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ロードバイク初心者の女性向けモデル!選び方や注意点を紹介

ロードバイク

「ロードバイクを始めてみたいけど、女子でも乗りやすいものはあるの?」

「初心者向けのロードバイクって上級者向けと何が違うの?どんな基準で選べばいい?」

手軽に始められて運動不足解消やシェイプアップにもいいと噂のロードバイクですが、初心者は何を基準に選べばいいのかわからなくて不安ですよね。

この記事では、ロードバイク初心者の女性向けに、初めてでも乗りやすいロードバイクの選び方を紹介します。

予算別のおすすめバイクはもちろん、女性向けのパーツやクロスバイクとの違い、揃えておくと便利な装備品もありますので、ぜひ参考にしてくださいね。


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ロードバイク初心者の女性のモデル選び方


ロードバイクはフレームの材質や、ギアなどの装備によって性能が大きく異なります。

ここからは、ロードバイク選びに必要な基礎情報や、女性向けモデルの特徴、自分に合うモデルの見分け方を紹介します。

どんな風にロードバイクに乗ってみたいのか、イメージしながら読んでみてくださいね。

自分に合ったサイズ選び

ロードバイクをうまく乗りこなすためには、体格に合ったサイズのものを選ぶことが大切です。

ロードバイクはママチャリとは異なり、同じバイクでも数センチ刻みでフレームサイズが展開されています。

身長だけでなく、足や腕の長さ、バイクメーカーによっても適正サイズは変わってくるため、購入する際にはロードバイクに詳しい人についてきてもらうか、ショップスタッフに相談しましょう。

フィッティングシステムがあるショップでは、あなたの体格を測定して、ピッタリのサイズのバイクを提案してくれますよ。

試乗ができればベストですが、できない場合もバイクには必ずまたがって、感触を確かめましょうね。

小柄な方には女性専用モデル

以前は男性中心のサイズ展開が多かったロードバイクですが、女性ローディーの増加に伴い、女性専用モデルを発売するメーカーも増えてきました。

女性専用モデルはフレームが小さいだけでなく、ハンドル幅が狭かったり、脚力が弱くても走りやすいギアがついていたりと、さまざまな工夫がされています。

また、初めてドロップハンドルに乗る人のために、ママチャリ感覚で使えるサブブレーキが付いているモデルもあるので、欲しい!と思える機能があるロードバイクを探すのがおすすめですよ。

