東京五輪男子フェンシング、エペ代表の加納虹輝さんは、小学校6年でフェンシングを始め、高校時代にフルーレからエペに転向し、才能が開花しました。
そんな加納虹輝さんの、出身から経歴をまとめました。
加納虹輝さんの学歴・出身校
加納虹輝さんはどのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、家族構成、子供の頃のエピソードについて見ていきましょう。
加納虹輝さんのプロフィール
- 氏名:加納虹輝(かのうこうき)
- 生年月日:1997年12月19日
- 出身地:愛知県
- 身長:173cm
- 体重:64kg
- 血液型: A
加納虹輝さんの学歴・出身校
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加納虹輝さんは、2020年に早稲田大学スポーツ科学部を卒業されています。
早稲田大学のスポーツ科学部は2003年に設置された学部で、スポーツ文化学科、スポーツ医科学科、スポーツ科学科に分かれています。
フェンシング部は1946年に創部され、2021年に75周年を迎えた伝統ある部で、これまでに多数のオリンピック選手を輩出してきました。
高校は山口県立岩国工業高等学校を卒業しました。
山口県立岩国工業高等学校は、山口県岩国市にある公立の共学校です。
フェンシング部は県内屈指の実力を誇っており、全国大会常連校です。
出身は愛知県ですが、名監督本間邦彦先生の指導を求め、進学しました。
高校では個人エペ優勝、団体フルーレで2位と、輝かしい成績を残しています。
中学校は愛知県にある、あま市立美和中学校です。
美和中学校は、愛知県あま市にある公立中学です。
中学時代の成績などは、残念ながら情報がありませんでした。
小学校は特定できませんでしたが、美和中学校はあま市の4つの小学校から集まってるので、次のうちのいずれかの小学校になります。
- あま市立美和小学校
- あま市立正則小学校
- あま市立篠田小学校
- あま市立美和東小学校
フェンシングは小学校6年生の時に始めており、2008年北京五輪で太田雄貴さんが銀メダルを獲得したのをテレビで見て、魅了されたのがきっかけだそうです。
それまでの8年間は、器械体操をやっていました。
高所恐怖症で鉄棒が苦手だったため、あまり好きではなかったそうです。
しかし、器械体操で養った体幹が今のフェンシングに活きており、指導者からも高い評価を得ています。
加納虹輝さんの子供時代と家族情報
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子供時代やご家族についていろいろ調べましたが、残念ながら情報はほとんど公開されていませんでした。
唯一、高校を山口県立岩国工業高等学校に決めた時に、お母様から反対されたそうです。
親元を離れ、一人で生活させるのが余程心配だったのでしょう。
この話だけで、加納虹輝さんがお母様にどれだけ愛されていたのかがわかりますね。
加納虹輝さんの経歴
加納虹輝さんは中学ではフルーレ、高校からエペで活躍しました。
そんな加納虹輝さんはどのようにしてフェンシングと出会い、どのような実績があるのでしょうか。
フェンシングとの出会い
加納 虹輝(かの こうき)選手
男子エペ注目の若手株。
世界ランキングはなんと日本人トップの10位!!
アジア大会では個人で銅メダル🥉団体金メダル🥇どちらも史上初という快挙。大人しそうなルックスからは想像できない、剣さばきのスピードには圧倒される。 pic.twitter.com/ky2MrsH9TA
— 日本フェンシング⚔Fencing Fan (@fencing_fanfan) September 16, 2018
加納虹輝さんは小学校6年生の時にフェンシングと出会いました。
2008年北京五輪で銀メダルを獲得した太田雄貴さんをテレビで見たのがきっかけとなり、地元のフェンシングクラブで習い始めました。
経歴・エピソード
地元愛知県のフェンシングクラブで中学まで活動しています。
全国大会には出場していたそうですが、戦績などは公開されていません。
中学まではフルーレでしたが、高校からは監督の本間邦彦先生の勧めでエペに転向。
すると、エペへ転向したことで才能が開花し、高校1年生でU17代表選考の大会で優勝しました。
その後もインターハイでは2年生時エペ個人2位。
同大会3年生時には見事優勝しています。
大学へはこの実績を提げて早稲田大学にスポーツ推薦で進学しています。
高校の監督が出身という事もあり、かなり勧められたことも早稲田大学に決めたひとつだそうです。
大学進学と同時に、日本代表選手として世界に名を轟かせることになりました。
1年生の2017年ジュニアワールドカップヘルシンキ大会でエペ個人優勝。
その後も2018年アジア大会銅メダル獲得。
2019年ワールドカップバンクーバー大会エペ個人優勝、同年ワールドカップ
ブエノスアイレス大会エペ団体優勝。
華々しい活躍をされています。
早稲田大学卒業後の現在は、JALに所属されています。
主な戦績
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加納虹輝さんは高校でエペに転向したことにより、輝かしい戦績を収めることができました。
その主な戦績は以下の通りです。
- 2014年インターハイエペ個人2位
- 2015年インターハイエペ個人優勝
- 2017年ジュニアワールドカップフィンランド大会エペ個人優勝
- 2017年ワールドカップフランス大会エペ個人3位
- 2018年アジア大会エペ個人3位、団体優勝
- 2019年ワールドカップドイツ大会エペ個人3位
- 2019年ワールドカップカナダ大会エペ個人優勝
- 2019年ワールドカップアルゼンチン大会団体優勝
2019年のワールドカップカナダ大会で優勝したことで、2020年東京五輪フェンシングエペ個人の代表選手に選出されました。
本格的に始めたのが高校1年生でここまでの選手になれたのはセンスはもちろん、並大抵の努力ではないことがわかります。
まとめ
今回は加納虹輝さん(2020年東京五輪フェンシングエペ(男子))の学歴や経歴についてご紹介しました。
2008年北京五輪で太田雄貴さんの試合をテレビで見てフェンシングに出会い、そこから高校で本格的にフェンシングエペに打ち込み、素晴らし戦績を収められました。
高校を本間邦彦先生が監督する山口県立岩国工業高等学校に決めたことが、加納虹輝さんの競技人生を飛躍させましたね。
持ち前の体幹を活かした試合で、東京五輪での活躍を期待しましょう。