男子レスリング57kg級で五輪出場を期待されている樋口黎さん。
前回のリオ五輪では銀メダルを獲得する活躍を残しています。
今回は、そんな樋口黎さんの学歴や経歴について紹介していきます。
樋口黎さんの学歴・出身校
ここからは、学歴や出身校を紹介していきます。
樋口黎さんはどのように歩んできたのでしょう。
樋口黎さんのプロフィール
- 氏名:樋口 黎(ひぐち れい)
- 生年月日:1996年1月28日
- 出身地:大阪府茨木市
- 身長:164cm
- 体重:65kg
- 血液型:非公開
樋口黎さんの学歴・出身校
樋口黎さんの最終学歴は東京都にある日本体育大学です。
日本体育大学では体育学部を専攻しました。
日本体育大学のレスリング部は創部70年以上の歴史があります。
これまでに何度も大学選手権で優勝しているレスリングの名門校です。
五輪出場選手も多く輩出しており、ロンドン五輪のレスリングで銀メダルを獲得した太田忍さんも同校の出身です。
高校は茨城県にある霞ヶ浦高等学校です。
霞ヶ浦高等学校はレスリング部とヨット部の強豪校として全国的に有名な高校です。
アトランタ五輪のレスリングにおいて銅メダルを獲得した太田拓弥さんが同校の出身です。
樋口黎さんの地元は大阪ですがレスリング部の監督からスカウトされ、遠く離れた茨城県にある高校に進学を決めました。
中学は大阪府にある茨木市立西陵中学校です。
スポーツの盛んな中学校でプロ野球選手の大谷智久さんも同校の出身です。
レスリング部は中学校にはなかったため、リベラルキッズレスリングというクラブで練習を行いました。
小学校は公表されていませんが、出身中学校の学区には春日丘小学校・沢池小学校・穂積小学校・西小学校の4校がありますので、これらのどこかの出身と考えられま。
樋口黎さんの子供時代とご家族情報
樋口黎さんは幼稚園の頃はとても運動神経が悪くスキップも鉄棒もできませんでした。
幼稚園で喧嘩をしても負けて帰って来るような子供でした。
家族は両親と妹がいます。
父はレスリングのコーチをやっています。
母はレスリングは未経験でしたが樋口黎さんが道場に通っていくうちにレスリングにハマっていき息子に指導するようになりました。
母を練習台に技の練習をすることもあり、母はむち打ちになったこともありました。
妹もレスリングをやっており、インターハイで3位になるなどの成績を残しています。
樋口黎さんの経歴
ここまでは学歴や家族についてご紹介してきました。
地元の大阪を離れて茨城のレスリング名門校に進学した樋口黎さん。
ここからは、レスリングでの活躍を紹介していきます。
レスリングとの出会い
U23世界選手権優勝することができました。
また頑張ります。
とりあえず食生活の改善を目標に。 pic.twitter.com/PgcYmIXjIv— 樋口 黎🦔 (@Reihiguchi0128) November 17, 2018
レスリングはコーチをやっている父の影響で4歳から始めました。
大阪府吹田市にある「吹田市民レスリング教室」でレスリングをスタートさせました。
父は堺市にあるジュニアレスリングクラブでコーチをしていましたが、自宅からの通いやすさで吹田市のクラブに入りました。
経歴・エピソード
樋口黎さんは4歳からレスリングを始め、その才能はすぐに開花することになりました。
小学生になると全国少年少女レスリング大会に出場し5度の優勝をしました。
しかし、中学になると全国大会には毎年出場しますが、3年連続3位という結果に終わり、悔しい思いをしていました。
全国大会には茨城県の霞ヶ浦高校のレスリング部の監督も見に来ていました。
樋口黎さんの才能を見抜いていた霞ヶ浦高校のレスリング部の監督は「日本一にしてあげる」とレスリング部にスカウトしました。
このスカウトがきっかけで大阪から遠く離れた茨城県の高校に進学することになりました。
高校に入ると1年生の間は成績が伸び悩み思うような結果を残せずに苦しみました。
しかし、2年生になるとついに才能が再び開花することとなります。
国体・インターハイ・全国高校選手権を2年生・3年生と2連覇で6冠を達成し国内では敵なし状態でした。
高校卒業後はレスリングの名門校である日本体育大学に進学し更に厳しい練習を積み重ねます。
大学2年生の時に全日本選抜に出場しますが、体重超過で失格となりました。
樋口黎さんは極度の偏食家で肉・魚中心の食事が体重管理に失敗した要因であったと反省しています。
その後の全日本選手権には無事に出場し見事に優勝を決めるとリオ五輪予選への出場権を獲得しました。
大学3年生の時に行われたアジア予選に出場すると見事に優勝し、リオ五輪への出場を決めました。
リオ五輪では決勝戦で破れてしまいましたが準優勝という成績を残しました。
その後もU-23の世界選手権や全日本選抜選手権で優勝するなどの結果を残し続けました。
2021年4月には東京五輪の出場権のかかるアジア予選が開催されましたが、50gの超過で軽量失格となり試合に出場できませんでした。
東京五輪の出場は高橋侑希さんとのプレーオフが6月に行われ、勝者に代表権が与えられます。
主な戦績
レスリングにて
・インターハイ 優勝
・全国高校選手権 優勝
・世界選手権 優勝
・リオ五輪 準優勝
などの成績を収めています。
小学生の頃からレスリングを始めて、才能が一気に開花していきました。
途中勝てなくなってしまった時期もありましたが、高校時代の監督の指導で再び花開きました。
リオ五輪では準優勝という結果を残しましたが、五輪で優勝という目標に向かって日々練習を積み重ねています。
樋口黎さんの今後の活躍にも注目していきましょう。
まとめ:樋口黎の学歴・出身校と経歴
今回の記事ではレスリング男子57kg級で五輪出場が期待される樋口黎さんを紹介してきました。
小さい頃から圧倒的なレスリングセンスで勝ちを積み重ねてきました。
極度の偏食家で体重コントロールが難しく、体重超過で失格となることもありました。
リオ五輪では準優勝という結果で、東京五輪では優勝するという目標で厳しい練習を積み重ねています。
五輪での優勝を目指す樋口黎さんの今後の活躍から目が離せません。