東京五輪柔道(男子)出場候補選手のウルフアロンさん。
グランドスラム・パリでも入賞などしたウルフアロンさんはどんな経歴でどこの出身なんでしょうか。
そこでウルフアロンの学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪柔道100kg級(男子))をご紹介します。
ウルフアロンさんの学歴・出身校
男子
90キロ級 #向翔一郎 銀メダル🥈
100キロ級 #ウルフアロン 金メダル🥇
100キロ超級 #原沢久喜 金メダル🥇選手・スタッフの皆さんお疲れ様でした✨
Photo:ItaruChiba
写真は別大会です#テレビ東京 #Judo pic.twitter.com/vFN3I29l5W— テレビ東京 柔道情報 (@tvtokyo_judo) April 8, 2021
1996年2月25日生まれで東京都葛飾区新小岩市出身のウルフアロン(うるふあろん)さん。
身長は181cm で体重100kg、血液型はA型です。
ウルフアロンさんの最終学歴は東海大学卒業です。
大学では体育学部武道科を卒業後に、了徳寺学園の職員になりました。
大学時代には柔道で大きな成長を遂げ、大学2年生の時にグランプリ・ウランバトールに出場し、ワールド柔道ツワー初優勝を獲得しています。
出身の高校は東海大学付属浦安高等学校を卒業しました。
この高校は私立の共学の学校で、部活動に力を入れている学校です。
特に硬式野球部、剣道部、柔道部は強豪校として県内で有名になっています。
高校入学後は自身のトレーニングも日頃の練習だけではなく、早朝ランニングや練習後のトレーニング等、自主トレーニングも強化していったそうです。
その結果もすぐに効果が現れ、高校1年生時に出場した選手権大会では、団体戦で優勝に貢献し、個人無差別級でも準優勝を獲得しています。
高校2年年生時には団体戦で選手権、金鷲旗、インターハイと高校3冠を成し遂げています。
出身の中学校は文京区立第一中学校です。
中学時代にも柔道部に所属しておりましたが、柔道よりも勉強熱心な学生で、学年で3位の成績を取ったほどの学力でした。
小学校は文京区立窪町小学校に通っていました。
小学生から柔道を始めましたが、当時はあまり好きになれず、他の事に興味があり、水泳に通っていたそうです。
ただ、柔道がだんだんと忙しくなってきてしまい、水泳を辞めてしまったそうです。
それでも小学生時代に出場した全国少年柔道大会では、小学校5年生で2位、6年生には3位の成績を収め、その実力を当時から発揮しています。
家族構成は両親と兄、弟の5人家族で、3兄弟の真ん中の次男として生まれました。
父がアメリカ人、母は日本人の両親を持ち、アメリカとのハーフです。
父親は駒澤大学で英語の講師をしてます。
柔道を始めたキッカケは母方の祖父のすすめがあり、始めたそうです。
この頃から柔道の素質を見抜いていたのかもしれませんね。
ウルフアロンさんの経歴
こんにちは!下北沢JM整体院です!
当院へお越し頂いている
🥋柔道日本代表🥋
✔︎ウルフ・アロン選手
✔︎ 渡名喜 風南選手オリンピック内定となりました!!!
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— 下北沢JM整体@一生通わない身体づくり (@JmSeitai) February 27, 2020
ウルフアロンさんといえば驚異のスタミナで有名です。
序盤から終盤まで強気の攻め姿勢は、試合を有利に運んでいくことが多く、相手が疲れた状態で、100kgの肉体から繰り出される大外刈りや内股は会場にいる観客が「おお」と歓声を上げるほどダイナミックです。
そのウルフアロンさんの経歴を見ていきたいと思います。
6歳の時から柔道を始め、これまで数々の賞を獲得してきたウルフアロンさん。
順風満帆に見える柔道街道に見えるが、実は大きな怪我を乗り越えて今の強さを身につけているといいます。
2017年の12月。
東海大での稽古中の出来事でした。
得意技でもある内股を掛けた瞬間、左足の膝から「パキ」という音が鳴ったといいます。
その後も深刻に考えることなく、乱取り稽古を終え、自転車で家路につきました。
翌朝、目が覚めると、左足は全く動かすことができず、激痛でベットから起き上がることすらできなかったそうです。
なんとか足を引きずりタクシーで病院へ向かうと、診断結果は左膝半月板の損傷と診断され、手術を余儀なくされました。
18年に出場予定だった国際大会、全日本選抜体重別選手権もすべてキャンセルし、長いリハビリ生活へと進みます。
そこから必しにリハビリを行い、落ちた筋肉を一から鍛え直し始め、怪我をする前よりか筋力が上がり、ベンチプレスではこれまでより10kg重い180kgを持ち上げるほどになったそうです。
ウルフアロンさんの主な実績
主な実績としては、2012年金鷲旗、インターハイ、国体で高校3冠を達成。
団体戦での3冠達成でしたが、実力もさることながらチームを鼓舞し、優勝へ牽引していたそうです。
2018年、2019年にグランドスラム・ブタベストを連覇。
世界大会でもコンスタントに入賞をしていたウルフアロンさん。
怪我から復帰してからは自身の肉体改造にも注力し、以前よりも強さが増しています。
以前から、2019年世界柔道選手権東京大会で優勝、2020年の東京五輪(柔道)の代表選手となり、金メダルを取る。
歴史に名を残す三冠王(全日本柔道選手権大会、世界柔道選手権大会、五輪のすべてを制覇すること)になると夢を語っており、残るはオリンピックのみで、夢の実現が目前となってます。
一度の怪我で長期離脱を余儀なくされましたが、それをポジティブに捉え、怪我をする前よりも肉体を強化して復帰する姿は本物のアスリートだと感じました。
夢を夢で終わらせず、周りに発信することで有言実行へと近づけている姿は元気を分けてくれます。
100kg級ではまさに最強高い選手ですので、今後の活躍が非常に楽しみです。
まとめ:ウルフアロンの学歴・出身校と経歴
今回は、ウルフアロンの学歴や経歴を紹介! 出身高校や大学情報(東京五輪柔道100kg級(男子))ついてご紹介しました。
グランドスラム・ブタベストを連覇したウルフアロンさん。
幼少期から柔道を始めましたが、最初から柔道が好きという訳ではありませんでした。
母方の祖父からのすすめで始め、その才能が開花し徐々に功績を収めると、柔道にのめり込んでいったように思えます。
生まれ持った素質もあるとは思いますが、高校時代から練習方法を一新し、自主トレーニングを自ら実施。
誰に言われるでもなく、自ら実施することで、己の力に変えていったんだと感じました。
怪我をしてから、周りの方の支えもあったと思いますが、そこで挫折せず、ポジティブに変換できたことで、その後のグランドスラム・ブタベスト連覇に繋げるのはすごいの一言です。
そういう普段見えないリハビリでの努力を見ている人がいるので、応援してくれる方が多く、期待も大きいのだと思います。
本人の夢でもある、全日本柔道選手権大会、世界柔道選手権大会、五輪のメダル獲得での3冠は有言実行に近づいており、私自身も応援していこうと思います。