お笑い芸人ランジャタイは、くにざきかずやさんの狂気とも思える激しいボケに対し、いとうこうじさんが戸惑いながら突っ込むスタイルにオリジナリティがあり、「イリュージョン漫才」とも言われています。
お笑い芸人ランジャタイの国崎和也さんと伊藤幸司さんの出身高校や経歴について、またランジャタイ結成のいきさつやお笑い芸人になるきっかけなどもご紹介しています。
ランジャタイの結成
ランジャタイはグレープカンパニー所属のお笑い芸人で、ボケ担当のくにざきかずやさんと、ツッコミ担当の伊藤幸司さんのコンビです。
二人は2006年にNSC東京校の12期生として出会いました。
伊藤幸司さんは同期に「お前、面白いんか~?」と片っ端から聞いて回っていました。
その中で唯一「面白いよ~」と言ったのが国崎和也さんで、それをきっかけに仲良くなっています。
しかし、伊藤幸司さんは授業中に和気あいあいとしていた同期に向かって「ここは仲良しクラブじゃない!」と叫び、それがきっかけでNSC退学を言い渡されてしまいます。
両手いっぱいにごみ袋を持ち、泣きながら退学する伊藤幸司さんを見て、国崎和也さんは「こいつ面白い」と思い、自分も自主退学してランジャタイを結成しました。
2015年の漫才新人大賞で決勝に進出した頃から徐々に注目され、ラジオのレギュラー番組も持つランジャタイは、「今芸人たちが一番恐れるコンビ」として勢いを増しています。
くにざきかずやの出身大学・高校
ランジャタイ国崎さんが助っ人で登場したおこたしゃべりは『紛うことなき捨て回』だったのに終始かっこつけながら帰ってたの腹立ったな pic.twitter.com/piUy04TcnT
— トンツカタン 森本 (@oishiikabegami) February 1, 2019
ハイテンションでエネルギッシュなボケを連発し、「ある意味天才」という評価もある国崎和也さん。
どのような学歴やエピソードを持っているのか、国崎和也さんの学歴を大学から小学校まで順に紹介します。
国崎和也さんの出身大学
国崎和也さんは大学には進学していません。
高校を卒業後、アルバイトで作った資金40万円を元に上京しています。
さまざまなアルバイトを経験している国崎和也さんですが、プロフィールに「乙種第4類危険物取扱者」の資格を持っていることから、ガソリンスタンド勤務が長かったのではと思われます。
国崎和也さんの出身高校
国崎和也さんの出身高校は、富山県立二上工業高等学校です。
富山県の高岡市と氷見市の境界近くに位置し、能登半島国定公園の一部でもある二上山をのぞむ自然豊かな環境にありました。
機械工学科、環境科学科の2学科があり、バレーボールの強豪校として知られていました。
公立学校の統廃合政策のため、高岡工芸高等学校に吸収される形で2012年3月に惜しまれながら閉校しています。
学校名 | 富山県立二上工業高等学校 ※2012年3月で閉校 |
学科・コース | 機械工学科、環境科学科 |
偏差値 | 45 |
所在地 | 〒933-0987 富山県高岡市東海老坂950 |
最寄り駅 | 海老坂バス停・・加越能バス(JR富山駅/高岡駅より守山経由) |
公式サイトHP | – |
著名な卒業生 | – |
国崎和也さんの出身中学校
国崎和也さんの出身中学校は、非公開です。
出身の富山県氷見市の公立中学校に通っていたとすると、
- 氷見市立南部中学校
- 氷見市立北部中学校
- 氷見市立十三中学校
- 氷見市立西條中学校
のいずれかの出身だと思われます。
氷見市は「寒ブリ」が有名で、それにちなんでハンドボールの代わりに魚のぬいぐるみを使って行う「ハンぎょボール」が考案されるなど、町おこしに熱心です。
部活など、国崎和也さんの学生生活に関するエピソードは公開されていませんが、お笑いは好きで、特にテツandトモさんに憧れていたとインタビューで語っています。
また、東京ホテイソンのラジオ番組に出演した際に「中学2年生の夏に、空き地に落ちていた風船人形に恋をした」というエピソードを語っています。
結構シャイなのかもですね。
破天荒なキャラが売りの国崎和也さんですので、イメージを守るためにあえてプライベートは明かしていないのかもしれません。
