コロチキ ナダルは近大水産学科卒業！魚好きの一面や幼少期の思い出も

この記事では、お笑いコンビ「コロコロチキチキペッパーズ」のボケ担当であるナダルさんの学歴や出身校について紹介します。

「やっべえぞ！」などの一発ギャグと目ヂカラの強さで、一度見たら忘れられない存在感を持ち、コンビでもピンでも人気です。

ナダルさんが気になる方、学生時代のエピソードや経歴について知りたい方はぜひお読みください。

コロチキ ナダルの学歴・出身校

デビュー時に自ら考案した芸名は「ポテト」だったが、周りの猛反対によって却下されてしまったというナダルさん。

大学から小学校までの学歴と、学生時代のエピソードを紹介します。

出身大学

ナダルさんは、近畿大学 農学部水産学科 を卒業しています。

「近大（きんだい）」の愛称で親しまれる総合大学で、2024年の「THE世界大学ランキング」で関西圏4位、西日本の私立大学で1位という実力と人気を誇ります。

有名人が式典をプロデュースすることでも有名で、2024年の卒業式にはEXILEがパフォーマンスを行った様子は多くのマスコミにも取り上げられました。

お笑いタレントのヒコロヒーさん、霜降り明星のせいやさん、シャ乱Qのつんく♂さんもこの大学の卒業生です。

コロチキ ナダルの大学時代

水族館の飼育員に憧れていたナダルさんは、念願かなってこの大学の水産学科に入学しました。

学業に熱心に取り組み、卒業論文のテーマは「トラフグの陸上養殖によるゼロ・エミッションに関する研究」だったそうです。

就職先を水族館に絞って活動しましたが、水族館の求人倍率は高く、残念ながら内定を勝ち取ることはできませんでした。

今でも真面目な一面を見せるナダルさんですから、当時から何事にも一生懸命だったことがうかがえますね。

出身高校

ナダルさんの出身高校は、京都府立木津高等学校です。

1901年設立の相良郡立農学校を起源に持ち、1948年に現在の校名になりました。

システム園芸科の他に情報企画科と普通科があり、コンピュータを駆使した農業技術処理やバイオ科学の教育にも力を入れています。

将棋の元プロ棋士で、タレントとしても人気の加藤一二三さん、お笑いコンビ「ヘッドライト」の町田星児さんもこの学校の卒業生です。

コロチキ ナダルの高校時代

高校時代のナダルさんは、サッカー部に所属していました。

背が高く体格がよかったため、サッカーに限らずスポーツは得意だったそうですよ。

しかし、ナダルさんは意外にも「高校時代は目立たないようにしていた」と語っています。

その理由は著書『いい人でいる必要なんてない』にも触れられており、当時は「”友達と仲良くしなければいけない“というのがプレッシャーで、おとなしくしていた」と振り返っているのです。

人に気をつかう一面が芸風にも表れていますが、当時から繊細な少年だったのですね。

出身中学校

ナダルさんの出身中学校は、相楽東部広域連合立笠置中学校です。

京都府相楽郡にある公立中学校で、1949年に食い合い町立中学校として設立後、近隣の町村合併を経て2009年に現在の校名になりました。

京都府レッドデータブックに危惧種のコガタノゲンゴロウが寄贈されたことをきっかけに、復活プロジェクトを手掛けていることでも有名です。

コロチキ ナダルの中学校時代

ナダルさんは中学校でいじめを受けており、あまりいい思い出がないと明かしています。

友達を作るのが苦手で誤解されることも多く、そのせいかクラスの女子生徒全員に無視されたり、下駄箱の靴を隠されたりといった嫌がらせに悩まされていました。

友人の男子生徒からは心配されることもありましたが、いじめられていることを認めたくなく、逆に気にかけてもらうことが恥ずかしくて「別にええねん」と強がっていたと振り返っています。

地元の小さな中学校で、なかなか負の連鎖から抜け出せず、つらい思いをしていたのかもしれませんね。

出身小学校

ナダルさんの出身小学校は公表されていません。

出身の京都府相良郡南山城村の公立校に通っていたと思われ、ナダルさんが小学生の頃には、相楽郡に以下の4校がありました。

今後、出演番組やSNSなどで出身校の情報や当時の思い出が語られることに期待しましょう。

コロチキ ナダルの小学校時代

小学校時代のナダルさんは、二面性を持った少年でした。

幼少期は気弱で、木琴のドレミのルールが分からなくなって泣いてしまったこともあります。

しかし小学校4年生の頃には教室内を裸で走り回るなど、少し風変わりな子供でもありました。

ナダルさんいわく「賢くなってきたのは小学校5年生から」とのことですが、友達作りが苦手だった一方で、周りから注目されたいという気持ちは持っていたようですよ。

コロチキ ナダルの経歴

上杉謙信の家臣を先祖に持ち、最強のネタとして披露することがあるナダルさん。

どのような経歴の持ち主なのか、詳しく見ていきましょう。

芸人になったきっかけ

ナダルさんは厳格な両親のもとで育ち、幼少期にはテレビをほとんど見たことがありませんでした。

お笑いに触れたのは大学時代で、のちに先輩となるコンビ「麒麟」の漫才を見たことで、人を笑わせることに興味を持つようになったのです。

大学卒業後は水族館の学芸員を目指していましたがかなわず、漬物店に就職して約3年営業として働いていました。

しかし将来に不安を抱き、消防士になろうと試験を受けましたが、残念ながら2年連続で不合格。

そんなある日、「人生を変えよう」と一念発起して、2010年にNSC大阪校に33期生として入校したのでした。

芸人経歴

NSC入校後、「あいうらはら」「こどももおもちゃ」「流行」などのコンビ名で活動を始めますが、成績はいつも下位で、「あいつはダメだ」という声も聞こえてきたことがあります。

そんな時、同期で成績上位組だった西野創人さんがコンビを解散し、次の相方としてナダルさんに声をかけ、2012年に「コロコロチキチキペッパーズ」が誕生したのです。

コロコロチキチキペッパーズは漫才もコントもできるコンビとして頭角を現し、「キングオブコント2015」で見事優勝を勝ち取りました。

これを機に活動拠点を大阪から東京に移し、その後はピンでの仕事も増えています。

バラエティ番組では「いじられキャラ」としての地位を確立し、特徴的な高い声を生かして映画『ONE PIECE FILM GOLD』では声優デビューを果たしました。

また、幼少期のことを本として出版し、自分がいじめられた経験を話すことでつらい思いをしている子供を減らしたいという活動にも力を注いでいます。

コロチキ ナダルのプロフィール

消防士を目指したことがあり、試験の小論文で「とにかく火を消したい」と書いて不合格になった経験を持つナダルさん。

ナダルさんのプロフィールを見ていきましょう。

まとめ

ナダルさんの学歴や出身校と経歴、芸能界デビューのきっかけを紹介しました。

豊かな自然の中で育ち、海と魚が好きだった少年は、自分を表現する方法がわからず悩んだ時期もありました。

相方にも恵まれ、自分を信じて素直になることで現在の愛されキャラを確立したのでしょう。

大きな目と優しいまなざしで人々を楽しませるだけでなく、大きく包み込む懐の深さがナダルさんにはあるように感じます。

ナダルさんはこれからもさまざまな場面で活躍し、私たちをなごませてくれることでしょう。