東京五輪スポーツクライミング出場選手候補の野口啓代さん。
過去のボルダリングワールドカップにおいて9連覇という世界屈指の優勝成績を持つ野口啓代さんはどんな経歴でどこの出身なんでしょうか。
そこで野口啓代の学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪クライミング(女子))をご紹介します。
野口啓代さんの学歴・出身校
1989年5月30日生まれで茨城県龍ヶ崎市出身の野口啓代(のぐち あきよ)さん。
身長は164cm で体重49kg、血液型はB型です。
出身大学
野口啓代さんの最終学歴は東洋大学ライフデザイン学部中退です。
大学ではライフデザイン学部健康スポーツ学科に所属してしました。
大学1年生の時にボルダリングワールドカップで初優勝を果たしたことが、野口啓代さんによってプロを目指す大きな転機となったそうです。
出身高校
高校は東洋大学付属牛久高等学校を卒業しました。
東洋大学付属牛久高等学校は1964年に設立され、スポーツを中心としたコースや進学に特化したコース、グローバル社会に特化したコースなど、生徒の目指したい世界に合わせて専門性の高いカリキュラムを用意した高等学校です。
この東洋大学付属牛久高等学校の卒業生は、野口啓代さんの他に以下の方が挙げられます。
- 青木 佑樹(ラグビー選手、2021年現在クボタスピアーズ所属)
- 瀧沢修平(サッカー選手、2021年現在Jリーグ・モンテディオ山形所属)
出身中学校
出身の中学校は龍ケ崎市立城ノ内中学校です。
中学1年生の時に、酪農業を営んでいた父親が厩舎を改装し、30畳ほどのオリジナルコースを作成。
自宅から遠いジムに通えない場合の練習場所として活用し、現在もさらなる改装含め練習に活用しています。
出身小学校
小学校は龍ケ崎市立八原小学校に通っていました。
小学5年生の頃に、グアムでの旅行をきっかけとして妹とともにボルダリングを始めていました。
家族関係は、妹が一人います。
そして何よりも父親が非常に精力的に野口啓代さんのボルダリングを強く応援しています。
グアムでのフリークライミングがきっかけで、野口啓代さんはボルダリングを始めたのですが、父親自身もこれをきっかけにボルダリングにハマったそうです。
現在は、コースに設置するホールド(足場)の輸入販売を行うようにもなりました。
野口啓代さんの経歴
野口啓代さんといえば非常に安定した動作によるボルダリングとリードで有名です。
スポーツクライミングは、現在「アーバンスポーツ」という若者の間で流行する都市型の競技として認知されており、この競技では完成や競技中のBGMも非常に注目される要素の一つです。
その野口啓代さんの経歴を見ていきたいと思います。
野口啓代さんは、小学5年生の夏に家族旅行でグアムに行ったことが今のボルダリング・クライミングへの道を歩んだきっかけとなりました。
グアムのゲームセンターでフリークライミングを経験したことがきっかけとなり、旅行の後にクライミングジムに通い始めます。
中学校へ進学する直前の全日本ユース選手権では、中高生が参加する中で優勝を果たし、その当時からすでに頭角を現していました。
現在、東京五輪でライバルとしてぶつかることが予想されているのは、スロベニア代表のヤンヤ・ガルンブレット選手です。
2019年の世界選手権において野口啓代さんは総合2位でしたが、その時に優勝し、弱冠18歳で2連覇を果たしたのがヤンヤ・ガルンブレッド選手です。
特に、野口啓代さんがあまり得意ではない「スピード」という、主に登りきるまでのタイムを競う種目において世界でもトップレベルの実力を持ちます。
主な実績としては、
- 2016年第11回ボルダリングジャパンカップ 優勝
- 2017年日本選手権リード競技大会 優勝
- 2018年ボルダリングワールドカップ 中国大会 優勝
- 2020年第2回スピードジャパンカップ 4位
以上のような経歴を持ちます。
また、その他の経歴から見ても、制限時間以内に何度もチャレンジし、登頂の可否を競う「ボルダリング」競技において、日本大会および世界大会において何度も優勝するなど、世界レベルでの強さを誇っています。
東京五輪でのスポーツクライミングでは、ボルダリング、リード、スピードの3種目に挑み、その総合スコアで競います。
正確に登りつめる野口啓代さんか、しなやかで素早いヤンヤ・ガルンブレットさんが勝利するのか、非常に注目です。
野口啓代さんのネットの反応
注目選手は
ボルタリング野口啓代さんですね。
オリンピックが開催されれば
おそらく年齢的にも選手として
ラストなのかな?って思ってます
ボルタリング界を牽引してきた
トップ級の選手なんで
オリンピックではいい結果が出れば嬉しい😊です。
#802TAP— GH (@_ghghghghgh) March 30, 2021
✨日本で人気No6✨楢崎智亜、野口啓代が初優勝 スピードクライミングの日本杯 #楢崎智亜 #フリークライミング #野口啓代 #日本 #優勝
— 最新スポーツ情報!最新トレンド&みんなの反応 (@sportskwkm) March 6, 2021
野口啓代さんが撮影で来店してくれました〜
ハロウィンバージョンという中々にレアなショット有難うです! pic.twitter.com/Asxp8XoyVp— Dボル綱島[ディーボルダリング綱島] (@dbouldering_tsu) October 11, 2018
八王子で行われた #ボルダリング のワールドカップ。女子で優勝した野口啓代選手です。 pic.twitter.com/HZP150vwO2
— 東京新聞←2㍍→写真部 (@tokyoshashinbu) June 3, 2018
2021リードジャパンカップ‼️
森秋彩選手、野口啓代選手の茨城勢がワンツーフィニッシュしました✨
2人とも本当にお疲れ様でした❗️おめでとうございます㊗️🎉㊗️🎉
本当に感動のクライミングでした。— spoleclimbinggym (@SPOLEclimbing) March 28, 2021
Twitterでの反応を見ていると、特に最近では2021年3月に行われたスピード・ジャパンカップで優勝を果たしたことが話題となっています。
近年登場した新しい種目であり、野口啓代さんも2019年、2020年と苦戦していたスピードで好成績を収めたことを応援しています。
まとめ:野口啓代の学歴・出身校と経歴
今回は、野口啓代の学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪クライミング(女子))についてご紹介しました。
父がボルダリングの練習場を製作してくれ、小学生からの努力の結果、世界選手権で9連覇を果たした野口啓代さん。
あたたかで情熱的な家族の後押しを受け、ボルダリングの第一人者として世界で活躍してきた野口啓代さんは、東京五輪の出場を最後に引退を宣言しています。
引退を目前に控えている今でも、苦手としていたスピードの成績を向上させ、東京五輪への思いを強く感じさせてくれます。
東京五輪での彼女の活躍に非常に注目するとともに、引退後の活動にも合わせて注目です。