東京五輪陸上110mハードル出場選手候補の高山峻野さん。
110mハードル元日本記録保持者でもある高山峻野さんはどんな経歴でどこの出身なのでしょうか。
そこで高山峻野の学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪陸上110mハードル(男子))についてご紹介します。
高山峻野さんの学歴・出身校
アジア大会でメダルを獲得するなど活躍している高山峻野さん。
ここでは、高山峻野さんのプロフィールや出身校、そして子供時代や家族についてお伝えしていきます。
高山峻野さんのプロフィール
- 氏名:高山峻野(たかやましゅんや)
- 生年月日:1994年9月3日
- 出身地:広島県
- 身長:182㎝
- 体重:73kg
- 血液型:AB型
- 所属:ゼンリン
高山峻野さんの学歴・出身校
高山峻野さんの最終学歴は明治大学の法学部です。
明治大学は東京都に所在しており、大学の中でも難関大学として知られていて、全国的にもかなり高い知名度を誇る大学です。
そのため、スポーツ界や芸能界など幅広い分野で活躍する著名人を数多く輩出しています。
出身の高校は広島工業大学高等学校です。
この高校は広島県広島市に所在しており、人工芝のグラウンドがあるなど設備が充実しており部活動が盛んで、全国大会を狙える部活が多数ある学校です。
高山峻野さんの所属していた陸上部も、毎年のようにインターハイに出場している強豪です。
同じ学校の卒業生には投手でドラフト1位指名されプロ野球で活躍した佐々木 修さんがいます。
出身の中学校は広島市立中広中学校です。
この中学校は広島県広島市に所在しており、全国大会でも好成績を残している女子ソフトボール部が強豪として知られています。
小学校に関する詳しい情報はありませんでしたが、通っていた中学校の校区にある西区の広島市立三篠小学校や広島市立大芝小学校、そして中央区の広島市立広瀬小学校のどれかではないかと思われます。
高山峻野さんの子供時代とご家族情報
高山峻野さんは中学生時代、陸上が本当に楽しく、特に試合をするのが好きだったと話しています。
練習が厳しすぎるときには、多少気持ちを緩めながら練習をすることもあったという当時のエピソードもあるようです。
3年で出場した全国中学生体育大会では、現在同じゼンリンに所属している田邊さんにボロ負けしたことしか覚えていないと話しているので、相当悔しかったことが伺えます。
小学校時代の情報はありませんでしたが、中学校入学時には野球チームに所属していたことから、小学校の頃から野球は続けていたのではないかと思われます。
家族関係は父親、母親、兄の4人家族です。
父親、母親の詳細情報はありませんでしたが、兄は2歳上で中学校では陸上部で一緒に練習をしていたそうです。
兄とは歳は2つ違いますが、部活が一緒となると自然にライバル意識が芽生えてしまいそうですね。
高山峻野さんの経歴
スタート直前の深呼吸をルーティーンとしていることが有名な高山峻野さん。
そんな高山峻野さんの陸上競技のハードルを始めたきっかけや経歴、これまでの実績を見ていきたいと思います。
ハードル競技との出会い
中学入学時は学校外の野球チームに所属しており、陸上競技への取り組みはついでといった感じで野球がメインだったそうです。
しかし、中学1年の県大会で3位入賞し進出した中国大会で予選敗退したのが本当に悔しく、そこから陸上競技に対する姿勢が変わっていきます。
その敗戦がきっかけとなり、高山峻野さんは野球を辞め陸上競技にのめり込んでいくようになります。
このときに偶然中学校の先輩に県内トップクラスのハードル選手が数名おり、その先輩達の影響を受けてハードルを始めたというのが高山峻野さんとハードルの出会いになります。
野球のついでに始めた陸上で、中学に入学してすぐに県大会を突破しているあたりは、この頃から運動神経は光るものがあったことが伺えますね。
経歴・エピソード
高山峻野さんは高校3年の時には高校新記録をマークし、世界ジュニア選手権の代表に選出されるなど、この世代ではトップクラスの実力を持っていました。
そんな高山峻野さんですが、インターハイには3年連続で出場しているものの高校1年で準決勝8位、2年で7位と、あと一歩のところで優勝には届いていません。
さらに、高校新記録をマークし優勝候補として出場した3年のインターハイでも予選で転倒して敗退となってしまうなど、とても悔しい思いをしたようです。
そこで、練習にメンタルトレーニングや呼吸法を取り入れた結果、スタートから安定して実力を発揮できるようになり、現在の成績を残せるようになっていきます。
大学3年のときに出場した日本選手権では、ついに自身初となる大舞台での優勝を成し遂げています。
この大会をきっかけに2017年、2019年の日本選手権優勝など数々の大会で優勝を収め、2019年には日本記録を2度更新するという大躍進を遂げています。
コンマ数秒で結果が変わってしまうシビアな勝負の世界では、メンタルが結果に直結するほど重要な要素になってくるのですね。
主な戦績
主な戦績としては2017年、2019年日本選手権で優勝を果たしています。
2017年のアジア選手権で4位、2018年のアジア大会では3位に入賞し銅メダルを獲得しています。
出場したアジアの大会でも上位の成績を収めているので、アジア圏ではすでにトップクラスにいることがわかりますね。
まとめ:高山峻野の学歴・出身校と経歴
今回は高山峻野の学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪陸上110mハードル(男子))についてご紹介しました。
110mハードルの日本記録を短期間で2度も更新するなど急成長中の高山峻野さん。
大学2年までの無冠時代を折れない心で乗り越え、現在ではアジア大会で上位入賞するまでに成長した高山峻野さんが、世界大会で活躍するのは、そう遠くないことのように感じます。
現在も成績を伸ばし続けており、まだ進化の途中といえる高山峻野さんですので、今後の活躍にも期待してしまいます。