自作のシールが作れるマルチコピー機がファミマやローソンの一部店舗で取り扱いが始まりました。
スマホやパソコンのお気に入りの画像をシール紙にプリントしてくれるので世界で1枚だけの欲しかったシールが手軽に作れると人気です。
とても簡単なのでこの記事を参考に是非作ってみてください。
コンビニでシール印刷!ファミマはできる?
現在ファミマとローソンでは順次シール印刷対応のシャープ製のマルチコピー機(MX-3631DS)への切り替えが進んでいます。
ファミリーマートは2021年冬から取り扱いしたばかりで、まだまだ取扱店舗数は多くはありません。
なお、ファミリーマートではFamiポートが廃止され、マルチコピー機の機能統合を進めています。
一方ローソンの一部の店舗では2020年春からいち早く設置を開始しました。
しかし、両コンビニ共に店舗の広さなどの事情から対応機種の入れ替えができない店舗もあるようです。
使用する際に対応しているコンビニを探す場合には「コンビニ店舗検索-ネットワークプリントサービス」のサイトを利用すると大変便利です。
検索したい土地を大まかに検索し左上の虫眼鏡マークを押し「シール紙にプリントしたい」を選ぶとシール印刷対応のコピー機がある店舗が地図上に表示されます。
さらに店舗を選択すると「シール紙」と「対応サイズ」が表記されているので使用できる店舗かどうかが一目でわかるようになっているので参考にしてください。
実際に店舗のマルチコピー機がシール対応機種かどうかの見分け方をご案内します。
マルチコピー機の操作画面がコイン投入口側についており、画面左上に「シール紙・はがきプリント対応」と表記されているのが特徴なので必ずチェックしてください。
残念ながらセブンイレブンでは現在シール印刷には対応はしていないとのことです。
使用したい場合、ファミリーマートかローソンのどちらかでしか対応していないので注意してください。
プリントサイズと料金
ファミリーマートもローソンも3種類のサイズ展開があります。
- L版(89mm×127mm)1枚200円
- 2L版(127mm×178mm)1枚300円
- スクエア(127mm×127mm)1枚250円
iPhone、android用無料アプリ「コンビニシール俱楽部」で作成のデータ印刷は上記金額ではなく下
記の通りになるので注意してください。
- L版(89mm×127mm)1枚240円
- 2L版(127mm×178mm)1枚400円
- スクエア(127mm×127mm)1枚320円
シール印刷の最適画像サイズ
基本的にシール印刷が可能な形式は2種類でJPEG (拡張子 jpg, jpeg)とPNG (拡張子 png)ですがPDFの文書を印刷する方法もあります。
今や「推し活」にシール印刷は欠かせないものになっています。
自分の好きなアイドルや俳優の写真を印刷してステッカーにして、スマホやファイルなどに貼っていつでもどこでも見ていられるようグッズにして楽しむ人も多いようです。
しかし写真以外にも好きなキャラクターでステッカーを作ったり、自分で作成したオリジナルのラベルやロゴを印刷してグッズを作成したいですよね。
インテリアに生かしたり、カレンダーや予定表をシールにして好きな所へ貼れる便利なアイテムの作成などアイディア次第では様々な使い方、楽しみ方ができます。
推奨画素数は「640×480ピクセル以上」となっています。
画像サイズは「320×240以上」が印刷可能ですがそれ以下のサイズの場合、引き延ばされて画質が荒くなってしまいます。
iPhoneの標準カメラで撮影した場合の画像は4,032×3,024ピクセルなので十分画質に問題なく印刷できるでしょう。
シール印刷に適した書き込み解像度は600dpiですが、L判、2L判共に一般的に300dpiの実寸で十分対応できるようです。
画像解像度を300dpiで換算した場合L判は127×89mmなので1051×1500ピクセル、2L判は127×178mmなので1500×2102ピクセルという事になるからです。
シール印刷の耐水性と耐久性
マルチコピー機に使用されているシール紙は通常の写真の光沢紙と同様ツルツルつやつやとした紙に印刷されます。
濡れたティッシュでふき取ってもまったく落ちることはない耐水性で水をはじいてくれます。
しかし屋外に印刷したシールを貼って様子をみてみると、紫外線に弱いようで真夏の屋外では直射日光に当てた際、翌日には色あせてしまいました。
耐久性はというと、野外に貼り続けて2週間たってもシールがはがれることはなく耐久性は問題がないようです。
直射日光などの紫外線にさえ気を付ければ、耐久性もあり、水にも強く長く楽しめると言えます。
データからシール印刷 5つの方法
スマホやパソコンのデータをコンビニのマルチコピー機でシール紙に印刷するには5種類の方法があります。
基本的には10桁のユーザー番号があるかないかの違いで進め方が変わってきます。
手元にユーザー番号があれば必ず控えるなどして忘れずコンビニへ持参するようにしてください。
5つの印刷方法
1、画像をUSBメモリやメモリーカードに保存してマルチコピー機で読み込む方法
「USBメモリ(Type-A/Type-C)」「SDカード/microSDカード」「メモリースティック デュオ」「CD/DVD」に対応しています。
2、スマホアプリからマルチコピー機に画像データを転送する方法
あらかじめ無料アプリ「PrintSmash(プリントスマッシュ)」のダウンロードが必要です。
Wi-Fi接続を利用してデータ転送をします。
3、Webサイトに画像をアップロードしてマルチコピー機で出力する方法
4、スマホアプリに画像を登録してマルチコピー機で出力する方法
5、LINEで画像を送信してマルチコピー機で出力する方法
登録した際に発行される10桁のユーザー番号をマルチコピー機で操作画面に入力します。
コンビニのマルチコピー機でのシールの作り方
上記の1~5の方法の中でどの方法で印刷するかによって多少操作方法が変わるので説明していきます。
ファミリーマートとローソンでは画面や選択手順に違いがある場合があるので、基本的には画面の表示通りに進めていけば簡単に印刷することができるので表示通りに進めていってください。
まずメニュー画面が表示されたら右上の青い枠をタッチしましょう。
・1、2のように10桁の番号がない方法の場合は「写真・文書プリント」を選択して文書か写真かのファイルタイプを選択しタッチします。
この後プリントのメニューがでてきた場合は「画像プリント」をタッチします。
用紙の選択画面まで進んだら「シール紙」を選択しタッチしましょう。
・3、4、5のように10桁のユーザー番号がある場合は、まず「ネットワークプリント」のボタンをタッチしてユーザー番号を入力していきます。
番号を入力した時にプリントを選択するメニュー画面が出た際には「画像プリント」をタッチします。
もしくはプリントのメニューが出ずそのまま用紙の選択画面が出てきた際には「シール紙」をタッチしサイズ選択まで進めます。
- シール紙にはサイズが様々用意されています。
- 写真プリント(Lまたは2L版のシール台紙)
- インデックスプリント(L版に20コマ2Lに40コマ)
- カレンダープリント(L、2L版共にファイルとカレンダーの印刷)
- ましかくプリント(L版か真四角どちらか選択)
- 証明写真プリント(L版1種類。用紙サイズ選択ではなく証明写真の種類の選択をする)
用途に合わせてサイズも選ぶようにしましょう。
まとめ
オンリーワンのシールがコンビニで手軽に作れる時代です。
しかもいつものファミマでです。
専用のマルチコピー機がファミリーマートとローソンの一部店舗で取り扱いを始めています。
全店では無いのでお近くのファミマかローソンを確認してくださいね。