iPhone16のスクショのやり方！アクションボタン対応＆できないときの対処法も解説

ふとした瞬間に、「これ、残しておきたいな」と思うこと、ありますよね。

メッセージのやりとり、あとで見返したいレシピ、SNSで見かけた名言。

そんなとき、iPhoneのスクリーンショットは“未来の自分へのメモ”になります。

でも、iPhone 16に変えたばかりの方からは、こんな声が聞こえてきます。

「今までのやり方と違う」「アクションボタンって何？」「音が鳴るのが気になる」……。

実は、iPhone 16ではスクショの撮り方にちょっとした変化があるんです。

この記事では、iPhone 16でのスクショ（スクリーンショット）の基本から応用まで、やさしく丁寧に解説します。

スクショができないときの対処法や、音を消す裏技、黒くなる問題への対策まで、まるっとお届けします。

今のあなたの「困った」が、この記事の最後には「なるほど、そういうことか」に変わるはずです。

iPhone 16でスクショを撮る基本の方法

スクリーンショット、略して“スクショ”。

いまやLINEの会話や料理レシピ、通知の内容など、気になったことをとりあえず残しておく小さなメモ帳みたいな存在ですよね。

でもiPhone 16に機種変更したばかりだと、「あれ、どうやって撮るんだっけ？」と戸惑う場面も。

ここでは、まず押さえておきたい基本の3パターンを、わかりやすく紹介します。

サイドボタン＋音量ボタンで撮影する方法

iPhoneのスクショといえば、やっぱり王道はこれ。

「サイドボタン（電源ボタン）」と「音量アップボタン」を同時に“カチッ”と押すだけ。

でも実はこの「同時に押す」というのが意外と難しい。

力を入れすぎると電源が切れそうになるし、タイミングがズレると「Siri」が起動したりする。

個人的には“ポン、ポン”ではなく、“カチ、シュッ”くらいの軽やかなテンポを意識するとうまくいく気がします。

撮影が成功すると、画面がパッと白く光り、「カシャッ」という音が鳴り、画面左下に小さなサムネイルが現れます。

ここで編集や共有もできるので、すぐに送ったり、保存したり。

何気ない操作ですが、日々の記録がちょっと楽しくなる瞬間でもあります。

AssistiveTouchを使ってスクショを撮る

ボタンを同時に押すのが苦手だったり、ケースがゴツくて押しにくい人には、AssistiveTouchという救世主がいます。

これは、画面上に浮かぶ“仮想ボタン”。

設定 ＞ アクセシビリティ ＞ タッチ ＞ AssistiveTouch でオンにすると、画面に丸いボタンが表示されます。

この仮想ボタンに「スクリーンショット」を割り当てれば、タップ一発で撮影OK。

ボタンを押すタイミングに悩むことも、もうありません。

 

