東京五輪陸上100・200m(男子)の小池祐貴さん。
中学までは野球少年だったという異色の経歴の持ち主である小池祐貴さんは、どんな経歴でどこの出身なんでしょうか。
そこで小池祐貴さんの学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪陸上100・200m(男子))をご紹介します。
小池祐貴さんの学歴・出身校
小池祐貴さんはどのような経歴の持ち主なのか、プロフィールから学歴、家族構成、子供の頃のエピソードについて見ていきましょう。
小池祐貴さんのプロフィール
- 氏名:小池祐貴(こいけゆうき)
- 生年月日:1995年5月13日
- 出身地:北海道小樽市
- 身長:173cm
- 体重:73kg
- 血液型:O型
小池祐貴さんの学歴・出身校
小池祐貴さんの最終学歴は慶応義塾大学です。
大学では総合政策学部に在籍していました。
慶応義塾大学にはスポーツ推薦の枠はありませんので、陸上をしながら勉強をして、実力で大学に進学したということになります。
また大学では競走部に所属し100代目主将も務めました。
自らを「笑って終われる100代目」として、「One Up」をチームの目標に掲げていいました。
高校は立命館慶祥高等学校を卒業しました。
立命館慶祥高等学校は、北海道江別市にある私立高校で、偏差値が65以上ある優秀な学校です。
同校の出身者としては、ソチ五輪のアイスホッケー日本代表選手の足立友里恵さんなどのスポーツ選手やアナウンサーなど数々の有名人がいます。
高校に入学すると陸上部に入部し、本格的に陸上を始めます。
出身の中学校は立命館慶祥中学校です。
立命館慶祥中学校は中高一貫校なので、小池祐貴さんは中学からそのまま高校に進んでいます。
中学時代は陸上部ではなく、野球部に所属していました。
中学3年の夏までは「エースで4番」の選手だったそうです。
しかしこの頃から「個人競技をやってみたい」と思い始めたそうです。
小学校は小樽市立桜小学校に通っていました。
小学校時代もずっと野球少年で、陸上には縁がなかったようです。
小池祐貴さんの子供時代とご家族情報
小池祐貴さんは小学校から中学までの9年間、野球少年でした。
小学校時代は地元の東小樽野球少年団に所属していました。
センターゴロを何度も記録する足が速くて肩の強い選手で、北海道大会で準優勝もしています。
小池祐貴さんは、両親と兄の4人家族です。
優秀なスポーツ選手には、両親もアスリートである場合も珍しくありませんが、小池祐貴さんの両親は一般の方のようです。
残念ながら、家族についての名前や仕事、年齢など詳しい情報は見つかりませんでしたが、父親との面白いエピソードがありましたのでご紹介しておきます。
ある日突然、父親が小池祐貴さんにジャンケンを挑んできたことがありました。
とりあえず受けてたった小池祐貴さんがジャンケンに勝つと、お小遣いを手渡されたそうです。
お茶目で優しいお父さんですね。
小池祐貴さんの経歴
中学まで野球をやっていた小池祐貴さんですが、どのように陸上と出会い、どのような実績があるのでしょうか。
陸上(100m・200m)との出会い
中学までは野球少年だった小池祐貴さんですが、中学3年の頃から個人競技に興味を持ち陸上を始めました。
中学3年の秋に出場した大会で100mを走り、12秒21を記録します。
中学3年男子の100m走の平均は14秒程度なので、かなり早いですね。
これはアジア大会前に話を聞かせていただいた時、小池祐貴選手と急成長を支えた臼井淳一コーチ。いい笑顔😁😁 pic.twitter.com/045sgv7sCl
— 陸上記者 上田悠太 (@rikujyo_nikkan) September 28, 2018
ネットの評判は以外にも、「笑顔がかわいい 」という声が多く見られました。
確かにその体格や筋肉に反してかわいい笑顔ですよね。
経歴・エピソード
小池祐貴さんは、高校に入り本格的に陸上を始めます。
そして1年時にはインターハイで100mの準決勝、国民体育大会では2位という全国レベルのランナーになっています。
その後2年、3年と3年間連続でインターハイ、国民体育大会に出場しますが、同学年である桐生祥秀選手に勝てず、なかなか優勝はできませんでした。
大学時代は世界ジュニア選手権で初の世界大会を経験し、200mで日本人として3人目のファイナリストになります。
2015年5月の関東インカレで右足を負傷しますが、6月のアジア選手権にシニア日本代表として出場しています。
大学を卒業するとANAに入社し、走り幅跳び元日本記録保持者の臼井淳一氏に師事します。
同年12月には住友電工に移籍し、現在に至ります。
主な戦績
小池祐貴選手 可愛い pic.twitter.com/0rVnJilOcc
— むくむく (@stationstatio) June 29, 2019
主な戦績としては、2018年アジア競技大会で200mに出場し優勝しています。
2019年世界選手権では100m準決勝で2組7着、200m予選2組4着となっています。
また2019年と2020年には日本選手権100mで3位、200mで2位を獲得しています。
このように直近の国際大会、日本選手権ともにしっかりとした成績を残していまので、東京五輪も期待したいですね。
まとめ:小池祐貴の学歴・出身校と経歴
今回は、小池祐貴の学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪陸上100・200m(男子))についてご紹介しました。
小池祐貴さんは、中学まで野球少年で高校になってから陸上に転向したという、異例の経歴の持ち主です。
ずっと野球というチームプレイをしていたためか、中学3年の頃に「個人競技」に挑戦したいと陸上を始めます。
陸上に転向後すぐに全国大会に出場するというトップアスリートに成長していますが、これはやはり天性の才能と言っても過言ではないでしょう。
また慶應義塾大学卒業で、まさに文武両道。
同い年の桐生祥秀選手などのライバルと共に、東京五輪でも活躍されることを期待します。