この記事では、俳優の志尊淳さんの学歴や出身校、芸能界入りのきっかけやエピソードと主な出演作品を紹介します。
ヒーロー戦隊の主役からジェンダーレスな役までさまざまな役柄を演じ分けることができ、今最も注目されている俳優の一人です。
志尊淳さんの経歴やエピソード、これまでの活躍を知りたい方はぜひお読みください。
志尊淳の学歴・出身校
フェルマーの料理の志尊淳かっこよすぎて pic.twitter.com/lJZ4mWFHNa
— なぎ (@kee_8088) November 16, 2023
やさしいビジュアルでおだやかな性格だと思われがちだが、実は俳優仲間からは「理不尽だと思ったら、監督にもかみつく男気あふれる人」として慕われている志尊淳さん。
大学から小学校までの学歴と、学生時代のエピソードを紹介します。
出身大学
志尊淳さんは大学には進学していません。
高校在学中から芸能活動を始め、高校卒業をひかえた2014年2月からはドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』の主役をつとめています。
「卒業後は芸能活動に専念する」ことを決めていたため、大学進学は検討しなかったようですね。
出身高校
志尊淳さんは、私立聖学院高等学校に入学後、日出高等学校(現:目黒日本大学高等学校)の通信制課程に編入し、卒業資格を取得しています。
聖学院高等学校は都内唯一のプロテスタント・ミッションスクール校で、1903年に聖学院神学校として設立されました。
中高一貫教育を重んじており、生徒は全員聖学院中学校から進学してくるため、入学試験がないことで知られています。
俳優の原田龍二さん、永世竜王・永世棋王の資格を持つ将棋棋士の渡辺明さんも、この学校の卒業生です。
また、日出高等学校は1903年に女子校の高輪裁縫学校として開校し、2005年からは共学化されました。
芸能コースがあることで知られ、全日制、通信制共に多くの芸能人を卒業生として世に送り出しています。
元AKB48の川栄李奈さんとはこの通信課程の同級生で、顔を合わせることがあったそうです。
また、歌手の松浦亜弥さんもこの学校の通信制課程を卒業しています。
学校名 | 私立聖学院高等学校 ※転出 |
学科・コース | 普通科 |
偏差値 | 58 |
所在地 | 〒114-8502 東京都北区中里3-12-1 |
最寄り駅 | 駒込駅・・JR(山手線)、東京メトロ(南北線) |
公式サイトHP | https://www.seigakuin.ed.jp/ |
著名な卒業生 | 原田龍二(俳優)・渡辺明(将棋棋士) |
学校名 | 私立日出高等学校(現:目黒日本大学高等学校) ※転入 |
学科・コース | 普通科(通信制課程) |
偏差値 | 42 |
所在地 | 〒153-0063 東京都目黒区目黒1-6-15 |
最寄り駅 | 目黒駅・・JR(山手線)、東京メトロ(南北線)、都営地下鉄(三田線)、東急電鉄(目黒線) |
公式サイトHP | https://www.meguro-nichidai.ed.jp/tsushin/ |
著名な卒業生 | 川栄李奈(俳優。元:AKB48)松浦亜弥(歌手) |
志尊淳さんの高校時代
志尊淳さんは、中高一貫の中学校に在籍していたため、エスカレーター式に聖学院高等学校に進学しました。
しかしその後芸能生活を始め、デビューが決まって多忙になったため、3年生の途中で高校を中退しています。
中退後は日出高等学校の通信課程に編入し、高校卒業資格を取得しました。
志尊淳さんは高校時代には「俳優としてやっていくために」と、家出したことがあります。
それも生半可なものではなく、住民票を移して約1年間家出していたのでした。
やさしいイメージの志尊淳さんですが、芸能界で活躍できているのはこのような強い意志と負けん気があるからなのかもしれませんね。
出身中学校
志尊淳さんの出身中学校は、私立聖学院中学校です。
教育理念は「神を仰ぎ、人に仕う」で、キリスト教の教えに沿った教育が実施されています。
