セルフレジを導入する業種は年々増加しており、人との接触や会話を最小限に抑えつつ、簡単かつスピーディーにお会計を済ませることができます。
とは言え、セルフレジの操作に不安を感じる人は多く、避けて通る人がいるのも現状です。
そんな中、初心者でも使いやすい一瞬で商品点数や支払金額を計算してくれるセルフレジを導入しているのがユニクロです。
使い方はとっても簡単!ユニクロのセルフレジについて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ユニクロのセルフレジの仕組み!一瞬で支払いの方法
ユニクロが導入しているセルフレジはRFID方式を採用しているモデルで、商品に取り付けられているICタグの情報を電波で読み取れます。
電波が届く一定範囲にあれば数に関係なくすべてのデータを一瞬で処理することが可能で、清算に時間がかからないほか、1つ1つデータを読み込むなどの面倒な手間も必要ありません。
ここでは、ユニクロセルフレジの注目してもらいたいポイントを4つ取り上げて紹介します。
初心者でも、難しい操作が苦手な人でも簡単に使えますよ。
商品のかごを置く
ユニクロのセルフレジは、商品を置くだけでお会計を始められます。
操作タブレットの横にある大きなくぼみに、買い物かご又は手に持っている商品を入れます。
続いてタブレットのトップ画面にある「お会計をはじめる」をタップするだけでファーストステップは完了です。
セルフレジと言っても置くだけという単純な動作しか必要ありませんし、タブレット画面には操作に迷うような選択肢も表示されません。
ちなみに、タブレット画面の「お会計をはじめる」をタップしてから商品をくぼみに置くという順番でも問題なくお会計を始められます。
商品数を念のため確認
ユニクロのセルフレジは、「お会計をはじめる」をタップするだけで商品数と金額のデータを一瞬で読み取ってくれます。
読み取り精度が非常に高いため、ほとんどのケースで間違いを正す操作は必要なく、任せっぱなしで大丈夫です。
とは言え、全く確認しないのはおすすめできません。
商品点数や清算金額には必ず目を通すようにしましょう。
支払い方法を選ぶ
セルフレジの魅力の1つに清算方法の多様性がありますが、ユニクロのセルフレジは数ある中でもさまざまな支払い方法に対応してくれます。
支払い方法は、現金やクレジットカードに加えてPayPayなどのQRコード決済、電子マネーが使えるほか、ギフトカードの利用も可能です。
領収書の発行もできますので、必要な場合は「領収書が必要な方はこちら」をタップして受け取ってください。
自分で袋へ
セルフレジですので、もちろん袋詰めも自分で行います。
ユニクロのセルフレジ周辺には袋詰めができる長い棚が設置されており、畳むなどの作業が行いやすいのはもちろん、他の人の目を気にせず自分のペースで袋詰めが行えます。
ちなみに棚の下にはさまざまなサイズの袋が設置されていますが、基本有料でサイズを問わず一律10円かかります。
袋を使いたい場合は、お会計に袋代を清算することに注意してください。
ユニクロセルフレジの使い方
ここからは、セルフレジの使い方の手順をご紹介します。
2:タッチパネルの操作(お会計をはじめる)
3:タッチパネルの操作(アプリ会員またはアプリ会員以外のどちらかを選ぶ)
※アプリ会員の場合は下の会員スキャンの枠にスマートフォンを置く
4:タッチパネルの操作(商品の個数や支払い金額が表示されるので確認する)
5:タッチパネルの操作(支払方法を選択する)
※支払方法は後ほど詳しく紹介します。
6:タッチパネルの操作(お会計をはじめる)
7:現金・クレジットカード・電子マネーでお支払い
8:レシートを受け取る
たったこれだけです。
ユニクロのセルフレジは商品を指定の場所に置くだけで始められます。
初心者の人でも難しい操作が苦手な人でも、気軽に挑戦できるのではないでしょうか。
ユニクロセルフレジが使えないとき
セルフレジを導入する店舗が非常に多くなりましたが、どの店舗にも必ず店員さんが対応してくれる通常レジも設置されています。
セルフレジが使えない場合や、やっぱりセルフレジは不安といった場合は、ちゅうちょすることなく店員さんがいるレジに並びましょう。
もしセルフレジを前にして使えないと感じた場合は、セルフレジに常駐している店員さんに声をかけてください。
セルフレジを専門に担当している店員さんなので、すぐに駆けつけてくれるはずです。
なかには声をかけるのが苦手な人もいるかと思いますが、ユニクロの店員さんは非常に親切です。
操作に戸惑っている様子を察知して助けてくれるため、気軽に利用してみてください。
ユニクロセルフレジで間違いを見つけたら
ユニクロのセルフレジは高い性能を誇りますが、商品点数や金額などを絶対読み間違えないという保証はありません。
