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スタバのロゴの意味は?名前の由来やロゴの移り変わりも紹介

スターバックス

スターバックスのカップや紙袋はお洒落なのでついつい持ち歩きたくなりますよね。

マーメイドが描かれたロゴマークは誰もが一度は見た事があると思います。

スタバのロゴマークはマーメイドの絵が大きく描かれており、文字はありません。

よく考えたら、何故コーヒー店なのにマーメイドのロゴなのか不思議ですよね。

そこで今回、スタバのロゴマークに着目して意味や歴史について掘り下げていきます。


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スタバのロゴの意味は? 「船乗りを魅了して溺れさせる人魚・セイレーン」

スタバのマーメイドのロゴマークはギリシャ神話が関係しています。

ギリシャ神話には「セイレーン」という上半身が女性で2つの尾をもつマーメイドが登場します。

ロゴマークはこのセイレーンがモチーフになっています。

セイレーンは海に住む怪物として知られ、船に乗っている人々を魅了して溺れさせると恐れられていました。

では、何故このセイレーンが用いられたのでしょうか。

こちらは「スターバックス」という太平洋の南側にある島が関係しています。

この島では、セイレーンによって溺れさせられて犠牲になった船員が多くいると言い伝えられています。

この物語を知ると、少し怖いと感じる方もいるかもしれませんね。

しかし、恐ろしい意味ではなくセイレーンの「人びとを魅了する」という良い意味でロゴマークに起用したようです。


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スターバックスという名前の由来は?

スターバックスという名前の由来には2つが関係しています。

1つ目にアメリカのシアトル付近にある採掘場の名前「スターボ(Starbo)」です。

2つ目にアメリカの小説家ハーマン・メルヴィルの『白鯨』という小説に「スターバック(Starbuck)」という航海士が登場します。

このスターバックがコーヒーが好きだったようです。


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ロゴマークの起源やデザインを解説

ここからはスタバのロゴマークの歴史やデザインについて解説していきます。

ロゴマークの起源

創業時に広報担当のテリー・ヘックラーという社員がロゴマークを決定しました。

使用したのは16世紀にノルウェーで作成された「セイレーンの木版画」です。

当初は手を加えずそのまま採用されたようです。

後に加工が施されながら、現在のロゴマークに近い形に変わっていきました。

ロゴマークのデザイン

創業当初からロゴマークはずっと丸い形のままです。

以前は丸の縁近くに会社名がかかれていました。

しかし、2011年からの最新版は文字は削除され、マーメイドの絵だけが描かれたデザインになりました。

ロゴマークのカラー

以前は3つの色が使われているロゴマークの時期もありました。

現在はグリーンとホワイトの2色のシンプルな色合いです。

グリーンは背景に使われており、ホワイトは柄全体に使われています。

ロゴマークの歴史

ここでは、ターニングポイントになった年ごとにロゴマークの歴史を振り返っていきます。

1971年:創業当初

1代目のロゴマークは「茶色」を使用しています。茶色といえばコーヒーを連想させる色ですね。

現在のロゴマークと大きく違う点が、マーメイドの胸の部分が描かれている事です。

しかし、ロゴマークが丸い円で囲まれている点やマーメイドが王冠をかぶっている点は現在と変わっていません。

また、下の部分には「COFFEE TEA SPICE」(コーヒー 紅茶 スパイス)が大きく描かれています。

マーメイドに加えて文字を入れる事で、ロゴマークを見ればコーヒー店とすぐに分かる見た目をしていました。

スターバックス=コーヒー店という事が人気と共に浸透していくにつれ、文字表記も変わっていきますので後で述べていきます。

1987年:2代目ロゴマーク

実業家のハワード・シュルツ氏がブランドを買収しました。

これにより、ロゴもデザインが変更されます。

具体的には共通的で多くの人に共感を得られるようなデザインがロゴのテーマです。

円とマーメイドはそのまま使用されていますが、初代ロゴマークから変更点が2つあります。

1つ目に1代目で描かれていた胸の部分が髪の毛で隠れるように変更しています。

2つ目に初代では円の下の部分にあった「TEA」という文字と「SPICE」という文字が消えています。

また、カラーも変わっており、マーメイドの背景はブラック、円の縁部分にはグリーンが使用されるようになりました。

配色や細かい部分は変更しましたが、ロゴデザインを一目見ればがスターバックスと分かるデザインです。

1992年:3代目ロゴマーク

1992年にはデザインがよりシンプルに変更されました。

マーメイドの尾は描かれていますが、腰から下の部分は消えています。

これにより、マーメイドの顔や上半身がはっきり描かれています。

ブラックとグリーンの配色や「STARBUCKS COFFEE」という文字はそのまま残っています。

2011年:4代目ロゴマーク※現在

この年はスターバックスが設立して40年が経ちました。

40周年を機にロゴの歴史上一番シンプルなデザインに変更されています。

1つ目に創業当初からあった縁の縁の部分が消えています。

2つ目に「STARBUCKS COFFEE」の文字が消えました。

以前は他の会社にマーメイドのモチーフを引用されないように文字をつけていましたが、ブランドも大きくなり認知度も上がったので文字をつける必要がなくなりました。

スターバックスの店舗が世界中に展開され、マーメイドのロゴ=スターバックスの認識が広がった事が背景にあります。

創業当初から変わらない「マーメイド」

創業当初から何度もデザインに変更が加えられましたが、「マーメイド」は変わらずロゴマークに取り入れられています。

象徴的なマーメイドですが、1説によるとギリシャ神話の恐ろしい怪物をモチーフにすることで、人々の興味をひきやすくしたとか。

今ではマーメイドのロゴ=スターバックスが世界の共通認識になっています。

まとめ

ギリシャ神話の怪物「セイレーン」を何故用いたか、その理由は公式的には発表されていません。

怪物といえば不気味なイメージもありますが、そのおかげもあり顧客の興味を惹きつけてロゴデザインはずっと定着しています。

企業のロゴは大幅にリニューアルする事も多いので、50年以上定着しているのは珍しい事です。

スターバックスは世界中で人気になっていきましたが、刺激的なロゴも一つの勝因かもしれませんね。


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