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矢澤亜季の学歴や経歴を紹介!出身高校や大学情報(カヌーカヤック 女子)

東京五輪カヌーカヤック (女子)の矢澤亜季さんは、小学校3年生でカヌーを始め、リオデジャネイロ五輪に続いて代表に選ばれた選手です。

そんな矢澤亜季さんは、どんな経歴でどこの出身なんでしょうか。


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矢澤亜季さんの学歴・出身校

矢澤亜季さんはどのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、家族構成、子供の頃のエピソードについて見ていきましょう。

矢澤亜季さんのプロフィール

氏名  矢澤亜季(やざわ あき)
生年月日  1991年11月5日
出身地  長野県
身長  156cm
体重  54kg
血液型  AB型

矢澤亜季さんの学歴・出身校


矢澤亜季さんが通っていた大学は、駿河台大学現代文科学部です。

駿河台大学は埼玉県飯能市にある、学生数約4,000人の小規模大学です。

カヌー部は全国有数の名門で、バルセロナとアトランタ五輪に出場し、日本代表コーチ経験もある藤野強監督のもと、世界を目標にしている選手がほとんどです。

矢澤亜季さんの兄・一輝さんも卒業生で、リオデジャネイロ五輪にカヌーカヤックで出場しています。

高校は東野高等学校を卒業しています。

東野高等学校は埼玉県入間市にある私立の男女共学校です。

ここにはカヌー部はなく、練習は多摩川や御岳渓谷で行っていました。

大学と同じく東野高校にも先に兄が進学していて、地元・長野を離れてついていった格好になり、一緒に練習もしていました。

中学は飯田西中学校に通っていました。

飯田西中学校は、長野県飯田市にある公立の中学校です。

中学生で世界を経験し、この時すでに五輪を目標に取り組んでいました。

小学校は飯田市立丸山小学校を卒業しました。

飯田市立丸山小学校は長野県飯田市にある公立小学校です。

カヌーは小学3年生で兄を追うように始めています。

矢澤亜季さんの子供時代とご家族情報

矢澤亜季さんは、長野県飯田市に生まれ中学卒業時まで過ごしています。

山に囲まれて、一級河川の天竜川が流れる自然と共存する土地で、矢澤亜季さんは川に飛び込んだり、山で山菜やきのこ狩りをして遊んでいました。

習い事として3歳の頃から祖母がしていたこともあり、始めた日本舞踊は現在まで続けており、芸名は「西川那美波」と言います。

それ以外に茶道もしており、カヌーとはかけ離れた日本文化を習得しています。

幼い頃からチャレンジ精神旺盛だったと見受けられますね。

矢澤亜季さんの家族構成は父親、母親、兄の4人家族です。

母親の情報は、調べましたが公開されていませんでした。

父親の名前も公開されていませんでしたが、趣味でカヌーをしており大会にも出場していました。

矢澤亜季さんは中学生まで父親が指導者となり、カヌーに励んでいたのです。

兄は一輝さんといい、亜季さんの3歳年上になります。

一樹さんもカヌー選手で、北京、ロンドン、リオデジャネイロ五輪の3大会に連続で出場するかなり高い実力の持ち主で、東京五輪出場も目指していましたが、残念ながら落選してしまいました。

過去五輪3大会でメダルは獲得できませんでしたが、ロンドンでは9位入賞を果たしています。

そのロンドン五輪後、長野県カヌー協会会長が善光寺の住職をしており、カヌーで活躍できるためのサポートをしてくれていたご縁から出家し、僧侶の道に進みがら五輪を目指していました。

