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卵の賞味期限切れ1ヶ月は食べられる?捨てる前に判断と保存方法

食品

冷蔵庫に常備している人も多い「卵」は、オムライスや親子丼など美味しい料理を作る時に大活躍です。

また、タンパク質も取れてビタミンCなども含んでいるので栄養も豊富です。

しかし、常備していると気がついたら賞味期限が切れてしまう事がありますよね。

もし賞味期限が切れていても食べられるのか気になります。

今回は、賞味期限切れした卵はいつまで食べて大丈夫かについてまとめていきます。

また、卵の鮮度の確認方法や正しい保存方法などについてもお伝えします。


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卵の賞味期限切れ1ヶ月は食べられる?

正しい保管方法であれば、賞味期限が切れた卵でも加熱すれば美味しく食べる事ができます。

調べによると、賞味期限切れから7日〜10日ほどは加熱すれば食べても大丈夫だそうです。

しかし、NHKの放送番組「ガッテン!」の卵特集によると、「賞味期限が切れた後も4ヵ月までは加熱して食べられる」という驚きの検証結果もありました。

卵の状態にも問題もなく、正しい保存方法であればしばらくは食べられます。

しかし、新鮮さや衛生面が気になる人は賞味期限内に食べることを心がけ、万が一賞味期限が切れてもなるべく早く消費すると良いですね。


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卵の賞味期限切れ1ヶ月は捨てる前に判断

賞味期限切れの卵は食べられる事が分かりましたが、注意点もいくつかあるので参考にしてください。

ポイント①必ずしっかり火を通す

賞味期限切れの卵は必ずしっかり火を通してください。

サルモネラ菌による食中毒の危険性もあるので、生卵や半熟卵、温泉卵は避けましょう。

特に生の状態で食べることは大変危険ですのでやめましょう。

また、半熟の状態や温泉卵も加熱が十分ではないので危険です。

卵にはサルモネラ菌が付着している事がありますが、卵の中心の温度を70℃以上に保ち1分以上加熱すれば絶滅できます。

茹で卵を作る場合でも黄身がきちんと固くなるまで茹でる事を心がけましょう。

ポイント②卵にヒビが入っている場合は要注意

殻にヒビが入った卵は、中身の部分が空気に触れてしまうと一瞬で雑菌の繁殖がしやすくなってしまいます。

その為、賞味期限が切れていなくても加熱しないまま食べる事は推奨されていません。

加熱する場合もヒビが入った1日後または2日後には安全性もぐんと下がってしまいます。ヒビの入った時期が不明な卵については、食べない方が安全です。

ポイント③食べる前に色や匂いも確認

食べられるかどうかの一番大事な判断基準は卵の見た目、匂いに異常がないかどうかです。

腐っている時の特徴は、見た目は、割った時に卵黄も卵白も色が黒くなっていることです。

また匂いについては、強烈な腐った匂いがするのですぐに分かるはずです。

さらに、劣化が進んでいるかどうかも判断する事ができます。

割ったときに卵黄と卵白が分かれておらず、混ざり合っている場合は劣化が進んでいる証拠です。

また、割ったと同時に卵黄が崩れるのも劣化がかなり進んでいるサインです。

通常の卵と比べて違和感を少しでも感じたら、食べるのは避けた方が安心です。


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賞味期限が不明な場合はどうすれば良い?

パックから卵を取り出して保管している場合や賞味期限表示を捨ててしまった場合は賞味期限がわかりません。

そのような時に役立つ2つの方法をご紹介します。

卵を買った日を調べ、賞味期限を予測する方法

まずは、レシートを見たり、スーパーに行った日を思い出して卵を買った日を調べます。

続いて賞味期限を計算していきます。

卵の賞味期限は平均的に農場などで卵を採ってから2〜3週間くらいです。

ここから、賞味期限の目安を考えてみます。

出荷後にスーパー等に運ばれて陳列するまで2日間はかかります。また、遠方から仕入れる場合は3〜4日ほどかかります。

このことから購入後10〜17日くらいが賞味期限となると考えられます。

卵を水に沈めて鮮度をチェックする方法

卵の購入日が不明の場合、水を使って鮮度を確かめる方法があります。

方法は簡単で、水を入れたボウルに卵を沈めてみるだけです。卵は割ったり茹でたりせず、そのままの状態で試してください。

検証結果は3パターンに分かれます。

1つ目に横向きに転がりながら沈んでいきます。これは鮮度の高い卵です。

2つ目に卵の尖っていない丸い方が少しずつ水面に浮いてきて、縦になった状態で沈んでいきます。

これは鮮度が下がっているサインです。しっかりと加熱して食べた方が良さそうです。

3つ目に卵が沈まずに水に浮いてしまいます。この場合は食べることを避けた方がいいです。

なぜ結果が異なるのかというと時間が経つと中身の水分が蒸発し、卵の中身のバランスが変わってしまうからです。

賞味期限が不明の際は是非お試しください。

卵の正しい保管方法

まず、卵は10℃以下の温度を保って保存する必要があります。

卵は賞味期限切れでも食べられますが、これは正しく保管している前提のお話しです。

卵を保管する時により鮮度良く保てる方法をいくつかご紹介していきます。

パックごと冷蔵庫で保管する

ごく稀に卵にサルモネラ菌が付着している事があります。

出荷の際には卵に消毒や殺菌を施していますが、付着している可能性もゼロではありません。

パックごと保管していれば、サルモネラ菌が付いていた場合でも冷蔵庫内に菌を広げるのを防ぐことができます。

ドアポケットは使わず冷蔵庫の奥にしまう

卵の保管場所=冷蔵庫のドアポケット

をイメージする人も多いと思います。

しかし、ドアポケットでの保存はおすすめしません。

なぜなら、ドアポケットの位置はドアを開け閉めする時に外気に触れやすいからです。

温度も変化しやすく、開け閉めの際に卵に振動も与えてしまうので品質上も劣化が避けられません。

従って、冷蔵庫の奥の方に入れて保存した方が鮮度を保ちながら保存できますよ。

卵の尖った方の端を下にして置く

卵は尖った方の端を下にして置くようにすると良いです。

なぜなら、尖った方の端は衝撃に強いからです。また、丸い方の端の近くには「気室」と呼ばれる空気の部屋があります。この気室を上にして置く事で、卵に安定感を持たせる事ができます。

これらの理由から、スーパーなどで売られている卵も尖った方を下にした状態でパックに入れてあります。

まとめ

値段も低価格で栄養もたっぷり、様々な料理に使える卵は冷蔵庫に常備する人も多いです。

卵の保管はドアポケットではなく奥の方で冷蔵し、パックのまま保存する事がポイントです。

賞味期限内で食べ切るのが理想ですが、中々消費できずに期限が切れてしまうケースもあります。

賞味期限が切れた場合でも7〜10日くらいは、見た目や匂いを確認しながら美味しく食べる事ができます。

その際はしっかり加熱する事を心がけましょう。


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