予算にあった選び方

ロードバイクは、フレーム素材や使われているコンポなどのパーツにより、数万円程度から、100万円以上のものまである、価格差の大きい乗り物です。

高いものほどフレーム材質が軽く高品質で、パーツもレースに対応するものなどが装備されていますが、操作方法はどれもほぼ変わりません。

そのため、初心者の場合はエントリーグレードでも十分楽しめるでしょう。

まずはロードバイクに慣れるため、手ごろな価格のものを手に入れ、慣れてきたらステップアップすることをおすすめします。

また、初めてロードバイクを購入する際には、バイク本体以外にもヘルメットやライト、盗難防止用のロックキーなど、意外に初期費用がかかります。

予算を立てる場合は、付属品の費用も忘れないように心がけましょう。

フレームの素材の選び方

ロードバイクを選ぶ際に気になることの一つが、「フレームの素材」だという人も多いのではないでしょうか。

ロードバイクのフレームは大きく3種類あり、それぞれに特長と弱点があります。

ワンランク上の走りを目指すならカーボンが有利ですが、衝撃で折れやすいのが致命的な弱点です。

転倒することが多い初心者には、丈夫なアルミフレームがおすすめです。

また、ポタリングを楽しむのなら、疲れを感じにくいクロモリの味わいもよいでしょう。

フレーム種別 価格 乗り心地 重量 剛性
カーボン 高い しなやか 軽い 弱い
アルミ 手ごろ 硬い 普通 強い
クロモリ 手ごろ ややしなやか 重い 強い

カーボンフレームについては別に詳しくご紹介しています。

コンポーネントで選ぶ

コンポーネントとは、ギアの変速機(ディレイラー)や、ブレーキ、シフトレバーなど、ロードバイクの駆動系の部品全般を指します。

コンポによって変速のギア数や形式も異なり、初心者から上級者向けまで幅広いグレードがあります。

複数のコンポメーカーがありますが、日本ではSHIMANO(シマノ)社の製品を見かけることが多いですね。

上級グレードになるほど軽く、スムーズに動かせますが、その分価格も張ります。

初心者のうちはギアを使いこなせないため、7速のTourny(ターニー)でも十分でしょう。

余裕があれば、上位モデルと同じシフターレバー機構を持つ、8速のClaris(クラリス)がおすすめですが、長く乗ることを考える場合は、11速の105(イチマルゴ)を選択してもよいでしょう。

コンポ名 ギア数 電動 初心者向け
Tourny(ターニー) 7速 なし
Claris(クラリス) 8速 なし
SORA(ソラ) 9速 なし
Tiagra(ティアグラ) 10速 なし
105(イチマルゴ) 11速 なし
ULTEGRA(アルテグラ) 11/12速 あり ×
DURA-ACE(デュラエース) 11/12速 あり ×

タイヤやホイールから選ぶ

ロードバイクの走行性能はタイヤとホイールで決まる、とも言われています。

高性能なタイヤは路面を的確にグリップし、軽いホイールは峠などで楽に走ることができるでしょう。

タイヤもホイールも簡単に交換できるため、初心者のうちは完成車に付属のタイヤとホイールから始め、違いが分かるようになってから、好きなものを購入することで問題ありません。