校内には礼拝堂があり、生徒たちは毎朝始業前に15分間の礼拝を捧げることで有名です。
また、中学校では「L.L.T.学習」と称する独自の授業があり、1年間通してグループディスカッションを行い、社会で通じるプレゼンテーション能力を高めることにも力を入れています。
歌舞伎俳優の坂東玉三郎さん、ゴダイゴのギタリストとして活躍し、2020年5月12日に亡くなった浅野孝已さんも、この学校の卒業生です。
学校名 | 私立聖学院中学校 |
所在地 | 〒114-8502 東京都北区中里3-12-1 |
最寄り駅 | 駒込駅・・JR(山手線)、東京メトロ(南北線) |
公式サイトHP | https://www.seigakuin.ed.jp/ |
著名な卒業生 | 坂東玉三郎(歌舞伎俳優)・浅野孝已(ゴダイゴ) |
志尊淳さんの中学校時代
中学校時代の志尊淳さんは野球部に所属していました。
ポジションはキャッチャーで、打順は4番バッターを任されており、チームの主軸だったことがうかがえます。
当時は体重が70kgもあったそうで、母親に「1kg痩せるごとにお小遣いを1,000円あげる」と言われ、18kgのダイエットに成功したそうです。
志尊淳さんは「当時はバイトもできなかったし、お金欲しさに一生懸命痩せた」と語っていますが、このストイックな姿勢は、俳優としての役作りに生かされているのかもしれません。
また、英語の授業にも熱心に取り組み、2年生の時に英検2級に合格しています。
カンヌ映画祭で流ちょうな英語を披露したことが話題になった志尊淳さんですが、中学時代の勉強が役立っていたのでしょうね。
出身小学校
志尊淳さんの出身小学校は明らかになっていません。
これまでのSNSの情報では「東京都足立区の五反野駅近くの小学校」に通っていたというのが有力です。
五反野駅近くの小学校を調べると、以下の5校が該当します。
・足立区立足立小学校
・足立区立弘道第一小学校
・足立区立弥生小学校
・足立区立梅島小学校
・足立区立栗島小学校
特に足立区栗島小学校には「同姓同名の生徒がいた」という噂があり、最有力だと言われています。
今後、幼少期のエピソードなどを通じて出身校が明かされることに期待しましょう。
志尊淳さんの小学校時代
小学校時代の志尊淳さんはスポーツ万能で、野球と剣道に打ち込んでいました。
当時の夢を「プロ野球選手」と語っていた志尊淳さんですが、剣道の腕前も素晴らしく、区大会での優勝経験を持っています。
志尊淳さんはかなりやんちゃな少年だったようで、母親はしょっちゅう学校に呼び出されていたそうです。
また、6歳の時に作ったタイムカプセルからは、将来の夢に「ゲームを作るしと(=人)」と書いた紙が出てきています。
志尊淳さん自身はまったく記憶にないそうですが、たくさんの夢を持った元気な少年だったことは間違いなさそうですね。
志尊淳の経歴
マックのCM志尊淳&広瀬すずとか強すぎる❤️❤️ pic.twitter.com/EPrI3Npw5p
— (@pp_min77) November 9, 2023
東京シティ競馬のイメージキャラクターを務めたことがきっかけで競馬に目覚め、何度も大穴を的中させているという志尊淳さん。
どのような経歴の持ち主なのか、詳しく見ていきましょう。
芸能界デビューのきっかけ
志尊淳さんは中学生の頃からイケメンで目立つ存在だったため、街頭などで芸能事務所のスカウトから声をかけられることが多かったのです。
当初は誘いを断っていた志尊淳さんですが、だんだんと芸能界に興味を持つようになり、まずは敷居の低い読者モデルを始めることにしたのでした。
活動を通じてモデル仲間や同年代の俳優たちと仲良くなり、志尊淳さんは本格的に芸能活動をしたいと考えるようになります。
そして、高校入学後にワタナベエンターテインメントスクールに入校して俳優の道を歩み始めたのです。
当時のことを志尊淳さんはこのように語っています。
役者どころか芸能界に入るなんて考えもしていなかったです。中学まで野球しかしてこなかったんですが、原宿でスカウトされたのをきっかけに興味を持ちました。でも、いきなり事務所に入るのは嫌だったので、養成所できちんと演技を学ぶことにしたんです。
