鬼頭明里さんはハイトーンボイスの少女から大人の色気のある女性、低い声の少年役まで幅広いキャラクターを演じられる人気声優です。
最新作の『月が導く異世界道中』では、2番目の従者である澪を演じています。
そんな鬼頭明里さんの経歴、家族、幼少期について調べてみました。
鬼頭明里の学歴・出身校
鬼頭明里さんがどこの学校に通ったのか、またどのような学生だったのかを大学から小学校に分けてお伝えします。
また、それぞれの学校の特徴などもご紹介します。
鬼頭明里さんの出身大学
鬼頭明里さんは、大学には進学していません。
高校を卒業後、現在の所属事務所が運営する「プロ・フィット声優養成所」に入所したため、最終学歴は高等学校卒業です。
一時期SNSで「京都大学出身」という噂がありましたが、これはデマで「学園祭に出演しただけ」ということがわかっています。
鬼頭明里の出身高等学校
鬼頭明里さんの出身高校は愛知県名古屋市にある、私立東邦高等学校です。
創立は1923年と古く、校訓は「真面目」と非常にシンプルです。
普通科の他に、高校には珍しく美術科があります。
硬式野球部の名門校としても知られ、甲子園球場で開催される全国高等学校野球選手権大会に春夏合わせて47回出場しています。
中日ドラゴンズの石川昴弥選手、藤島健人選手をはじめ、多くのプロ野球選手を生み出しています。
また、俳優の奥田瑛二さん、山田裕貴さんもこの学校の卒業生です。
鬼頭明里さんは軽音楽部でボーカルを務めており、それが現在の歌手活動にもつながっています。
鬼頭明里の出身中学校
出身中学校は愛知県名古屋市緑区にある、名古屋市立滝ノ水中学校です。
緑区は市内トップの人口を誇り、1985年に設立されたこの中学校も、現在では生徒数が900人を超えるマンモス校です。
そのため、体育大会は校庭では行わず、名古屋市瑞穂公園の北陸上競技場を借り切って開催されています。
元プロ野球選手の木下達生さんもこの中学校の卒業生です。
絵を描くことが好きだった鬼頭明里さんは、美術部に所属していました。
鬼頭明里の出身小学校
出身小学校は同じく名古屋市緑区にある、名古屋市立小坂小学校です。
この小学校は2003年に名古屋市立鳴海東部小学校と名古屋市立滝ノ水小学校から分離・独立して設立されました。
そのため、鬼頭明里さんは4年生までは滝ノ水小学校に通い、5年生から小坂小学校に編入したと思われます。
小坂小学校は新しい学校のため、太陽光発電システムや雨水をトイレ排水に利用できるタンクなど、自然にやさしい施設が充実しています。
また、屋上庭園や壁面緑化など、生徒達が育てることができ、かつ校舎の暑さ対策にもなる活動を盛んに行っています。
鬼頭明里さんの声優経歴
一ヶ月前くらいから空き時間でちょこちょこ描き進めてた彼方🐏💤
ようやく描けた☺️ pic.twitter.com/DrhHI9G7I6— 鬼頭明里 (@kitoakari_1016) September 15, 2020
セリフはうなり声だけ、という『鬼滅の刃』の竈門禰豆子を見事に演じ、脚光を浴びた鬼頭明里さん。
豊かな表現力が最大の魅力ですが、どのような声優経歴があるのかを見ていきましょう。
鬼頭明里の声優になったきっかけ
鬼頭明里さんが声優になるきっかけを作ったのは、幼少期に夢中になったテレビアニメでした。
多くのアニメやゲームに触れることで、声優になりたいという思いがつのりました。
しかし、自分の声が低いことにコンプレックスを感じており、他にアニメに関われることはないかとイラストを描いたり、バンド活動をしたりしていました。
高校卒業後は大学に行くのかな、と漠然と考えていましたが、両親から「学費は出せない」と言われてしまいます。
奨学金で進学することも検討しましたが、いっそのこと好きなことをやってみたいと一念発起し、プロ・フィット声優成所に入所したのでした。
最初のうちは名古屋から通っていましたが、間もなくオーディションに呼ばれる機会も増え、東京で一人暮らしを始めます。
初めての一人暮らしは寂しく、ホームシックにもなりましたが、ラーメン屋さんでのバイトをして生活費を稼ぎ、1年もたたないうちに声優デビューを果たしました。
鬼頭明里さんの声優経歴
髪のびたな〜〜👩#ライジンアンバサダー pic.twitter.com/00i7CReVD4
— 鬼頭明里 (@kitoakari_1016) August 9, 2020
鬼頭明里さんは声優養成所時代からその性能を見込まれ、多くのオーディションへの誘いがかかっていました。
養成所に入所して1年後の2014年に『六畳間の侵略者!?』の藍華真希役でデビューしました。
これは異例の速さでのデビューです。
その後は『タイムボカン24』、『僕だけがいない街』、『ウマ娘 プリティーダービー』などの人気アニメに多く出演しています。
そして社会現象にもなったアニメ『鬼滅の刃』の竈門禰豆子役が評判となり、2019年のNewtype×マチ★アソビ アニメアワードで女性声優賞を受賞しました。
また、2021年には第15回声優アワードで助演女優賞を受賞しています。
鬼頭明里の家族構成とプロフィール
声優の鬼頭明里さんの家族構成とご本人のプロフィールです。
鬼頭明里さんの家族構成
実家の棚に私が…母… pic.twitter.com/Hf0NpM0vwm
— 鬼頭明里 (@kitoakari_1016) December 31, 2019
鬼頭明里さんは両親、妹の4人家族という環境で育ちました。
とても仲の良い家族で、今でも家族のグループLINEで日々の会話をしていることを明かしています。
鬼頭明里さんはアニメ、ゲーム、音楽が好きな子供でした。
父親がアニメ、ゲーム好きだったため、幼少期から常にアニメがテレビに映し出されている環境で育ちました。
「いつも父や妹と一緒にケーブルテレビのアニメチャンネルを夢中で観ていた“アニメオタク”だった」と本人も認めています。
そんな姉妹を母親は優しく見守り、自由にさせてくれたと言います。
また、大変なおばあちゃん子で、わがままを聞いてもらい、感謝の気持ちでいっぱいだと語っています。
高校を卒業して声優になったのには「闘病中の祖母に自分の活躍する姿を見せたい」という思いがありました。
あたたかい家族に囲まれて鬼頭明里さん自身も優しい子に育ち、子供の頃から好きだったことを活かして、現在声優・歌手として花開いたのですね。
鬼頭明里さんのプロフィール
声優名 | 鬼頭 明里(きとう あかり) |
本名 | 鬼頭 明里(きとう あかり) |
生年月日 | 1994年10月16日 |
出身地 | 愛知県名古屋市 |
身長 | 153cm |
体重 | 45kg |
血液型 | B型 |
所属事務所 | プロ・フィット(2022年3月末まで) |
活動時期 | 2014年~ |
声優デビュー作 | 六畳間の侵略者!?(藍華真希) |
まとめ
今回は、鬼頭明里さんの学歴や経歴、家族についてご紹介しました。
小さい頃から家族とともにアニメに親しみ、憧れだった声優という職業を手にした鬼頭明里さん。
声優以外にも音楽活動、イラストなど、さまざまな分野で活躍中です。
自分の声がコンプレックスだったと語っていますが、その声は多くのファンを虜にしています。
どんな幅広い活躍を見せてくれるのか、今後の鬼頭明里さんから目が離せません。