僕の母も実はこの方法でスクショデビューしました。

「指一本で撮れるなんて魔法みたいね」と嬉しそうだったのを、今でも覚えています。

テクノロジーって、優しくできてこそ、本当に使えるものになるんだなぁと実感した瞬間でした。

アクションボタンでスクショを撮る方法

iPhone 16最大の進化ポイントのひとつ、それが「アクションボタン」です。

従来のミュートスイッチが進化し、自分好みに役割を割り当てられるようになりました。

たとえばこのボタン、スクショ専用にすることもできちゃうんです。

方法はこう：

1. 設定 ＞ アクションボタン に進む
2. 「ショートカット」を選択
3. 「Take Screenshot」ショートカットを作成して選ぶ

たったこれだけで、「カチッ」とアクションボタンを押すだけでスクショが撮れるように。

この“押すだけでできる”感じ、ちょっとだけ未来のガジェットっぽくてワクワクしませんか？

何気ない日常も、このボタンひとつで、記録しやすく、残しやすくなります。

まるで、生活に寄り添う小さな“記録スイッチ”。

iPhone 16を手にしたら、まず試してほしいカスタマイズです。

スクショできないときの原因と対処法

「ボタンを押しても反応しない」「撮ったはずなのに保存されてない」「画面が黒くなる」……

そんなとき、人はだいたい“iPhoneを強く握りしめる”という謎行動に出がちです（僕も含めて）。

でも、ちょっとだけ落ち着いて、ひとつずつ原因を探ってみましょう。

ボタン操作がうまく反応しない場合

まずはよくある原因から。

サイドボタンと音量ボタンを押しているつもりでも、実はタイミングがズレていることがあります。

特にケースが厚めだったり、手が小さい人だと、同時に押すのが難しい。

そんなときは無理せず、先ほど紹介した「AssistiveTouch」や「アクションボタン」に切り替えるのが正解です。

ちなみに、iPhone本体が一時的にフリーズしていて反応が鈍いケースもあるので、再起動を試すのも効果的。

機械にも休憩は必要なんです。

設定でスクショが無効になっている？

ごく稀ですが、iPhoneに構成プロファイル（MDM）が入っていると、スクショ自体が制限されていることもあります。

これは企業支給のiPhoneや、学校で貸与された端末などに多いケース。

設定で確認するには、設定 ＞ 一般 ＞ VPNとデバイス管理を開いて、「プロファイル」が入っていないか確認してみてください。

もし“自分のスマホなのに”スクショが制限されていたら、それはちょっと問題。

Appleサポートや購入元に相談するのがベターです。

iOSの不具合・バグによるトラブル

それでもスクショが撮れない場合、もしかしたらiOSの不具合かもしれません。

Appleは定期的にiOSをアップデートしていますが、その直後に「スクショが真っ黒になる」「保存されない」といったトラブルが一時的に発生することがあります。

この場合は、最新バージョンへのアップデートや、逆に問題が発生した後のバージョンなら一時的なダウングレード（※上級者向け）も選択肢になります。

もし「なんかおかしいな」と感じたら、Apple公式ディスカッション掲示板をチェックしてみるのも手。

同じ悩みを持つ仲間が見つかると、ちょっとホッとしたりしますよ。

iPhone 16のスクショをもっと便利に使う方法

ただ撮るだけじゃ、もったいない。

iPhone 16のスクショは、ちょっとした工夫で「もっと役に立つ道具」に変わります。

ここでは、知ってると差がつく“ひと手間テクニック”をご紹介します。

フルページスクリーンショットの撮り方

「このレシピ、あとで見返したいな」「この解説、途中で切れちゃった…」そんなときに便利なのが、フルページスクショ。

対応しているアプリ（主にSafariなど）では、スクショを撮ったあと左下に表示されるサムネイルをタップすると、上部に「スクリーン」か「フルページ」のタブが現れます。

