東京五輪ウエイトリフティング男子73kg級の宮本昌典さんは、レスリングで培った柔軟性や身体機能を生かし、数々のタイトルを獲得してきました。
そんな宮本昌典さんは、どんな経歴でどこの出身なんでしょうか。
そこで宮本昌典さんの学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪ウエイトリフティング男子73kg級)をご紹介します。
宮本昌典さんの学歴・出身校
宮本昌典さんはどのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、家族構成、子供の頃のエピソードについて見ていきましょう。
宮本昌典さんのプロフィール
- 氏名:宮本昌典 (みやもとまさのり)
- 生年月日:1997年2月3日
- 出身地:沖縄県那覇市
- 身長:161㎝
- 体重:71㎏
- 血液型:不明
宮本昌典さんの学歴・出身校
宮本昌典さんの最終学歴は、東京国際大学人間社会学部スポーツ学科です。
東京国際大学は、新宿区高田馬場に本部を置く私立大学で、人間社会学部は埼玉県川越市の第2キャンパスにあります。
東京国際大学ウエイトリフティング部は、強化指定クラブとして2014年に創部されました。
監督には、東京・メキシコシティ五輪の金メダリストである三宅義信さん、ヘッドコーチには、監督の甥で日本女子代表ヘッドコーチでもある三宅敏博さんが就任しています。
三宅敏博さんは、日本女子ウエイトリフティング代表、三宅宏実さんの兄で、監督は伯父にあたります。
宮本昌典さんは大学卒業後、東京国際大学人間社会学部助教兼ウエイトリフティング部コーチのかたわら、現役の選手として五輪出場を目指してきました。
高校は沖縄県立沖縄工業高等学校を卒業しました。
沖縄工業高等学校は沖縄県那覇市にある公立高校で、ウエイトリフティング部は平成30年に沖縄県強化指定を受けた強豪です。
出身中学は那覇市立松城中学校です。
同校の卒業生には、ガレッジセールのゴリさん、川田さん、女優の山田優さんなどがいます。
小学校は那覇市立松川小学校を卒業しています。
宮本昌典さんの子供時代とご家族情報
本年は色々大変な中ありがとう御座いました。成田接骨院郡山院の最後の患者様は今年最後に相応しくウェイトリフティング日本代表の近内三孝選手と宮本昌典選手でした🏋️♂️来年も宜しくお願いします🙇♂️#近内三孝#宮本昌典#ウェイトリフティング#日本代表#成田接骨院#成田接骨院郡山院 pic.twitter.com/NV3unoUxXZ
— mituhito (@narita7426) December 30, 2020
宮本昌典さんは、3人兄弟の末っ子として沖縄県那覇市に生まれました。
父親は裕二さん、母親は由美子さん、兄弟のうち一人は姉で、愛子さんと言います。
裕二さんは国体出場経験もある元レスリングの選手で、宮本昌典さんは父の影響で、6歳からレスリングを始めています。
小さい頃は体格もきゃしゃで、兄弟からいじられてよく泣いているような子供でした。
そんな性格もあってか、誰かを相手に戦うというレスリングは彼には向いておらず、試合は連戦連敗だったといいます。
父の裕二さんは「そこそこまで行けるだろうという期待はあったが試合になるとプレッシャーに意外と弱かった」と語っています。
宮本昌典さんの経歴
宮本昌典さんは、天性の柔軟性と素質の高さで、高校時代から将来性が期待されてきた選手です。
そんな宮本昌典さんは、どのような経緯でウエイトリフティングと出会い、どのような実績があるのでしょうか。
ウエイトリフティングとの出会い
次回の放送は、ウエイトリフティング 宮本昌典22歳。
彼を育てたのは、1964年の東京五輪金メダリスト、三宅義信。
英雄から魂を受け継いだ若き天才に密着。
7月20日(土)昼11時~BS‐TBSにて放送、ぜひご覧ください#裸のアスリート #宮本昌典 #ウエイトリフティング #東京国際大学 #東京五輪 pic.twitter.com/htksTfZCWi— 裸のアスリートⅡ【BS-TBS】 (@hadaka_athletes) July 5, 2019
宮本昌典さんは、レスリングの選手であった父の影響で、6歳からレスリングをやっていました。
しかしレスリングは性に合わず、試合は連敗続き。
そんな息子を心配した父裕二さんの勧めで、ウエイトリフティングに転向します。
そして小学校6年の時、後に進学することになる沖縄工業高校ウエイトリフティング部の平良真理監督と出会い、運命が変わります。
経歴・エピソード
宮本昌典さんは、お尻の筋肉が発達していてウエイトリフティングに向いた体型であったといいます。
バランスのとり方と下半身の柔軟性は人一倍であり、中学に入ると次々と中学記録を打ち出し、試合では優勝が続きます。
高校は、ウエイトリフティングを始めた当初から師事していた平良真理さんが監督を務める沖縄工業高校に進学し、ウエイトリフティング部で腕を磨きます。
監督の平良真理さんは旧姓を仲嘉といい、シドニーオリンピックにも出場した元日本代表選手です。
高校1年の時には全国高校選抜に出場し優勝しています。
高校3年の時には国体男子69㎏級とアジアユース・ジュニア選手権で高校新記録を樹立しています。
そして、元五輪選手でもある三宅義信さんからのオファーを受け、高校卒業後は三宅さんが監督を務める東京国際大学へ進学します。
三宅監督の指導のもと、大学生ながら日本記録を更新するなどの成績を残します。
卒業後は母校のコーチとして後輩の指導をする傍ら、五輪出場を目指して自らも競技を続けています。
主な戦績
宮本昌典さんは、大学に入学してからどんどん記録を伸ばし、五輪でのメダル獲得が期待される選手として注目されています。
そんな宮本昌典さんの主な戦績は以下の通りです。
2016年、2017年の全日本ジュニア選手権69㎏級で2連覇。
2018年全日本ウエイトリフティング選手権69㎏級スナッチ150㎏日本記録、クリーン&ジャーク177㎏日本新記録。
2020年全日本ウエイトリフティング選手権73㎏級優勝、スナッチ155㎏、ジャーク190㎏、トータル345㎏、スナッチ日本新記録&トータル日本新記録。
五輪東京大会とパリ大会では、是非メダル獲得を目指して頑張ってもらいたいと思います。
まとめ
今回は、宮本昌典の学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪ウエイトリフティング男子73kg級)についてご紹介しました。
小さな頃、いやいやながらやっていたレスリングの練習で、フォームのしなやかさが培われ、その後のウエイトリフティング人生を支えるものとなりました。
小学6年生の時に平良真理監督と出会い、その後大学では三宅義行監督と出会うという、2つの出会いに支えられ、メダル獲得も夢ではないところまで来ています。
宮本昌典さんは、恩師三宅義行監督以来の金メダルを、日本男子ウエイトリフティング界にもたらしてくれることでしょう。
その日が来るのを楽しみに、これからも応援していきたいと思います。