からし蓮根はひょうひょうとつかみどころのない伊織さんと、コミカルな雰囲気を醸し出すそらさんのバランスが良いコンビだと評判です。
お笑い芸人からし蓮根の伊織さんとそらさんの出身高校や経歴について、またからし蓮根結成のいきさつやお笑い芸人になるきっかけなどもご紹介しています。
からし蓮根の結成
からし蓮根は吉本興業に所属のお笑い芸人で、ボケ担当の伊織さんと、ツッコミ担当のそらさんのコンビです。
二人は高校の同級生で、ともにNSC大阪校に35期生として入校し2013年にコンビを結成しました。
コンビ名の「からし蓮根」は二人の出身である熊本の名物で、「コンビ名に“ん”が二つ入ると売れる」というジンクスにあやかり命名されました。
真顔で淡々とボケる伊織さんに、杉本青空さんが高めの声で小気味よくツッコむスタイルで知られています。
熊本弁を織り交ぜて繰り広げられる漫才はおおらかで、関西弁や標準語とはまた違った味わいがあります。
『火の国・熊本が生んだ独特のマンザイズム』というキャッチコピーでM-1グランプリにも参戦し、2019年、2021年には決勝進出を果たしています。
からし蓮根 伊織の学歴・出身校や経歴
藤林伊織になったらしい!
四文字熟語みたい。
今日も指輪が光ってる! pic.twitter.com/X8SMBxGCWV— 伊丹 祐貴(吉本新喜劇) (@1031akabozu) September 15, 2020
堂々とした体格で、同じ九州男児の西郷どんをほうふつさせる伊織さん。
どのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、彼女や結婚、実家の情報や家族構成について見ていきましょう。
伊織さんの学歴・出身校
洋服のサイズが同じで、大先輩のオール巨人さんの衣装を譲り受けて舞台に出たこともある伊織さん。
どのような学歴やエピソードを持っているのか、伊織さんの学歴を大学から小学校まで順に紹介します。
伊織さんの出身大学
伊織さんは大学には進学していません。
高校を卒業後、履正社医療スポーツ専門学校に入学しましたが、中退しています。
高校野球の強豪校としても有名な履正社グループが運営し、大阪市淀川区の他に茨木市、箕面市にキャンパスがある大規模専門学校です。
スポーツ専門資格、トレーナー資格、医療国家資格、英語力の4コースがあり、複数のコース選択ができることもこの学校の特徴です。
伊織さんが進学したコースは明らかになっていませんが、進学後すぐにNSCに入校していることから、お笑いと資格取得の両立を目指していたのかもしれません。
元プロ野球選手で、JSPORTSの解説者や社会人野球チームの監督を務めた加藤秀司さんをはじめ、多くのスポーツ選手を輩出しています。
学校名 | 履正社医療スポーツ専門学校 |
学科・コース | – |
偏差値 | – |
所在地 | 〒532-0024 大阪府大阪市淀川区十三本町3-4-21 ※十三キャンパス |
最寄り駅 | 十三駅・・阪急電鉄(神戸線、京都線、宝塚線) |
公式サイトHP | https://www.riseisha.ac.jp/ |
著名な卒業生 | 加藤秀司(元プロ野球選手) |
伊織さんの出身高校
伊織さんの出身高校は、私立九州学院高等学校です。
熊本市の中央部にある私立の中高一貫校で、硬式野球部は甲子園出場の常連校として知られています。
相方の杉本青空さんとは、この高校で出会いました。
伊織さんは1年生の時の担任教師がラグビー部の顧問で、大柄な体格を見込まれてスカウトされ、ラグビーを始めました。
しかし練習は厳しく、伊織さんは「地獄のような高校生活だった」とインタビューで語っています。
北京オリンピック代表の末續慎吾さん、俳優の高良健吾さん、お笑い芸人のゴリけんさんもこの学校の卒業生です。
学校名 | 私立九州学院高等学校 |
学科・コース | – |
偏差値 | 59~62 |
所在地 | 〒862-8676 熊本県熊本市中央区大江5-2-1 |
最寄り駅 | 交通局前・・熊本市電(A系統・B系統) 九州学院前バス停・・熊本電鉄バス、熊本バス、熊本都市バス |
公式サイトHP | https://kyugaku.ed.jp/hs/ |
著名な卒業生 | 杉本青空(相方)・末續慎吾・高良健吾・ゴリけん |
伊織さんの出身中学校
伊織さんの出身中学校は、私立九州学院中学校です。
私立の中高一貫校で、歴史も古く地元では親しまれている中学校です。
キリスト教の学校のため、クリスマスには礼拝やお祝いの会があり、伊織さんもそれを楽しみにしていました。
また、「白羊会」というキリスト教のクラブ活動があり、部員はボランティア活動を通じて地域貢献をしています。
伊織さんは中学校時代からクラスでも人気者で、「ピットちゃん」というかわいいあだ名で呼ばれていました。
俳優の勝野洋さん、プロゴルファーの有村智恵さんも、この学校の卒業生です。
学校名 | 私立九州学院中学校 |
学科・コース | – |
偏差値 | 36~49 |