どうしても細いタイヤが怖い、という人は、一般的な700×25Cではなく、700×28Cに交換すると、路面が悪いところでも比較的安定して走れますよ。

嬉しい女性専用サドル

自分に合ったサドル選びも重要です。

一般的なサドルは男性を基準に作られていることが多く、骨盤の広い女性が使うと、お尻やフェミニンゾーンの痛みを感じる場合があります。

女性専用サドルは幅が広く、全長が短めに作られているのが特徴です。また、圧迫を軽減するための穴あきサドルもあり、自分に合ったものを選べます。

まずは完成車のサドルに乗ってみて、高さや角度、位置をずらしても改善しない場合は、女性用のサドルを検討してみましょう。

ロードバイクショップではフィッティングのサービスや、貸し出し用のサドルを準備しているところもあります。気軽に相談してみてくださいね。

小ぶりのハンドル

ロードバイクでは、ハンドル幅は、肩幅とほぼ同じものを選ぶとよい、と言われています。

完成車には400mmのハンドルがついていることが多く、小柄な女性の場合は乗りにくさを感じるかもしれません。

また、ハンドルの曲がりが小さいものを選ぶと、手の小さい女性でもブレーキやシフト操作がしやすくなるでしょう。

初心者ですと服装にも悩むところです。

初心者の女性の服装に関しては別にご紹介しています。


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ロードバイク初心者の女性がモデルを選ぶ際の注意点


初心者が知っておくと役に立つ、ロードバイクの基礎知識をお伝えしてきました。

ここからは、初心者の女性が、ロードバイクを選ぶ際の注意点について紹介します。

予算や好み、実力に合わせたバイクを探してみてくださいね。

ロードバイクとクロスバイクの違い再確認

ロードバイクと似たスポーツバイクに「クロスバイク」がありますが、どのような違いがあるのかを確認しておきましょう。

主な違いは「ハンドルの形状」と「タイヤの太さ」です。

ロードバイクにはドロップハンドルと呼ばれる、曲がった形状のものがついています。

一方、クロスバイクにはフラットバーハンドルと呼ばれる、一直線のものがついているのが一般的です。

ドロップハンドルは前傾姿勢を取りやすく、空気抵抗を減らしてスピードを出しやすいと言われ、フラットバーハンドルは、背筋を伸ばして楽な姿勢で乗ることができます。

また、ロードバイクのタイヤサイズは700×25C、クロスバイクは700×28C~35Cが主流です。

「25C」「28C」「35C」はタイヤの幅を表し、それぞれ25mm、28mm、35mmです。

細いタイヤの方がスピードを出しやすいのですが、接地面が少ないため、初心者のうちはふらついたり、怖いと感じることもあるかもしれません。

太いタイヤは安定性があり、乗り心地も良く感じますが、スピードは出にくい傾向にあります。

項目 ロードバイク クロスバイク
ハンドル ドロップハンドル
→前傾姿勢が取れる
→空気抵抗が少ない
フラットバーハンドル
→乗車姿勢が楽
→スピードは出にくい
タイヤ 細い
→軽快な走り
→路面抵抗が少ない
太い
→安定性に優れる
→乗り心地はやや重い
用途 スポーツ走行やロングライド向き 街乗りや軽いサイクリング向き

激安品は要注意

ロードバイク探しをしていると、驚くほど安いロードバイクが売られていることがあります。

これらは「ルック車」と呼ばれ、見た目はロードバイク風でも、安全性は通常のシティサイクルと同等に作られているものだったりします。

ロードバイクは、思っている以上にスピードが出る危険な乗り物です。

初心者だからと言って簡単に安いバイクに飛びつかないよう、十分に注意しましょう。

なお、「LOOK」というロードバイクがありますが、これはプロレースでも使われている、フランスの老舗自転車メーカーです。

激安のルック車とは別物ですので覚えておきましょう。


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ロードバイク初心者の女性に必須アイテム

ロードバイクを購入し、走り出すためには必須となるアイテムが存在します。

ここからは、すべてのローディーにとって必需品のアイテムを見ていきましょう。

ライト

ロードバイクは通常、ライトやペダルといった付属品は別売りになっているのが一般的です。

特にライトは夜間の走行には必需品で、無灯火の場合は、道路交通法違反となってしまいます

明るさや給電方式など、さまざまなものが販売されていますので、自分に合ったものを購入しておきましょう。

(車両等の灯火)
第五十二条 車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。
出典:道路交通法 | e-Gov法令検索

カギ

高価なロードバイクは、盗まれやすいことでも知られています。

また、完成車にはカギが付属していないのが一般的です。

サイクリングでコンビニに寄ったり、駐輪場に止めたりして、戻ってくるとバイクがなくなっている、という悲しい事件も多く耳にします。

本当はロードバイクから離れないのがよいのですが、やむを得ず離れる際には必ずチェーン式のロックなどで二重に施錠しましょう。盗まれてしまってから後悔しても遅いのです。

空気入れ

ロードバイクはタイヤが細いため、こまめに空気を入れる必要があります。

ライドに出る際は、運行前点検で空気圧を必ずチェックしましょう。

自転車のバルブは国別に米式、英式、仏式の3種類の規格があり、ロードバイクには仏式(フレンチバルブ)と言われるものが採用されています。

シティサイクルやMTBとは異なる規格のため、ロードバイク用の空気入れを買いそろえておきましょう。

また、ロードバイクは空気圧を高く設定するため、力を入れずに空気を入れられる補助タンク付きのものをおすすめします。

ロードバイク初心者の女性向け予算別おすすめモデル

基本的なロードバイクの知識や、自分に合ったものの選び方を見てきました。

ここからは、初心者の女性でも乗りやすいと言われるロードバイクを、価格帯別に紹介します。

自分の予算に合ったものを探してみてくださいね。

※情報はいずれも2022年3月時点

8万円未満のロードバイク

NESTO(ネスト):FALAD(ファラド)

ネストは1971年に日本で誕生した自転車メーカーで、「誰もがスポーツサイクルを楽しめる」をコンセプトに、ほどよい高性能でコスパのいい自転車を製造しています。

自転車好き芸人としても知られる、安田大サーカスの団長安田さんが愛用していることでも知られています。

FALADはエントリーロードバイクの位置づけで、ペダルやサイドスタンド、サブブレーキが標準で装備されており、ロード初心者にやさしい仕様です。

メーカー NESTO
モデル名 FALAD
フレーム アルミ
コンポーネント SHIMANO Tourney A070
重量 9.7kg(500mm)
サイズ 430mm(150-165cm), 465mm(160-175cm), 500mm(170-185cm)
完成車価格(税抜) \70,000-