ここで「フルページ」を選べば、今見ていたページ全体を一括キャプチャ。

PDF形式で保存できます。

たとえば旅行先の地図や、調べものの結果、長い記事の保存にもピッタリ。

スクショが“その場しのぎのメモ”から、“あとでじっくり読む資料”に変わります。

スクショ動画を撮る方法（画面収録）

「動きのある画面を残したい」と思ったこと、ありませんか？

たとえばアプリの操作手順を教えたいとき、子どもがゲームで遊んでる様子を記録したいとき——。

そんなときは、画面収録機能を活用しましょう。

設定 ＞ コントロールセンターに進み、「画面収録」を追加。

あとはコントロールセンターから録画アイコンをタップするだけで、iPhoneの画面を“動画”として記録できます。

音声も一緒に録音できるので、自分の声でナビゲーションを入れることも可能。

誰かに「これどうやるの？」と聞かれたとき、静止画より伝わる情報が格段に増えます。

スクショ音を消す設定方法

静かな場所でスクショを撮りたいとき、あの「カシャッ」という音、ちょっと気になりますよね。

実は、日本のiPhoneでもサイレントモードにすれば、このシャッター音は鳴りません。

サイドにある消音スイッチ、もしくはiPhone 16では「アクションボタン」にサイレントを割り当てておけばOKです。

ただし、一部の機種やキャリアでは常に音が鳴る仕様も。完全に消したい場合は、海外モデルや特殊設定が必要になることもあります。

でも、個人的には「静かに記録したいときは音が消える」このシンプルな切り替えができるだけでも、十分ありがたい。

配慮できるスマホって、ちょっと大人っぽくて好きです。

スクショの「暗くなる」「黒い部分が出る」問題を解決

スクショって、「撮った瞬間」は上手くいったように見えても、あとで見返したら「え、なんで暗いの？」「この黒いの、なに？」ってなること、ありますよね。

ここでは、そんな“ちょっとした違和感”の原因と、対処法をやさしく解説していきます。

スクショが暗く見える原因とは

まずは、「全体的に暗いなぁ」と感じたとき。

この原因の多くは、iPhoneの画面設定にあります。

たとえばダークモードにしていたり、明るさを手動で絞っていたりすると、そのままの見た目でスクショが記録されるんです。

さらに、「ナイトシフト」や「True Tone」がオンになっていると、画面の色味がほんのり温かく見えることも。

でもこれは見た目だけじゃなく、ちゃんとスクショにも反映されるので、「なんか違う…」と感じる原因になります。

対処法はシンプル。

明るさを一時的に上げてから撮る、もしくは「設定 ＞ 画面表示と明るさ」で一時的にモードをオフにしてから撮影するだけで、グッと見やすくなります。

ちょっとした一工夫で、スクショの印象は大きく変わるんです。

黒いバーや黒くなる原因と対処法

続いて、「撮ったはずなのに、画面の一部が真っ黒に…」というケース。

これは大きく分けて、アプリ側のセキュリティ制限か、構成プロファイルによる制限が原因のことが多いです。

たとえば、NetflixやAmazon Primeなど一部のアプリでは、著作権保護のためスクショを制限して黒画面になる仕様が導入されています。これはiPhoneの不具合ではなく、アプリの意図的な仕様。

また、先ほども触れたように企業・教育機関の管理下にあるiPhoneでは、MDMプロファイルによって特定画面のスクショが自動で無効化される場合があります。

どうしてもスクショしたい内容があるなら、別アプリで同じ情報を表示できないか試すのが現実的な解決法。

たとえばSafariで開いている情報をChromeに切り替える、など。

技術的にどうしようもない壁もあるけれど、そこを“どう回避するか”を考えるのもまた、スマホの面白さだと僕は思います。

iPhone 16のスクショ設定を確認・カスタマイズする

スクショって、ただ撮るだけじゃなく、「どう扱うか」でグッと使いやすさが変わってきます。

撮ったあとどこに保存されるの？どうやって送る？あとで見返せる？

ここでは“その後”に注目して、スクショを自分仕様に整えるヒントをお届けします。

スクショ保存先の確認と変更

スクリーンショットを撮ったあと、「あれ？どこ行った？」と迷子になること、ありますよね。

実はiPhoneでは、すべてのスクショが自動的に「写真」アプリの中にある「スクリーンショット」アルバムに分類されて保存されます。

でもiCloud写真を使っている方なら、そのスクショはMacやiPad、別のiPhoneとも同期されているはず。

つまり、デバイスをまたいで簡単にアクセスできるんです。

もしローカル保存だけにしたいときは、設定 ＞ Apple ID ＞ iCloud ＞ 写真から「iCloud写真」をオフに。

その代わり、バックアップの仕組みはちゃんと考えておくと安心です。

スクショって、気づいたら溜まってる。だからこそ、どこにあるのか把握しておくだけでも、情報の“渋滞”を防げます。

スクショ編集・共有の便利機能

iPhoneのスクショが“ただの画像”じゃないな、と思う理由のひとつが、撮った瞬間にすぐ編集できること。

スクショを撮った直後、画面左下に出るサムネイルをタップすると、「マークアップ」機能が開きます。

ここでは手書きで線を引いたり、文字を書き込んだり、トリミングも可能。

たとえば、地図アプリで「ここ待ち合わせね」と丸印をつけて送ったり、レシピの分量に赤丸をつけて保存したり。

ただの“記録”が、“伝えるツール”に変わるんです。

さらに、画面右上の共有ボタンからLINEやメールで即送信もOK。

誰かに何かを伝える手段として、スクショは今や「言葉より早いコミュニケーション」かもしれません。

まとめ

iPhoneのスクリーンショットって、単なる「画面のコピー」じゃないんですよね。

誰かに伝えたいことがあるとき、あとでじっくり見返したい瞬間があるとき。

スクショは、その気持ちをそっとすくい上げて、未来に届けてくれるツールなんです。

iPhone 16では、スクショの撮り方が進化して、もっとスマートに、もっと自分らしくなりました。

ボタンを押すタイミングに悩んだ人も、音を消したいと思った人も。

黒い画面に戸惑った人も、情報をきれいに残したいと思った人も。

あなたの「こうしたい」に、ちゃんと応えてくれる準備が、この一台には詰まっています。

難しい操作はなくていい。

わからないときは、今日知ったことをひとつ試してみるだけでいい。

それだけで、スクショはあなたの「今」を、そっと未来に残してくれるはずです。