは、どんな経歴でどこの出身なんでしょうか。
そこで池本凪沙さんの学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪競泳800mリレー(女子))をご紹介します。
池本凪沙さんの学歴・出身校
池本凪沙さんはどのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、家族構成、子供の頃のエピソードについて見ていきましょう。
池本凪沙さんのプロフィール
- 氏名:池本凪沙 (いけもとなぎさ)
- 生年月日:2002年8月25日
- 出身地:京都府宇治市
- 身長:171㎝
- 体重:63㎏
- 血液型:不明
池本凪沙さんの学歴・出身校
池本凪沙さんは現在、中央大学法学部に在学中です。
中央大学の水泳部は、インカレ11連覇を成し遂げ、数多くの五輪選手を輩出している名門です。
東京五輪競泳代表に内定している塩浦慎理、大本里佳さん、砂間敬太さんも中央大学の卒業生です。
高校は近畿大学付属高等学校を卒業しました。
近畿大学付属高等学校は、大阪府東大阪市にある私立の中間一貫校です。
水泳部は30年以上の歴史を持つ名門で、池本凪沙さん以外にも、東京五輪代表の入江陵介さん、井狩裕貴さんも同校水泳部のOBです。
また、アーティスティックスイミング部の安永真白さん、京極おきなさんも同校の卒業生です。
何度もインターハイ優勝の経験を持つ同校水泳部ですが、校内には水泳施設がなく、隣接する近畿大学クラブセンター内の50mプールを拠点としています。
中学は宇治市立宇治中学校を卒業しています。
同中学校には水泳部がなく、中学時代の池本凪沙さんは、地元にあるコパンスポーツクラブ・スイミングスクールに所属して活動していました。
出身小学校は分かりませんでしたが、中学校の学区から、菟道小学校、菟道第二小学校、神明小学校のいずれかであったと思われます。
池本凪沙さんの子供時代とご家族情報
池本凪沙さんの幼少期については、情報が少なくあまり詳しいことは分かりませんでしたが、スイミングを始める前から、よく父親と市民プールに行って水に親しんでいたということです。
また、中学生までは水泳とバスケットボールを両立するスポーツ少女でした。
家族構成についても、弟が1人いることは分かっていますが、両親の名前や職業は分かりませんでした。
ただ、父親は「TKドラゴンズ」という少年野球チームの相談役をやっていて、池本凪沙さんの五輪出場が内定した時は、同チームのホームページに紹介されています。
弟は4歳年下で京将(きょうすけ)さんといい、小学生までは「TKドラゴンズ」に所属していました。
小学校卒業後は「境ビッグボーイズ」というチームに移っています。
池本凪沙さんの経歴
小学校までは水泳とバスケットボールの両方に熱中していた池本凪沙さんですが、「団体競技は向いていない」と感じ、中学からは水泳に専念するようになりました。
そんな池本凪沙さんは、どのような経緯で競泳と出会い、どのような実績があるのでしょうか。
競泳との出会い
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池本凪沙さんがスイミングスクールに通い始めたのは6歳の頃のことです。
当時通っていた保育園の友達がスイミングスクールに通っており、自分もやりたいと思ったことがきっかけでした。
経歴・エピソード
本格的に競泳をやるようになったのは小学校5年生の頃からです。
中学生になるとバスケットを辞め、その分の時間を水泳に費やすようになり、タイムも一気に伸びていきます。
中学3年の頃には、週6日はスイミングスクールに通い、1日7000m以上泳ぐこともありました。
ちなみに、中学に入ったころは151㎝だった身長は、3年間で170㎝までに成長しています。
そして中学3年の時には全国中学校水泳競技大会、ジュニアオリンピックなどで優勝します。
そして同年には、初の国際試合となるアジアエージグループ選手権に日本代表として出場しています。
水泳の強豪である近畿大学附属高等学校に進学すると、2019年の世界水泳に最年少の16歳で代表に選出されます。
同年1月には現在所属しているイトマンスイミングスクールに移籍しています。
高校時代には東洋大学の合宿に参加したり、海外遠征にも同行していましたが、進学先に選んだのは中央大学でした。
現在は中央大学の水泳部とイトマンに所属しながら競泳を続けています。
主な戦績
水泳の #世界選手権 で #女子800メートルリレー で予選を突破し、#東京五輪 の出場権を獲得しました。写真はレース後、笑顔を見せる(左から)#池本凪沙 #青木智美 #五十嵐千尋 #白井璃緒 の選手です。(池)#競泳 #世界水泳2019 #世界水泳 pic.twitter.com/VDe9C1JBfX
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) July 25, 2019
池本凪沙さんは、若干16歳にして世界水泳の代表となっており、「ポスト池江」とも言われています。
その主な戦績は以下のようなものです。
2017年には全国中学校水泳競技大会と全国JOCジュニアオリンピックカップに出場し、いずれも50m、100m自由形で優勝しています。
2018年のユース五輪ではリレー2種目で3位、2019年世界水泳では4×200mリレーに出場し8位に入賞しています。
そして2021年4月、東京五輪出場権をかけた日本選手権に出場しますが、結果は200m自由形で4位と派遣標準記録には及びませんでした。
しかしその後、選考委員会の協議の結果、4×200mフリーリレーでの代表に追加されることが決定し、念願の五輪出場が内定しました。
まとめ:池本凪沙の学歴・出身校と経歴
今回は、池本凪沙 の学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪競泳800mリレー(女子))についてご紹介しました。
中学生になってから本格的に競泳に専念してきた池本凪沙さんですが、中学から現在に至るまでの成績は輝かしく、「ポスト池江」と呼ばれるのも納得できるものです。
現在大学1年生と若く、今後2大会3大会連続での五輪出場も可能な年齢です。
これからも国内外の大会で活躍し、競泳界のエースとなっていくことを期待したいと思います。