 

8万円~10万円のロードバイク

TREK(トレック):Domane AL2(ドマーネ エーエル2)

トレックは、1976年にアメリカで生まれたスポーツバイクメーカーです。

高い信頼性と扱いやすさで日本国内のシェアも大きく、その中でもDomaneシリーズは初心者向けの1台として高く評価されています。

Domane AL2はアルミフレームにリムブレーキ、コンポはシマノのクラリスを採用し、通勤、通学の街乗りからロングライドまでをこなせるオールラウンダーです。

メーカー TREK
モデル名 Domane AL2
フレーム アルミ
コンポーネント SHIMANO Claris
重量 9.57kg(56)
サイズ 47,50,52,54,56,58
完成車価格(税抜) \97,000-

11万円~15万円のロードバイク

LIV(リブ):AVAIL 1(アヴェイル 1)

台湾の大手自転車メーカーであるGIANT(ジャイアント)が手掛ける、女性向けバイクブランドのLIV(リブ)。

早くから女性専用モデルに力を入れているため、ラインアップも豊富です。

AVAIL 1はセカンドグレードの位置づけで、脚力がなくても楽にペダリングができるギア比を採用。

サブブレーキや女性用サドル、狭めのハンドルなど、うれしい装備が満載です。

メーカー LIV
モデル名 AVAIL 1
フレーム アルミ
コンポーネント SHIMANO SORA
重量 9.4kg(395mm)
サイズ 395mm(XXS),430mm(XS),465mm(S)
完成車価格(税抜) \128,000-

16万円~20万円のロードバイク

Bianchi(ビアンキ):VIA NIRONE 7(ヴィア ニローネ 7)

イタリアの老舗自転車メーカーのビアンキは、緑がかった青色の「チェレステカラー」がトレードマークで、女性にも高い人気を誇っています。

VIA NIRONE 7は、同社の創業地から名付けられた歴史のあるシリーズで、コンポーネントの違いにより、気軽な街乗りからロングライドまで対応できるモデルが揃っています。

9速のSORAモデルもありますが、予算に余裕があれば、11速の105搭載モデルがおすすめです。

近年主流のディスクブレーキではありませんが、安全性にはもちろん問題なく、手ごろな価格で105モデルが手に入るのは魅力ですね。

メーカー Bianchi
モデル名 VIA NIRONE 7
フレーム アルミ
コンポーネント SHIMANO 105
重量
サイズ 41,44,47,50,53,55,57
完成車価格(税抜) \175,000-

 

21万円以上のロードバイク

CUBE(キューブ):AXIAL WS RACE(アクシアル ウィメンズ レース)

キューブはドイツの自転車メーカーで、ロードバイク、MTBを得意とし、ドイツらしいかっちりとしたつくりが特徴です。

WSシリーズは同社の女性向けロードバイクブランドで、専用設計のフレームを採用しています。

エントリーモデルの位置づけですが、カーボンフロントフォークに油圧式ディスクブレーキ、コンポにはシマノの105を採用し、初心者には十分なスペックで、長く乗れる一台となるでしょう。

メーカー CUBE
モデル名 AXIAL WS RACE
フレーム アルミ
コンポーネント SHIMANO 105
重量 9.7kg
サイズ 47,50,53,56
完成車価格(税抜) \216,000-

ロードバイク初心者の女性向けモデルのまとめ

ロードバイク初心者の女子がバイクを選ぶ際の基礎知識や、女性向けのフレームやグッズ、おすすめのバイクを紹介しました。

まずは、自分の体格に合ったものを選びましょう。

そして、最初の1台はエントリーグレードで練習し、上達したら自分の好みのフレームやパーツに交換していくことも可能です。

楽しく、安全に乗ることを念頭に置いて、ロードバイクライフをエンジョイしてくださいね。


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