東京五輪サッカー(女子)FW代表の籾木結花さんは、アメリカ合衆国の女子プロサッカーチームであるOLレインでFW、MFとして活躍中です。
そんな籾木結花さんの経歴、家族、幼少期について調べてみました。
籾木結花さんの学歴・出身校
籾木結花さんはどのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、家族構成、子供の頃のエピソードについて見ていきましょう。
籾木結花さんのプロフィール
氏名 | 籾木・ニコル・結花(もみき にこる ゆうか) |
生年月日 | 1996年4月9日 |
出身地 | アメリカ合衆国・ニューヨーク |
身長 | 153cm |
体重 | 49kg |
血液型 | 非公開 |
籾木結花さんの学歴・出身校
籾木結花さんの出身大学は、慶應義塾大学総合政策学部です。
東京都港区に本部を置く名門大学で、近隣の県にも多くのキャンパスを持ちます。
籾木結花さんはSFCと呼ばれる湘南藤沢キャンパスに通い、スポーツビジネスを学んでいました。
ジャーナリストの池上彰さん、嵐の櫻井翔さんなど多くの著名人を輩出しています。
出身高校は、東京都杉並区にある都立杉並高等学校です。
JR中央線阿佐ヶ谷駅の南に位置し、住みやすさで知られる住宅街の中にあります。
都立高校では珍しい「制服のない学校」で、籾木結花さんはそれが気に入ってこの高校への進学を決めています。
サッカー選手の岩渕良太さん、女優の松本まりかさんもこの学校の卒業生です。
出身中学校は同じく杉並区にある、区立天沼中学校です。
教育方針は「自主・自立・共生」で、明るい校風です。
校区の関係で帰国子女が多く通っており、籾木結花さんもその一人として中学生活を楽しめていたのでしょう。
出身小学校は同じく杉並区の、区立桃井第二小学校です。
JR中央線荻窪駅の南西に位置し、生活に便利なところに位置しています。
教育目標は「心身ともにたくましい子ども」で、自主性を重んじる校風です。
校歌の歌詞は、荻窪在住であった歌人の与謝野晶子さんによるものです。
小学校も自由な校風が特徴で、籾木結花さんのおおらかさや明るさはこの時期に育まれたものかもしれません。
籾木結花さんの子供時代とご家族情報
籾木結花さんは、どのような子供時代を過ごしたのかを見ていきましょう。
またご家族の情報についても調べてみました。
籾木結花さんはアメリカのニューヨーク生まれで、3歳まではアメリカで暮らしていた帰国子女です。
詳しい家族構成は公開されていませんが、自身のSNSで弟に関する情報を投稿していることから、両親と弟がいることが判明しています。
弟が一人なのか、他にもきょうだいがいるのかについては確認できませんでした。
父親はサッカー好きで、籾木結花さんがサッカーを始めるきっかけを作っています。
母親について籾木結花さんは「サッカーの話はほとんどしない」と語っています。
おそらく自主性を尊重し、籾木結花さんの活躍を見守っているのででしょう。
弟についても情報は少ないのですが、文化祭でスカートをはいて欅坂46のダンスを踊ったことがあるとの投稿が、籾木結花さんのSNSにありました。
籾木結花さんもその影響を受けて欅坂46のファンになったと語っています。
明るく、あたたかな家庭で育ったことがうかがえますね。
籾木結花さんの経歴
中学生の時に日テレ・メニーナに加入し、左足からの鋭いシュートに定評のある籾木結花さん。
そんな籾木結花さんですが、どのような経緯でサッカーと出会い、どのような実績があるのかを見ていきましょう。
サッカーとの出会い
4 GOALS IN 4 GAMES. pic.twitter.com/ADGsT0Ub7V
— Yuka Nicole Momiki / 籾木 結花 (@nicole_m09) June 14, 2021
籾木結花さんは幼稚園児の頃にサッカーを始めました。
父親がサッカー好きで、休みの日になると練習や試合に出かけ、それについて行って片隅でボール遊びをしていたことがきっかけです。
小学生になると地元のサッカーチームに加入して、練習や試合を楽しんでいました。
ところがある日、父親と一緒に出掛けたフットサル場の隣のコートで練習をしていたチームに目を奪われます。
のちに所属することになる「バディーフットボールクラブ」の女子チームが練習していたのです。
今まで自分が行ってきた練習内容との違いに驚き、籾木結花さんは「もっとうまくなりたい」とバディーフットボールクラブに志願して加入したのでした。
幼いながら練習内容の違いを見抜き、自分を高めるための行動力には驚かされますね。
しかし、籾木結花さんはさらに上を目指します。
中学1年生の時に人気女子サッカーチームの日テレ・ベレーザの下位組織である日テレ・メニーナのセレクションを受けて見事合格します。
メニーナでは2度の全国大会優勝を経験し、中学3年生の時には上位組織の日テレ・ベレーザのメンバーとして初出場・初ゴールを決めるという快挙を成し遂げます。
日テレ・ベレーザやメニーナには同じサッカー選手の田中美南さん・岩渕真奈さん・三浦成美さんがいます。
自分で考えて道を切り開く籾木結花さんの行動力は素晴らしく、それを温かく見守る家族も素敵ですね。
経歴・エピソード
日テレ・メニーナでの活躍が認められ、籾木結花さんは高校1年生の時に日テレ・ベレーザに正式加入します。
インタビューでは「日本一のクラブで揉まれて成長したかった」と語っています。
さらに、「サッカーを続けながら、スポーツビジネスの観点を掛け合わせて何かを勉強できないか」と考え、慶應義塾大学に進学しています。
常に高いレベルの環境に自分を置き、自己を高めていく姿勢には頭が下がります。
普段は優しい口調で話をする籾木結花さんですが、常に一歩先を見ているからこそ試合では冷静かつ正確なプレーができるのですね。
主な戦績
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— Yuka Nicole Momiki / 籾木 結花 (@nicole_m09) June 19, 2021
籾木結花さんはFWでありながらMFもこなす、女子サッカー界の二刀流選手です。
自身も他のFW選手へのアシストも得意だと語り、東京オリンピックでの活躍が期待されています。
主な戦績は以下の通りです。
【個人成績】
- 2016-2017、2019:なでしこリーグ ベストイレブン
【代表選出歴など】
- 2012:U-17女子ワールドカップ ベスト8
- 2016:U-20女子ワールドカップ 3位
- 2017:アルガルヴェ・カップ
- 2017:国際親善試合 vsコスタリカ
- 2018:アジア競技大会
右サイドから俊敏な動きで相手をかわし、左足から繰り出す強烈なシュートはこれぞサッカーの醍醐味ともいえる華やかさがあります
海外選手にも負けない技術を持つ籾木結花さんは、東京オリンピックでも観客を沸かせてくれることでしょう。
まとめ:籾木結花の学歴・出身校と経歴
今回は、籾木結花さんの学歴や経歴、家族についてご紹介しました。
小学生の頃から自分の意志でサッカーを始め、日本代表チームでエースナンバーの背番号10を任されるまでに成長しました。
常に先のことを考えた冷静なプレーができる籾木結花さんは、FWだけでなくMFとしても貴重な存在です。
2020年からはアメリカの女子プロサッカーチームのOLレインに移籍し、プロ選手としてのキャリアを歩み始めました。
生まれ故郷でもあるアメリカのサッカーを肌で感じ、その経験は日本の女子サッカー界にきっといい影響を与えてくれることと思います。
日本のエース番号を背負って戦う籾木結花さんに、大きな声援を送りましょう。