所在地 | 〒862-8676 熊本県熊本市中央区大江5-2-1 |
最寄り駅 | 交通局前・・熊本市電(A系統・B系統) 九州学院前バス停・・熊本電鉄バス、熊本バス、熊本都市バス |
公式サイトHP | https://kyugaku.ed.jp/jhs/ |
著名な卒業生 | 勝野洋・有村智恵 |
伊織さんの出身小学校
伊織さんの出身小学校は、非公開です。
出身の熊本市南区城南町の小学校であったとすると、以下の3校のいずれかの可能性が高いです。
- 熊本市立隈庄小学校
- 熊本市立杉上小学校
- 熊本市立豊田小学校
伊織さんの幼少期のエピソードはほとんど明かされていませんが、SNSで「初恋は小学校4年生の時だった」とつぶやいています。
どんな子に恋をしたのか、詳細を聞いてみたいですね。
伊織さんの芸人経歴
西野カナさんの大ファンで、SNSでは西野カナさんになりきったコスプレ写真をプロフィールに使っている伊織さん。
どのような経歴があるのかを見ていきましょう。
伊織さんが芸人になったきっかけ
伊織さんは、ピアノとお菓子作りが好きな、インドア派の少年でした。
テレビで見るお笑い番組も好きで、学校では教室で一発ギャグを放つなど、同級生を笑わせていました。
高校で一緒になった杉本青空さんがそれを見て面白そうだと声をかけ、コンビ結成を結成します。
ネタ合せは近所にあったダイエーのボイラー室前で行い、ハイスクールマンザイでは南九州大会で優勝するなど、地元では面白い高校生コンビとして有名になりました。
高校卒業後は大阪の専門学校に入学しますが、杉本青空さんの誘いもあり、考えた末に退学して一緒にNSCに入校したのでした。
伊織さんの芸人経歴
NSCでは有望なコンビとして高い評価を受け、卒業後はABCお笑いグランプリやNHKお笑い大賞など、多くのコンテストで決勝進出を果たしています。
下積み時代はオール巨人さんが経営するバーでバイトをし、サイズが合うということで舞台衣装も譲り受けるなど、大変かわいがられています。
名前が売れたのはトミーズが司会を務める情報番組『せやねん』で、「からし蓮根のコングラッチュレンコン」というコーナーを持ち、人気となりました。
妻の藤林温子さんとも、この番組での共演が縁で出会いました。
2015年からはM-1グランプリにも出場を始め、毎年準々決勝以上に進出するなど、爪あとを残しています。
伊織さんの演じる「真顔でおかしなことを言う」キャラクターは親近感を感じさせ、大柄な体格を生かしたジェスチャーも観客の爆笑を誘っています。
伊織さんのプロフィール
芸名 | 伊織(いおり) |
本名 | 藤林 伊織(ふじばやし いおり)※旧姓:松本 |
生年月日 | 1993年9月12日 |
出身地 | 熊本県熊本市南区城南町 |
身長 | 187cm |
体重 | 85kg |
血液型 | A型 |
立ち位置 | 向かって左 |
からし蓮根 そらの学歴・出身校や経歴
今日はNGKと収録でした!
ありがとうございました!
そして、21時からフジテレビ系列千鳥のクセがすごいネタグランプリに出演しております!歌ウマ小学生・北本莉斗くんとコラボしてます!
今回もよかですよ!観てくださいー^_^ pic.twitter.com/4ve5RYhVPk— 杉本青空 (からし蓮根) (@BouzuRock) December 16, 2021
ハロプロが好きで、芸人仲間とグッズ交換やライブに行くこともある杉本青空さん。
どのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、彼女や結婚、実家の情報や家族構成について見ていきましょう。
そらさんの学歴・出身校
ゴツい相方の隣でかわいらしい雰囲気を出しつつ、過去はヒモ芸人だったというギャップに驚かされるそらさん。
どのような学歴を持っているのか、杉本そらさんの学歴を大学から小学校まで順に紹介します。
そらさんの出身大学
杉本そらさんは関西国際大学を卒業しています。
兵庫県三木市に本部を置く私立大学で、1998年に経営学部のみの単科大学で開校しました。
その後学部を増やし、現在は人間科学系を中心とした総合大学となっています。
杉本青空さんの所属学部は明らかになっていませんが、「NSCに入るため、関西の大学に進学した」と語っています。
NSCと学業を両立させて在学中から芸人として活動し、見事に卒業しています。
落語家の桂あおばさん、プロ野球選手で千葉ロッテマリーンズの松永昴大さん、益田直也さんもこの大学の出身です。
学校名 | 関西国際大学 |
学科・コース | – |
偏差値 | 41~54 |
所在地 | 〒673-0521 兵庫県三木市志染町 青山1-18 ※三木キャンパス |
最寄り駅 | 緑が丘駅・・神戸電鉄(粟生線) 西神中央駅・・神戸市営地下鉄(西神・山手線) |
公式サイトHP | https://www.kuins.ac.jp/ |
著名な卒業生 | 桂あおば・松永昴大・益田直也 |
そらさんの出身高校