スカウトされて有頂天になって事務所に入るのではなく、しっかりと実力をつけていきたいという心構えは、志尊淳さんの芯の強さと信念を感じさせますね。
注目される作品と役柄
2011年にスクールを卒業後、志尊淳さんは事務所の若手俳優集団『D2(のちにD-BOYSに加入)』の一員となりました。
並行してミュージカル『テニスの王子様』のオーディションに合格し、2ndシーズンで向日岳人役として俳優デビューを果たします。
2014年にはドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』のライト/トッキュウ1号役に抜擢され、初の主演を演じることとなりました。
また、2018年のNHKドラマ『女子的生活』では主演のトランスジェンダー役を演じ、第73回文化庁芸術祭賞のテレビ・ドラマ部門で放送個人賞を受賞しています。
難しい役柄にも積極的に取り組む志尊淳さんの、代表的な作品を挙げておきましょう。
【映画】 ※は主演
・烈車戦隊トッキュウジャーシリーズ(2014-2016年):ライト/トッキュウ1号 役※
・先輩と彼女(2015年):美野原圭吾 役※
・帝一の國(2017年):榊原光明 役
・走れ!T校バスケット部(2018年):田所陽一 役※
・キネマの神様(2021年):水川 役
・極主夫道 ザ・シネマ(2022年):赤宮雅 役【ドラマ】 ※は主演
・烈車戦隊トッキュウジャー(2014-2015年):ライト/トッキュウ1号 役※
・きみはペット(2017年):合田武志 役※
・半分、青い(2018年):藤堂誠(ボクテ) 役
・大河ドラマ 青天を衝け(2021年):杉浦愛蔵 役
・フェルマーの料理(2023年):朝倉海 役※【舞台】 ※は主演
・ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン(2011-2014年):向日岳人 役
・春のめざめ(2017年):メルヒオール 役※
舞台での演技を高く評価され、ドラマや映画にも引っ張りだこの志尊淳さんは、『女子的生活』では2つの賞を受賞しています。
2019年には日本映画テレビプロデューサー協会が実施するエランドール賞で新人賞を受賞するなど、演劇界が使ってみたいと思う俳優の一人として高い評価を受けています。
他にも声優やCM出演、モデルとしても活躍中で、これからも志尊淳さんの活躍はまだまだ続くことでしょう。
志尊淳のプロフィール
ライト
演:志尊淳
好奇心旺盛で、前向きな性格。強い直感力で善悪を見抜き、何事にも無駄に全力を出す。想像力が5人の中で最も高く、それが戦闘時にも大きな役割を果たしている。「よくわかんないけどわかった!」が口癖。
(烈車戦隊トッキュウジャー より) pic.twitter.com/4omEvm7Eiz— 春Spring@第2段階 (@harusan_0421) November 15, 2023
2021年に急性心筋炎で休養した際には「母親宛に遺書を書いた」と語り、責任感が強い一面を見せている志尊淳さん。
志尊淳さんのプロフィールを見ていきましょう。
芸名 | 志尊 淳(しそん じゅん) |
本名 | 志尊 淳(しそん じゅん) |
生年月日 | 1995年3月5日 |
出身地 | 東京都 |
身長 | 178cm |
体重 | 57kg |
血液型 | A型 |
まとめ
志尊淳さんの学歴や出身校と経歴、芸能界デビューのきっかけと出演作品を紹介しました。
中性的な印象が強い志尊淳さんですが、学生時代のエピソードなどで見せる硬派な一面は、さまざまな役を演じる上でプラスになり、俳優としての魅力にもつながっています。
インタビューでは「役者は“自分が商品である”がゆえに、大きな責任を感じる」と語り、大きな話題になりました。
観客や視聴者に最高の自分を見てもらう努力を絶やさない志尊淳さんは、これからも素晴らしい演技で私たちを楽しませてくれることでしょう。