この記事ではフィギュアスケート選手「三原舞依」さんの出身大学や高校、そして病気とフィギュアとの両立についてや経歴、スケートを始めたきっかけについてもご紹介しています。
三原舞さんは、病気による休養という辛い日々を乗り越え、復帰後は安定したノーミスの演技を披露し、「氷上のシンデレラ」と呼ばれています。
そんな三原舞依さんは、どのような経歴の持ち主なのでしょうか。
三原舞依さんの学歴・出身校
インカレ🐈フィギュアスケート
四大陸選手権代表•三原舞依選手がインカレデビュー😇🎊
真新しい甲南大学ジャージに身を包み登場✨
SP71.27点と2019年最初の演技で大台を突破😆✌🏻
今年のテーマは「自分に厳しく」👊🏻
やるべきことをやれば結果はついてくる💪と気合い十分です🔥#figureskate #インカレ pic.twitter.com/352DKOovkb— 【公式】フジテレビスケート (@online_on_ice) January 6, 2019
三原舞依さんがどのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、家族構成などについて見ていきましょう。
プロフィール
氏名 | 三原舞依 (みはらまい) |
生年月日 | 1999年8月22日 |
出身地 | 兵庫県神戸市 |
身長 | 156cm |
体重 | 不明 |
血液型 | A型 |
所属 | シスメックス |
学歴・出身校
三原舞依さんがどこの学校に通ったのか、またどのような学生だったのかを大学から小学校に分けてお伝えします。
また、それぞれの学校の特徴などもご紹介します。
出身大学
三原舞依さんは現在、甲南大学経済学部に在学中です。
甲南大学は、兵庫県神戸市東灘区にある私立大学です。
甲南大学にはフィギュアスケート部がありますが、これは他大学と合同で、部員数も10人程度、ほとんどが初心者という部活です。
三原舞依さんは通常、所属している神戸ポートアイランドSCを拠点にしていますが、大学のフィギュアスケート部にも所属しており、国体やインカレにも出場しています。
甲南大学に進学したのは、練習に使っている神戸、西宮、尼崎市内のリンクへのアクセスがいいという理由からです。
出身高校
出身高校は、兵庫県立芦屋高等学校です。
芦屋高等学校は、兵庫県芦屋市にある公立の進学校です。
同校にはスケート部がないため、学校が終わると神戸や西宮にある練習場に通っていたものと思われます。
出身中学校
中学は、神戸市立飛松中学校を卒業しています。
飛松中学校は、神戸市須磨区にある公立中学校で、歌手で女優の濱田まりさんの母校でもあります。
出身小学校
出身小学校は、神戸市立東須磨小学校です。
東須磨小学校は、神戸市須磨区にある公立小学校です。
三原舞さんは、小学校2年生の時にスケートを始めています。
家族構成
三原舞依さんの家族構成は、父親、母親、兄の4人家族です。
父親は美容師で、自身で美容室を経営し、母親はその美容室の手伝いをしています。
兄は三原武さんといい、父親と同じく美容師をしています。
兄の武さんは現在、自身のお店を持ち独立しています。
父方の祖母もやはり美容師だったという、美容師の家系です。
兄の武さんは、2014年に結婚し、現在はお子さんが2人いらっしゃいます。
三原舞依さんの病気(難病)と克服の理由
〈 #ジャパンオープン 〉 女子フリー#三原舞依 選手 『Fairy of the Forest , Galaxy』 124.24
Photo by Joe Kobashi#figureskate #JapanOpen pic.twitter.com/aLUPKaQROT
— Quadruple Axel 編集部 (@AxelQuadruple) October 2, 2021
三原舞依さんは一時期、病気療養のために練習から遠ざかっていた時期があります。
三原舞依さんが苦しんだ病気とは一体どのようなものだったのでしょうか。
三原舞依さんの病気