また、ご自身の手違いで同商品を2個買っていたなどのミスもあることでしょう。
お会計時の確認画面で気付いた場合は、商品データの再読み取りを促したり購入しない商品を取り除いたりすることで対応できます。
しかし、会計を最後まで済ませてしまった場合はどうするべきなのでしょうか。
ここでは、会計後に間違いが見つかるケースを想定し、注意したいポイントを2つ取り上げて紹介します。
会計後のレシート確認は必須
ユニクロのセルフレジを使用するにあたっては、レシートの取扱いに注意してください。
ユニクロのセルフレジは簡単な操作でお会計を済ませられます。
しかし、なかにはセルフレジの使用に緊張していたり混雑状況に焦ったりすることで、間違いに気付かずに会計を済ませてしまうこともあるでしょう。
また、商品からタグが取れていたり、既に会計を済ませた商品のデータを読み込んでしまったりするケースに気付かないこともあるようです。
上記以外にもさまざまなケースが起こり得ることから、会計後はレシートにしっかり目を通し、商品数のカウントが合っているかどうかの確認をおすすめします。
店舗や店員に連絡(レシート必要)
会計後に間違いに気付いたら、速やかに店舗や店員さんに連絡してください。
この時、レシートが必要ですので、会計後に目を通した後は保管しておくのがおすすめです。
レシートは邪魔になりやすくすぐに捨ててしまう人も多いようですが、セルフレジで間違いがあった場合の訂正にはレシートが必要です。
清算時や会計後に気付いた場合はその場で店員さんに相談できますが、日時がたっている場合はレシートがなければ対応してもらえない可能性が非常に高いです。
カバンや財布に入れるとかさばるため、購入した商品の袋の中に入れておくと邪魔になりにくく、紛失もしにくいと思います。
セルフレジの種類
セルフレジはさまざまな業種で取り入れられていますが、使い勝手は導入されているセルフレジによって異なります。
混雑の解消や支払い方法の多様性、店員の作業簡素化などの点で活躍する点はどのタイプのセルフレジにも共通しています。
しかし、顧客サイドが行う操作には大きな違いがあり、面倒なことから利用を避ける人もまだまだ多いようです。
そこでここからは、セルフレジの主な3つの種類を取り上げてメリットやデメリットを簡単に解説します。
どのタイプも身近な店舗に導入されているため、戸惑わずに対応できるよう特徴を把握しておくのがおすすめです。
バーコード読み取り
バーコードを読み取るタイプのセルフレジはよく見かけるようになったので、イメージしやすいですね。
コンビニエンスストアやスーパーマーケットで店員さんが行っている動作(商品のバーコードをスキャンする操作+会計)を自分で行うタイプのセルフレジです。
見たことがあることから使い方をイメージしやすいため、セルフレジの中でも気軽に利用できる点が大きな魅力でしょう。
その一方で、商品のどの位置にバーコードがあるかを探しながら行う点や、うまくスキャンできない点で時間がかかりやすいという難点があります。
商品の電子チップ使用
商品の電子チップを使用するタイプのセルフレジは、ユニクロが導入しているRFID方式のセルフレジのことです。
一定範囲にある商品データを一瞬ですべて読み込み、必要な処理をしてくれます。
バーコード読み取りのような細かい動作が必要ないという顧客が行う操作の簡素化が大きな魅力なほか、スピーディーなお会計の実現にもつながります。
セルフレジが初めての人でものみ込みやすいでしょう。
支払いのみセルフ
セルフレジの中には、支払いの操作のみを自分で行うセルフレジもあります。
このタイプのレジはセミセルフレジと呼ばれ、購入商品の登録(商品バーコードのスキャンなど)は店員が行い、支払いに関する操作を顧客が行います。
商品の取扱いに慣れている店員がバーコードのスキャンやかごへの詰め込みを行ってくれるため、とてもスムーズにお会計まで進むことができます。
顧客は支払い方法を選んでお会計を済ませるだけです。
店員さんがすぐ目の前にいることも多いことから、3つのタイプの中ではもっとも安心して利用しやすいセルフレジと言えるでしょう。
まとめ
ユニクロではRFIDのICタグを読み取るタイプのセルフレジを導入しており、商品のかごを置き、「お会計をはじめる」をタップするだけの簡単操作で支払いを行えます。
導入している店舗が多くなったことで不安に感じている人もいるようですが、意外とすんなり使いこなすことができ、スムーズに会計が済んでしまうでしょう。
レジの脇には必ずスタッフがいますので、分からないことをすぐに聞くことも可能です。
1度使えば、ユニクロセルフレジの便利さに驚くこと間違いありません。
思い切ってセルフレジを利用してみましょう。