スポーツクライミングで東京五輪出場を決めている楢崎智亜さん。
東京五輪からの新競技であるスポーツクライミングで初代王者を目指しています。
今回は、そんな楢崎智亜さんの学歴や経歴について紹介していきます。
楢崎智亜さんの学歴・出身校
ここからは、学歴や出身校を紹介していきます。
楢崎智亜さんはどのように歩んできたのでしょう。
楢崎智亜さんのプロフィール
- 氏名:楢崎 智亜(ならさき ともあ)
- 生年月日:1996年6月22日
- 出身地:栃木県宇都宮市
- 身長:170cm
- 体重:60kg
- 血液型:B型
楢崎智亜さんの学歴・出身校
楢崎智亜さんの最終学歴は栃木県にある宇都宮北高等学校です。
進学校である宇都宮北高校はスーパーイングリッシュハイスクールに指定されているなど、学業に力をおいている学校です。
部活動も盛んで陸上競技部やバドミントン部は全国大会への出場経験もあります。
その学校で楢崎智亜さんは部活動には入らずクライミングジムで練習を重ねていました。
中学は作新学院中等部です。
日本最大規模と卒業生の数を持つ作新学院の中学校です。
中高一貫校で中等部を卒業すると高等部へ進学することが大半ですが、楢崎智亜さんは進学校である宇都宮北高校に進学を選びました。
楢崎智亜さんの父親が医者ということもあり将来的に医学部への進学を考えていたので別の高校へ進学しました。
水泳で東京五輪に出場が決まっている萩野公介さんも同校の出身です。
小学校は作新学院小学部です。
中学と同様に作新学院の小学校です。
楢崎智亜さんは小学校から私立の学校に通っており非常に教育熱心な家庭であったと考えられますね。
楢崎智亜さんの子供時代とご家族情報
楢崎智亜さんは幼稚園の頃から器械体操を行っていました。
身体能力が高く、将来は体操でオリンピックに出場することを目標にしていました。
しかし、突然体操の演技をすることに恐怖を感じ、マットの中に入ることもできなくなり10歳で体操をやめました。
体操で鍛えられた柔軟性は現在のクライミングにも通じるものがありますね。
家族は父親・母親それに兄と弟がいます。
父親は内科の開業医をしています。
息子に家業を継いでほしいという父親の思いもあり、楢崎智亜さんは高校卒業まで医学部への進学かクライマーとしての道を進んでいくか悩んだ時期もありました。
兄と弟も幼い頃からクライミングをやっています。
弟の楢崎明智さんもプロのクライマーとして活動しており、東京五輪の最終予選で3位に入りましたが、惜しくも五輪出場を逃しています。
現在は楢崎智亜さんと同じ「TEAM-au」に所属しています。
楢崎智亜さんの経歴
ここまでは学歴や家族についてご紹介してきました。
医者になるかクライマーになるかを悩みクライマーの道を選択した楢崎智亜さん。
ここからは、クライミングでの活躍を紹介していきます。
クライミングとの出会い
#スポーツクライミング 世界選手権、男子複合で優勝した楢崎智亜選手の3種目。左上から時計回りにスピード、ボルダリング、リードです。 pic.twitter.com/8n3lO0zrDh
— 東京新聞←2㍍→写真部 (@tokyoshashinbu) August 22, 2019
楢崎智亜さんがクライミングと出会ったのは小学生の時です。
3歳上の兄が通っているクライミングジムに遊びに行ったことがキッカケで、自らも練習に通うようになりました。
器械体操で身につけた柔軟性でメキメキと実力を伸ばしていきました。
経歴・エピソード
楢崎智亜さんは小学生の頃からクライミングを始めると、持ち前の身体能力の高さでどんどんと実力を伸ばしていきました。
中学2年生で出場したジュニアオリンピックでは3位になり、3年生のときには2位になるなど着実に実力を伸ばしていきました。
進学校である宇都宮北高校に進学すると勉強とクライミングの両立する日々を過ごしました。
父親が医者であり、将来は家業を継ぐことも考えていたため、医学部への進学を目指し勉強も行っていました。
クライミングでの成績もどんどんと向上していき、高校3年生時にはワールドカップに初出場するまでになりました。
高校卒業後は大学へ進学するかプロクライマーになるかと悩みましたが、クライミングをやる以上はプロとして活躍したいとプロクライマーの道を選びました。
父親とは「2年で結果が出なかったら大学に進学するように」と約束し、退路を断つことでクライミングに集中して取り組みました。
その結果、2年目である2016年にワールドカップで2勝を上げ、世界選手権では優勝を果たすなど一気に世界のトップ選手へと上り詰めました。
その年、株式会社KDDIとスポンサー契約を結び、現在に至るまで「TEAM-au」に所属しプロクライマーとして活動しています。
順調に活躍は続き、2016年と2019年にはクライミングワールドカップで年間総合優勝を果たすなどの結果を残しています。
代表選考大会となった2019年に出場した世界選手権でも見事に優勝し、東京五輪の代表に内定しました。
主な戦績
楢崎智亜選手が金で
2020代表内定
FINEPLAY8/22 6:402019年8月10日から行われている「IFSCクライミング世界選手権2019八王子」において、最終日21日に行われた男子コンバインド
このたびは優勝を実現されて、2020代表内定誠におめでとうございます
📷Eddie Fowke/IFSC pic.twitter.com/1KdEzWhpkW
— Higashi Yoshiaki_EAST official 表示送達 4670878 1-13 (@abcdefg5_1_7_20) August 21, 2019
クライミングにて
- 日本選手権 優勝
- 世界選手権 優勝
- ワールドカップ 年間総合優勝
の成績を収めています。
小学生の頃からクライミングを始め、ここまで日本人トップ選手として世界で活躍してきました。
高校卒業時には進学かプロクライマーとなるかという時に、2年間という期限付きの中で見事に結果を残しました。
父親との約束に結果で答えを出すというのはとてもかっこいいですね。
その後も世界選手権を制すなどの活躍をし、東京五輪から新競技となったクライミングの代表の座を見事につかみ取りました。
楢崎智亜さんの今後の活躍にも注目していきましょう。
まとめ
今回の記事ではクライミングで東京五輪出場を決めている楢崎智亜さんを紹介してきました。
高校は進学校に進み、文武両道でここまで成績を伸ばしていきました。
学業とクライミングを見事に両立し世界でもトップクラスの選手へと成長していきました。
医学部への進学かプロクライマーになるかと悩んだ時期もありましたが、プロクライマーとして見事に結果を残していきました。
メダルにとても近い選手である楢崎智亜さんの今後の活躍から目が離せません。