杉本青空さんの出身高校は私立九州学院高等学校です。
1911年設立のキリスト教系の学校で、校訓は「敬天愛人」です。
杉本青空さんは、この高校で伊織さんと出会いました。
中高一貫校ですが、高校から入学した杉本青空さんは、初めて見かけた伊織さんが全力でギャグを披露しているのを見て驚いたと語っています。
杉本青空さんは放送部に所属し、コンクールでの入賞経験もあります。
現在の高い声での美しいツッコミは、放送部時代の経験が生かされているのかもしれません。
学校名 | 私立九州学院高等学校 |
学科・コース | – |
偏差値 | 59~62 |
所在地 | 〒862-8676 熊本県熊本市中央区大江5-2-1 |
最寄り駅 | 交通局前・・熊本市電(A系統・B系統) 九州学院前バス停・・熊本電鉄バス、熊本バス、熊本都市バス |
公式サイトHP | https://kyugaku.ed.jp/hs/ |
著名な卒業生 | 伊織(相方)・末續慎吾・高良健吾・ゴリけん |
そらさんの出身中学校
杉本青空さんの出身中学校は、熊本県阿蘇郡小国町立小国中学校です。
町内唯一の公立中学校で、阿蘇山の北部に位置しています。
杉本青空さんは吹奏楽部に所属し、サックスを担当していました。
2020年度の全校生徒数は155人で、アットホームな学校生活を送っていたと思われます。
学校名 | 熊本県阿蘇郡小国町立小国中学校 |
学科・コース | – |
偏差値 | – |
所在地 | 〒869-2501 熊本県阿蘇郡小国町宮原200-1 |
最寄り駅 | 小国中央バス停・・九州産交通バス |
公式サイトHP | https://jh.higo.ed.jp/oguni/ |
著名な卒業生 | – |
そらさんの出身小学校
杉本青空さんの出身小学校は、非公開です。
現在小国町にある小学校は、小国町立小国小学校のみですが、この学校は2009年に町内の6校を統合して新設されました。
杉本青空さんが入学した1999年度には以下の小学校があり、このうちのいずれかではないかと思われます。
- 小国町立蓬莱小学校
- 小国町立万成小学校
- 小国町立下城小学校
- 小国町立宮原小学校
- 小国町立北里小学校
- 小国町立西里小学校
今後、詳しい情報が発信されることに期待しましょう。
そらさんの芸人経歴
実はプロレス好きで、新日本プロレスのTシャツを着てこっそり観戦に行ってしまう杉本青空さん。
どのような経歴があるのかを見ていきましょう。
そらさんが芸人になったきっかけ
杉本そらさんは中学生の頃から『M-1グランプリ』を見るのが好きで、特にサンドウィッチマンやキングコングに憧れていました。
高校に進学後、相方の伊織さんが教室で一発ギャグを披露しているのを見て衝撃を受け、声をかけてコンビ結成となりました。
当時のことを「ヤバい奴がいる。でもなんとなく気が合うのではと感じた」と語っています。
高校在学中にハイスクールマンザイにも出場し、南九州大会で優勝するなど、当時から面白い高校生コンビとして地元では注目されていました。
これがきっかけとなり、「高校を卒業したらNSCに入校して吉本興業に入る」と決心したのでした。
そらさんの芸人経歴
意志を貫いて関西の大学に進学した杉本青空さんですが、伊織さんに対しては「人生もかかっているので」と、お笑い界に誘うことはできないと考えていました。
しかし、伊織さんも大阪の専門学校に入学し、一緒にNSC35期生として入校を果たします。
からし蓮根は初めから優秀なコンビとして注目され、現役大学生の漫才師としてさまざまなコンテストにも出場しました。
特にネタバトルが得意で、NSC在学中には1位を獲得し、大阪の劇場でも先輩芸人を下して2連覇を達成しています。
ネタ作成も担当している杉本青空さんですが、劇場、コンテストなどその状況に合わせたネタを書き、緻密な計算ができるツッコミとして仲間からも高く評価されています。
また、ヒモ芸人時代のエピソードを動画サイトで披露し、その飾らない人柄とビジュアルとのギャップが受けて新たなファンを獲得しています。
そらさんのプロフィール
芸名 | 杉本 青空(すぎもと そら) |
本名 | 杉本 青空(すぎもと そら) |
生年月日 | 1994年2月2日 |
出身地 | 熊本県阿蘇郡小国町 |
身長 | 170cm |
体重 | 70kg |
血液型 | O型 |
立ち位置 | 向かって右 |
まとめ
今回は、からし蓮根の学歴や経歴、家族についてご紹介しました。
伊織さんの大柄な体格を生かしたコント漫才は舞台映えし、吉本の聖地であるなんばグランド花月でも、目の肥えた観客を爆笑させています。
当初は関西弁と標準語で舞台に立っていましたが、ふとした拍子に出た熊本弁が大受けし、以降は肩の力が抜けたと語っています。
お互いを知り尽くした同級生コンビが、熊本弁を交えて披露する漫才は、お笑い界に熊本旋風を巻き起こすかもしれないと言われています。
コンビ名の通り、ピリッとパンチの利いたからし蓮根の二人に、私たちも期待しましょう。