国崎和也さんの出身小学校
国崎和也さんの出身小学校も、非公開です。
氷見市の公立小学校に通っていたとすると、
- 氷見市立朝日丘小学校
- 氷見市立比美乃江小学校
- 氷見市立宮田小学校
- 氷見市立窪小学校
- 氷見市立湖南小学校
- 氷見市立十二町小学校
- 氷見市立上庄小学校
- 氷見市立海峰小学校
- 氷見市立灘浦小学校
のいずれかの可能性が高いです。
国崎和也さんの小学生時代のエピソードも明らかになっていませんが、「国崎さんみたいな同級生が小学校にいたら楽しかったのに」といったつぶやきがSNS上には多く見られます。
これは、ランジャタイの芸風が小学生のようにお茶目だと受け取られていることの表れですね。
今後、詳細情報が公表されることに期待しましょう。
国崎和也の芸人経歴
漫画『あたしンち』に出てくる藤野くんに似ている、と評判になったこともある国崎和也さん。
どのような経歴があるのかを見ていきましょう。
国崎和也さんが芸人になったきっかけ
国崎和也さんは幼少期からテレビっ子で、お笑い番組を夢中で観ている少年でした。
小学生の頃はダウンタウン、とんねるず、ビートたけし、中学生になるとテツandトモに影響を受け、学校でもギャグを真似するなど、「落ち着きのない子」と言われ続けています。
中学生の時にサンミュージック主催のお笑いライブを観に行き、その熱量に衝撃を受けて自分もお笑い芸人になると決心したのでした。
しかし親にはそのことを打ち明けられず、高校を卒業後はアルバイトをして資金をため、40万円を手にして家出同然で上京し、NSC東京校の12期生として入校しました。
国崎和也さんの芸人経歴
NSC入校後、授業の厳しさに嫌気がさし、唯一受けていたのはラッキィ池田さんが講師を務めるダンス講座のみという生活を送っていました。
そこで片っ端から「お前、面白いんか?」と生徒に声をかけていた伊藤幸司さんと出会います。
国崎和也さんは「うん、面白いよ」と回答し、そこで二人は意気投合します。
その後クラスの和を乱すとしてNSC退学となった伊藤幸司さんについて行く形で国崎和也さんも自主退学し、ランジャタイを結成しました。
結成当初のランジャタイのネタを観たバイきんぐの小峠英二さんはその完成度に驚き、「もしかしたら天下獲るかもしれねえな、と思った」と『ゴッドタン』出演時に語っています。
世に知られるまでは時間がかかりましたが、現在は芸人仲間から「天才芸人」と言われ、ピン芸人「ふっとう茶☆そそぐ子ちゃん」としても活躍中です。
自身のnoteや連載中のコラムでは、芸風とは全く違う先生で味のある文章を書き、「素の人柄が見えるコラムが好き」というファンも獲得しています。
国崎和也のプロフィール
芸名 | 国崎 和也(くにざき かずや) |
本名 | 国崎 和也(くにざき かずや) |
生年月日 | 1987年9月3日 |
出身地 | 富山県氷見市 |
身長 | 169cm |
体重 | 60kg |
血液型 | A型 |
立ち位置 | 向かって右 |
伊藤こうじの出身大学・高校
やったね! pic.twitter.com/qV97nK3Htr
— ランジャタイ 伊藤幸司 (@ranjyatai11) December 3, 2021
特徴的なおかっぱ頭で「狂気的な相方に隠れて目立たないが、実は伊藤の方がヤバい」という芸人仲間からの評価もある伊藤幸司さん。
どのような学歴を持っているのか、伊藤幸司さんの学歴を大学から小学校まで順に紹介します。
伊藤幸司さんの出身大学
伊藤幸司さんは大学には進学していません。
高校を卒業後すぐに上京し、NSC東京校に入校しています。
NSCにはすんなり入校できましたが、とがったキャラゆえに退学を言い渡され、バイト三昧で苦労したことを明かしています。
今後下積み時代のエピソードが語られることに期待しましょう。
伊藤幸司さんの出身高校
伊藤幸司さんの出身高校は、非公開です。
上京するまでは出身の鳥取県岩美郡に住んでいたと思われるので、鳥取県内の高校を卒業している可能性が高いです。
あだ名はなぜか「にっしゃん」で、トレードマークであるおかっぱ頭も高校生の頃には完成していたと伊藤幸司さんは語っています。
