東京五輪女子レスリング62キロ級代表の川井友香子さん。
彼女はどこの出身でどんな競技人生を歩んできたのでしょうか。
今回は、川井友香子の学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪レスリング62kg級(女子))について紹介します。
川井友香子さんの学歴・出身校
川井友香子さんは、どこ出身でどんな学歴を送ってきたのでしょうか。
ここでは、川井さんの学歴・出身校・家族のことについて書いていきます。
川井友香子さんのプロフィール
- 氏名:川井友香子(かわいゆかこ)
- 生年月日:1997年8月27日
- 出身地:石川県河北郡津幡町
- 身長:162cm
- 体重:62キロ
川井友香子さんの学歴・出身校
川井友香子さんの最終学歴は、至学館大学です。
学部は、健康スポーツ科学科を専攻していました。
至学館大学は、愛知県にある私立大学です。
至学館大学はスポーツが有名な学校で、なかでもレスリング部には数々のオリンピック代表選手を輩出しています。
現在、引退された吉田沙保里さんは、現役時代の時は至学館大学を拠点として活動していました。
川井友香子さんの出身高校は、至学館高等学校です。
川井さんは石川県出身ですが、県外の愛知県の高校に通いました。
その理由は、本当はレスリングを辞めたかったけど「姉が至学館に進学しているし」となんとなくだったと語っています。
至学館高等学校は、普通科、商業科、家政科の3学科あります。
なかでも、普通科は4つのコースに分かれていて、アドバンスコース・留学コース・進学コース・スポーツサイエンスコースの中から選べます。
新入生のためにこの至学館高校では、毎年体験入学があります。
2日間で、授業風景・部活体験をするプログラムです。
同じ高校の卒業生に、女子レスリングの伊調馨・千春さんや土性沙羅さんがいます。
川井さんの出身中学は、石川県の津幡町立津幡中学校です。
津幡町立津幡中学校は、テスト週間の時はユニークな取り組みを行っています。
それは、各教科の担当の先生と一緒に問題を考えて「テスト問題予想」として掲示板に貼るというものです。
しかも、全部手書きなんですよ。
先生と一緒に問題を考えることで問題の理解もできますし、生徒もみんなにわかるように問題を作らないといけないという責任が生まれるので、いろんな学校に取り組んでほしいですね。
川井さんの出身小学校は、石川県の津幡町立太白台小学校(たいはくだいしょうがっこう)です。
これは、太白台小学校のホームページにお姉さんの記事が書いてあることからわかりました。
リオオリンピックのレスリング日本代表川井梨紗子選手が太白台小学校を訪問してくださいました。
今年の2月にケーブルテレビで放送された、太白台小学校児童による川井選手への応援を観て、オリンピック前にぜひ母校を訪問したいと思っていたそうです。
引用:津幡町立太白台小学校
川井友香子さんの子供時代とご家族情報
小学校時代は、友達とよくピアノを弾いていた川井友香子さん。
レスリングのほかにも、いろんな習い事をしていました。
好奇心旺盛な人だったんですね。
家族構成は、父親・母親・姉・友香子さん・妹の5人家族です。
父親は、川井孝人さん。
孝人さんは、レスリングの学生チャンピオンを取ったことがあるほどの実力の持ち主です。
母親は、川井初江さん。
初江さんも、世界選手権で7位を取ったことがあり、レスリング一家に友香子さんは生まれました。
姉は、川井梨紗子さん。
小学校2年生からレスリングをはじめます。
きっかけは、父親の孝人さんが「大会あるよ?やってみる?メダル欲しい?」と聞き、梨紗子さんはレスリングを始めます。
ユニークな父親ですね。
梨紗子さんは、中学・高校の大会で優勝をして、16年のリオ五輪では63キロ級で金メダルを獲得しています。
今回の東京五輪では、女子57キロ級で代表確定しています。
妹は、川井優梨子さん。
姉や友香子さんより目立っていませんが、ジュニア大会で優勝したことがあり、今後が楽しみな選手です。
川井友香子さんの経歴
次は、川井友香子さんの経歴を見てみましょう。
彼女はどこでレスリングに出会い、どんな競技人生を送ってきたのでしょうか。
レスリングとの出会い
家族のなかで1番レスリングを始めるのが遅かった友香子さん。
そこまで、レスリングに興味がありませんでしたが、父親と母親が試合になると他の選手に付きっきりになってしまい構ってくれなくなります。
それがイヤで、小学2年生からレスリングを始めます。
経歴・エピソード
中学3年生の時、ジュニアクイーンズカップ中学生の部48キロ級で優勝をします。
高校に行き、1年生の時はクリッパン女子国際大会カデット56キロ級で優勝、2年生の時はジュニアクイーンズカップとジュニアオリンピックで60キロ級でも優勝します。
高校3年生の時の全日本選手権では、姉の川井梨紗子さんと対戦しましたが、0−10のテクニカル負けをしました。
大学に進学し1年生の時には、ジュニアクイーンズカップ63キロ級で優勝します。
同年の世界選手権では、伊調馨・千春姉妹、坂本日登美・坂本真喜子姉妹に続く3組目の姉妹同時出場を果たします。
その世界選手権では、リオ五輪で優勝した姉に間違われ第2シードに入ります。
これは審判団のミスですが、抽選が変わることはなくそのまま試合が行われました。これに対して友香子さんは「ラッキー」といっています。
試合は、第3回戦で敗れて8位という結果に終わりました。
大学3年生の時は、全日本選抜選手権大会62キロ級で優勝します。
11月のUー23世界選手権では、全試合テクニカルフォール勝ちで優勝という圧倒的な強さを見せて優勝しました。
大学4年生の時は、11月に行われたワールドカップで全勝をして優勝しています。
主な戦績
主な戦績には以下のものがあります。
63キロ級
2017年 全日本学生選手権 優勝
2017年 全日本女子オープン選手権(シニアの部) 優勝
2017年 ワールドカップ 優勝
62キロ級
2019年 ワールドカップ 優勝
2020年アジア選手権 優勝
レスリングは過酷なスポーツです。
毎年規則は変わるし、体重制限だって厳しいです。
戦績には書いていませんが、59キロ級の大会も出ています。
体重の管理って選手にとって神経質になります。
そんな中でも、結果を出す友香子さんは根っからのアスリートですね。
まとめ:川井友香子の学歴・出身校と経歴
今回は、川井友香子の学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪レスリング62kg級(女子))について紹介しました。
趣味は、お買い物と映画鑑賞という川井さん。
最初はイヤイヤでやっていたレスリングが、高校生以降ものすごく濃い経験で選手生活を送っていることがわかります。
まだ大会で姉妹同時優勝を果たしていないので、東京五輪という大舞台でその偉業を達成してほしいです。