「ニトリで買った珪藻土が回収対象になっていると聞いたけど、手続きを知りたい」
「ずいぶん長い間使ったけれど、今でも回収してくれるの?」
水分を素早く吸収し、バスマットやコースターなどに使われている珪藻土はニトリでも人気の商品です。
ところが、ニトリで販売した珪藻土製品の一部が回収対象となっているのをご存じですか?
この記事では、ニトリの珪藻土製品はいつまで回収してくれるのか、回収までの保管方法や返金手続きについて紹介します。
ニトリで買った珪藻土製品が手元にある方は、この記事を参考に正しい回収手続きを進めてくださいね。
ニトリの珪藻土の回収はいつまで?
ニトリは2020年12月に、自社で販売した珪藻土製品(バスマット・コースター)にアスベスト(石綿)が含まれていることが判明したとして、自主回収することを発表しました。
回収の受付期間については明記されていません。
しかし、アスベストは健康に深刻な影響を及ぼすことがわかっていますので、手元に該当製品がある場合はできるだけ早く持って行くことをおすすめします。
ニトリの珪藻土の回収までの保管方法
該当の製品が手元にある場合はすぐに使用を中止し、ビニール袋に二重に入れて口をガムテープなどでふさいで密封しましょう。
アスベストは粒子が細かく、空中に飛散した粒子を吸い込むと肺に溜まり、肺がんや石綿症といった健康被害を引き起こす原因になります。
バスマットやコースターの場合は、通常の使用方法ではアスベストが飛散する可能性は低いです。
しかし、汚れを取るために削ったり、廃棄のために割ったりすることで飛散するという報告もあるのです。
削ることでアスベストは飛散するため、表面を傷つけたり、割ったりしてはいけません。
ニトリの珪藻土の回収方法
ニトリで珪藻土製品を購入したことがある人は自主回収の対象か不安ですよね。
ニトリは該当製品かどうかを確認できるサイトを公開しています(出典を参照)。
手元の製品が該当するかどうか知りたい方はぜひ調べてみてくださいね。
また、回収方法の詳細や、健康被害を発生させないための保管方法についても掲載されていますので、合わせて確認しておきましょう。
出典:珪藻土製品の自主回収に関するご案内 | ニトリネット【公式】
参照:https://www.nitori-net.jp/ec/characteristic/keisodorecallsite/
ニトリの珪藻土の回収品の返品・返金
ニトリは2020年12月22日に珪藻土製品の自主回収を発表し、2021年1月から回収を開始しています。
ここからは回収方法と返金方法について見ていきましょう。
ニトリの珪藻土の回収方法
対象となる珪藻土製品の回収方法は「ニトリの店舗に直接持ち込む」または「正しく保管してお客様相談室に連絡する」の2種類です。
いずれの場合もビニール袋に二重に入れ、口をガムテープなどで密封して運びましょう。
有害物質が飛散すると健康被害が発生する恐れがあるため、一般ごみとして廃棄したり、割ったりしてはいけません。
お客様相談室に連絡した場合は順次回収方法の案内が届くので、その案内に沿って手続きを進めてください。
ニトリの珪藻土の返金方法
店舗に持ち込む際には、購入時のレシートがあれば持参しましょう。
ニトリでは通常の返品の場合は「購入後14日以内・レシートまたは購入履歴が確認できる画面のコピー」が必要ですが、今回の自主回収では適用されません。
もしレシートを紛失していても、ニトリのアプリや会員カードなどで購入履歴が確認できれば返金してもらえます。
外箱やパッケージがなくても回収してもらえるので、まずは対象の製品かを確認し、安全に持ち込むことを優先してくださいね。
まとめ
ニトリの珪藻土製品の自主回収について、いつまで受け付けてもらえるのか、回収方法や返金方法、返金に必要なものについて紹介しました。
ニトリからの自主回収のため、通常の返品とはルールが異なります。
また、回収対象の珪藻土製品には有害物質が含まれているため、すぐに使用を中止し、正しい手続きで返品してくださいね。