三原舞依さんが苦しんだ病気とは、若年生突発性関節炎(若年性リウマチ)という難病です。
発症したのは、2015年の全日本ジュニア選手権の直前のことで、初めは膝の痛みを感じたといいます。
この時は2週間程度の入院と4ヶ月のリハビリを経て復帰しています。
さらに2019年の夏頃から再び体調に異変が起きます。
食事は摂れるのに、筋力や体力が急激に低下するという症状です。
この時は原因がわからないまま療養が続き、2019-2020シーズンの競技会を全て欠場しています。
難病を克服できた理由
難病によるブランクを克服し、世界大会に出場できるようになるまでは、不安の中でも「全日本に絶対戻りたい」という強い気持ちを持ち続けました。
2016年に氷上に復帰すると、四大陸選手権初出場で初優勝するなど、奇跡的な復活をします。
そして、この年のFPが「シンデレラ」だった事もあり、「氷上のシンデレラ」と評されることになります。
2度目の療養の時は、ファンからの応援メッセージに励まされ、約1年に及ぶ療養を続け、2020年夏頃には氷上練習を再開させます。
絶対に戻るという強い気持ちと、ファンの応援が克服できた理由の多くを占めているのですね。
三原舞依さんの選手経歴
三原舞依さんはジュニア時代から数々の実績を残しますが、若年生突発性関節炎という難病に苦しめられます。
しかしその後、難病を克服し、今では国内外の大会で活躍しています。
そんな三原舞依さんは、どのような選手経歴の持ち主なのでしょうか。
フィギュアスケート選手になったきっかけ
三原舞依さんが6歳の時の2005年、当時15歳だった浅田真央選手がGPファイナルで優勝します。
この時の浅田真央さんの演技に魅了された三原舞さんは、その後小学校2年生の時にスケートを始めています。
経歴・エピソード
三原舞依さんは小学生の頃から、出身地である神戸市にある、神戸ポートアイランドSCを拠点に活動しています。
この神戸ポートアイランドSCは、坂本花織選手も所属するクラブで、ともに切磋琢磨してきた仲間です。
ノービス時代、ジュニア時代には、様々な大会で表彰台に上る成績を残しています。
2015年の病気療養後にシニアへ転向すると、四大陸選手権の優勝をはじめ、世界選手権や全日本選手権で好成績を残します。
しかし2018年の平昌オリンピック代表選考をかけた全日本選手権では、SPの転倒が響いて総合5位となり、オリンピック出場を逃してしまいます。
2019年には、体調不良で2度目の病気療養に入りますが、そのブランクを乗り越え、2020年10月の近畿大会で、566日ぶりに競技会復帰を果たしています。
主な戦績
ジュニア時代から、数々の大会で成績を残してきた三原舞依さんの、主な戦績は次のとおりです。
【ジュニア時代】
2014-2015年シーズン ガルデナスプリングトロフィー(Jr)優勝
2015−2016年シーズン アジアンオープントロフィー 優勝
【シニア移行後】
2016−2017年シーズン 四大陸選手権優勝、全日本選手権3位
2017−2018年シーズン クープ・ド・プランタン優勝、四大陸選手権2位
2018−2019年シーズン インカレ優勝、四大陸選手権3位、ユニバーシアード優勝
2020−2021年シーズン近畿選手権3位、NHK杯4位
そして2021年10月に行われた、北京オリンピックテスト大会を兼ねたアジアンオープントロフィーで優勝し、2位の坂本香織選手とともにワンツーフィニッシュを決めています。
まとめ
今回は、三原舞依 大学や高校情報!病気との闘いとフィギュアの経歴も調査してみました。
三原舞依さんは、兵庫県立芦屋高等学校を卒業し、現在甲南大学経営学部に在学する大学生でした。
若年性突発性関節炎という難病や原因不明の体調不良により、これまでに2度の病気療養を余儀なくされています。
しかしいずれも、「絶対に戻りたい」という強い意志により復帰しています。
病気を克服した三原舞依さんは、これからも国内外の大会で、日本のトップスケーターとして活躍してくれることでしょう。
今後の活躍を心から応援したいと思います。