リオデジャネイロ五輪出場はできたものの、僧侶になれば練習は3時間ほどで環境も整っていなかったこともあり、予選で敗退。

両立は難しいということで現在は青森県の村職員をされています。


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矢澤亜季さんの経歴

矢澤亜季さんは、中学生時から世界を経験し、五輪を目標にして数々の成績を収めてきました。

そんな矢澤亜季さんは、どのような経緯でカヌーカヤックと出会い、どのような実績があるのでしょうか。

カヌーカヤックとの出会い

カヌーとの出会いは小学3年生の時です。

父親がカヌーをしていたことと、兄・一輝さんも小学1年生から始めていたのでその背中を追いかけるようにして始めることにしました。

練習拠点の天竜川は山間部の流れが激しい区間が多く、身長を超えるほどの川波が襲うため、初めは怖さが勝り楽しく感じませんでした。

しかし、そんな川でも兄は難なく下ってるのを見て、負けず嫌いな矢澤亜季さんは「私にもできる」と果敢に激流に立ち向かって練習を積み重ねます。

経歴・エピソード

練習拠点の天竜川は、家からも近く夜練もするほどカヌーに打ち込みます。

夜は周りに明かりがなかったので、仕事終わりの父親が発電機を使ってライトを用意することで、他の人より多く練習することができました。

この練習の多さからしっかりと力をつけていき、中学2年生で日本ジュニア選手権を制し、中学3年生になると世界ジュニア選手権に出場し、この時から五輪を目標に設定します。

高校からは地元を離れ、先に東京に行った兄と共に多摩川や御岳渓谷で練習を重ね、高校3年生で全日本選手権優勝を果たします。

以後4年連続全日本選手権を制するほど、圧倒的な実力を誇るまでに成長してきました。

高校卒業後カヌー留学も検討したが、生活面など不安が多かったため日本の大学に進学することにします。

進学先はカヌーの名門・駿河台大学へ進学し、日本代表コーチもしていた藤野強監督の指導を受け、2011年の国民体育大会の成年女子スラロームカヤックシングルと、カヌースラロームジャパンカップ最終戦の女子カヤックシングルで優勝しました。

その成績からロンドン五輪出場も視野に入れていましたが、残念ながら落選してしまいます。

しかし、矢澤亜季さんは下を向くことなく努力を続け、2014年にはアジア大会で3位となり国際大会でも通用することを証明し、念願のリオデジャネイロ五輪出場を果たしました。

このリオデジャネイロ五輪は初の兄妹出場という快挙となります。

矢澤亜季さんの結果は予選敗退ですが、この経験を糧に東京五輪ではメダルを獲ることを目標に再設定し、2018年のアジア大会で初優勝を果たします。

東京五輪出場内定後のワールドカップでは、日本女子カヤック初の7位入賞し、東京五輪でのメダルは射程圏内の位置にまで来ることができました。

主な戦績


矢澤亜季さんは中学の頃から優秀な戦績を収め、それに満足することなく努力を重ねてきた選手です。

その主な戦績は以下の通りです。

  • 2011〜14年 全日本選手権大会 優勝
  • 2014年 アジア大会 優勝
  • 2016年 リオデジャネイロ五輪 出場
  • 2016〜18年 全日本選手権大会 優勝
  • 2018年 アジア大会 優勝
  • 2020年 ワールドカップスロべニア大会 7位入賞

高校3年生からは日本に敵なしの状態を築き、中学からの目標であった五輪出場を見事、有言実行しています。

これだけの戦績を収められたのも、負けず嫌いな性格があってこそですね。


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まとめ:矢澤亜季の学歴・出身校と経歴

今回は東京五輪カヌーカヤック (女子)の矢澤亜季さんについてご紹介しました。

兄の背中を追うようにカヌーを始めて、負けず嫌いな性格から世界で活躍できるほどにまで成長してきました。

ここまでの選手になれたのも、毎日仕事終わりに発電機でライトを用意して練習環境を作ってくれた父親と、いつも自分の前を歩いていた兄のおかげと矢澤亜季さんは感謝しています。

これからもスター選手としてカヌー界を引っ張り続けてくれるよう、今後の活躍にも期待しましょう。


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