当時からかなり個性的な高校生だったのではないかと想像できます。
伊藤幸司さんの出身中学校
伊藤幸司さんの出身中学校も、非公開です。
出身の鳥取県岩美郡の公立中学校は岩美町立岩美中学校の1校だけですので、この学校が母校の可能性があります。
生配信ライブでは、自宅の本棚に大量のマンガ単行本が映っており、『新世紀エヴァンゲリオン』のファンであると公言していることから、当時からマンガ好きだったのではと思われます。
今後、SNSなどで思い出話が語られることに期待しましょう。
学校名 | 岩美町立岩美中学校 |
偏差値 | ― |
所在地 | 〒681-0003 鳥取県岩美郡岩美町浦富707 |
最寄り駅 | 岩美駅(山陰本線) |
公式サイトHP | https://www.torikyo.ed.jp/iwami-j/ |
著名な卒業生 | ※この町の出身 細川雅巳(漫画家)・浜納一志(元野球選手) |
伊藤幸司さんの出身小学校
伊藤幸司さんの出身小学校も、非公開です。
鳥取県岩美郡の公立小学校は3校あり、このうちのいずれかの出身ではないかと思われます。
- 岩美町立岩見北小学校
- 岩美町立岩見西小学校
- 岩美町立岩見南小学校
幼少期の情報はほとんど公表されていない伊藤幸司さんですが、特技は海水浴だと語っています。
岩美郡は日本海沿いにあることから、幼少期はきれいな海でよく泳いでいたのかもしれませんね。
伊藤幸司の芸人経歴
舞台ではいつも黒い衣装に赤いスニーカーが印象的な伊藤幸司さん。
どのような経歴があるのかを見ていきましょう。
伊藤幸司さんが芸人になったきっかけ
伊藤幸司さんはテレビっ子で、特にダウンタウンとナインティナインに憧れる少年でした。
高校生の頃には芸人になると決め、高校卒業と同時に上京し、NSC東京校に12期生として入校します。
しかし真面目な性格が災いし、講義中に同期に対して「ここは仲良しクラブじゃない!」と怒りをあらわにし、和を乱したとして退学を言い渡されます。
救済策として「学校の周りのゴミ拾い」を命じられ、ごみ袋3つをいっぱいにしましたが処分は解けず、そのまま退学となりました。
その姿を見ていた国崎和也さんが一緒に自主退学し、そのままランジャタイを結成します。
コンビ名の発案者は伊藤幸司さんで「天下を獲る」との願いが込められています。
NSCを見返してやろうという思いがあったのかもしれません。
伊藤幸司さんの芸人経歴
何とか天下を獲りたいという思いが強く、結成直後のM-1グランプリにはコンビ名を変えて4回エントリーしたという逸話を『白黒アンジャッシュ』で明かしています。
数々の芸能事務所に入るもなかなか定着せず、フリーで地下ライブに出る日々が長く続きました。
光が見えたのは2015年で、第14回漫才新人大賞で決勝進出を果たします。
その後はバラエティ番組への出演も徐々に増えるとともに、独特の存在感が注目され、2021年にはNHK Eテレのドラマ『怖い絵本』では俳優として、上白石萌歌さんの夫役に抜擢されました。
飾らず、でもどこか「静かな狂気」を感じさせるキャラクターは、一度見たら忘れられないインパクトを与えています。
伊藤幸司のプロフィール
芸名 | 伊藤 幸司(いとう こうじ) |
本名 | 伊藤 幸司(いとう こうじ) |
生年月日 | 1989年8月8日 |
出身地 | 鳥取県岩美郡 |
身長 | 165cm |
体重 | 58kg |
血液型 | A型 |
立ち位置 | 向かって左 |
まとめ
今回は、ランジャタイの学歴や経歴についてご紹介しました。
奇抜な芸風でキワモノコンビだと思われがちですが、コンビ名の「蘭奢待(らんじゃたい)」という香木は「天下を獲った者しか手にできない」と言われています。
事務所を何度もクビになったり、オーディションで審査員を激怒させたりといったエピソードには事欠かない二人ですが、不思議と大御所の先輩にかわいがられています。
ネタでは決して見せない、お笑いに対して真摯な部分が、「芸人仲間が惚れる芸人」と言われるゆえんなのでしょう。
コンビ名の通り、天下を獲る日は近いと思われるランジャタイから、私たちも目が離せません。