東京五輪クレー射撃日本代表選手の大山重隆さん。
今回38歳でついに東京五輪へ出場し、また夫婦での競技出場に臨む大山重隆さんは、いったいどのような学歴なでどのような経歴をお持ちなのでしょうか。
今回は、東京五輪クレー射撃日本代表選手である大山重隆さんの学歴や出身校、経歴や戦績についてご紹介していきます。
大山重隆さんの学歴・出身校
まずは、大山重隆さんのプロフィールや学歴・出身校についてご紹介します。
子供時代のエピソードや家族関係についても合わせて紹介します。
大山重隆さんのプロフィール
氏名 | 大山重隆(おおやま しげたか) |
生年月日 | 1981年8月25日 |
出身地 | 埼玉県戸田市 |
身長 | 165cm |
体重 | 64kg |
血液型 | O型 |
大山重隆さんの学歴・出身校
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— 🐶しげちよ🐶(大山 重隆) (@shigechiyo16) October 22, 2017
大山重隆さんの最終学歴は東北福祉大学卒業です。
大学入学後は軟式野球に打ち込み、全日本や東日本大会での出場経験もありました。
そのため、選手として複数の企業から声がかかっているほどの実力を持っていた選手でしたが、野球の練習の合間に射撃を練習し、大学4年生の時にクレー射撃の免許を取得、ライフル競技にのめり込み始めます。
高校は東北高等学校を卒業しました。
東北高等学校は、ダルビッシュ有(プロ野球投手、2021年現在サンディエゴ・パドレス所属)を輩出した野球強豪校としても有名で、大山重隆さんは、レギュラーにはなれなかったものの、甲子園で自チームの応援に励んでいました。
また、東北高等学校での寮生活や、当時の監督からの厳しい指導が今の社会人生活にも役立っていると語っています。
中学校は戸田市立新曽中学校を卒業しました。
この頃は戸田市内の野球シニアリーグに所属し、ショートやセカンドのポジションで毎日野球に明け暮れる日々を送っていました。
小学校は不明ですが、戸田市立新曽中学校の学区から、戸田第一小学校、新曽小学校、新曽北小学校、芦原小学校の可能性が高いです。
小学生の時から、地元のスポーツ少年団で野球にのめり込んでおり、この頃から野球が大好きな少年でした。
また、父親が射撃の趣味があったため、この頃から、射撃場や冬の狩猟に連れて行ってもらうということがありました。
大山重隆さんの子供時代とご家族情報
大山重隆さんがクレー射撃の道へ進む影響を与えた存在として、大山重明さんの父親が挙げられます。
父親は趣味で射撃場や狩猟を行っており、それに幼い頃から大山重隆さんも連れられたことで、比較的競技を始める年齢層の高いクレー射撃において、若い頃からクレー射撃にふれる機会を得ることができていました。
また、大山重隆さんは、2020年3月に、同じくクレー射撃選手である中山由起枝さんと結婚しました。
東京五輪代表選手同士での結婚ということもあり、力を合わせて夫婦でのメダル獲得に期待です。
大山重隆さんの経歴
続いては、大山重隆さんの経歴や戦績についてご紹介します。
クレー射撃に触れたきっかけについても合わせて解説します。
クレー射撃との出会い
練習…あるのみ。 pic.twitter.com/lwgP0oNgU5
— 🐶しげちよ🐶(大山 重隆) (@shigechiyo16) November 2, 2018
大山重隆さんがクレー射撃の免許を取得したのは大学4年生になります。
父親の影響で幼い頃から射撃場に連れて行ってもらったり、時には狩猟に行くこともありましたが、なかなか当たらないため、どうしても練習場に行く必要がありました。
そして、競技場で射撃の練習をしているうちに、よりクレー射撃競技の方にも興味を持ち、大学4年生の7月以降クレー射撃にのめり込むようになりました。
経歴・エピソード
21歳でクレー射撃免許を取得した後、しばらくは目立った戦績は見られませんでした。
ですが、2012年アジアクレー射撃選手権大会で銀メダルを獲得、2013年の全日本選手権でついに初優勝し、その頭角を現します。
ですが、残念ながらロンドン五輪、そしてリオ五輪においても、2016年全日本選手権で優勝はできたものの、オリンピック出場は実現できませんでした。
その後、より選手としてトップレベルの世界を体験するために、イタリアに遠征しメダル常連国であるイタリアのクレー射撃を学びました。
遠征の成果として、日々のルーティーンから射撃時のフォーム、使用する弾も大きく変化しました。
その結果、2017年の全日本選手権で2連覇を達成し、2019年のアジア選手権大会でも日本人最上位につけ、この成績により、無事東京五輪クレー射撃の日本代表選手に選出されました。
2019年以降はコロナ禍の影響により、国内・国外の両方の大会に出場しておらず、また練習時間も半日に減らさざるを得ませんでしたが、日々トレーニングは続けています。
特にメンタルトレーニングに注力しており、いつも練習で射場に入るときのルーティンを欠かさずこなしています。
主な戦績
海外試合【速報】
現在、カタールで行われている
「14TH ASIAN CHAMPIONSHIP
DOHA, QAT」が行われており、上位入賞選手にはオリンピックのQPが与えられる重要な大会となっております、
この大会のトラップ競技に
大山重隆選手、中山由紀枝選手、
大前有希選手の3名が参加しております、 pic.twitter.com/QJzNrwtytD— 日本クレー射撃協会 (@jctsa_official) November 6, 2019
大山重隆さんの主な戦績は以下のものです。
- 2012年 アジアクレー射撃選手権大会 銀メダル
- 2013・2016・2017年 全日本選手権大会 優勝
- 2019年 クレー射撃ワールドカップ 男子トラップ 64位
- 2019年 アジア大陸射撃選手権大会 クレー射撃 男子トラップ 予選出場
全日本選手権大会では3度優勝を果たすなど素晴らしい成績を残していますが、世界の壁は厚く、世界愛会での成績は2012年以降は下降気味です。
ですが、東京五輪ではホームである日本での開催なため、素晴らしい成績を残せるのではないかと期待しています。
また、東京五輪ではトラップだけでなく、「トラップ・MIX」と呼ばれる、男女ペアチームでの競技にも夫婦で出場します。
夫婦二人の力でどのような成績が残せるのかにも期待です。
まとめ:大山重隆の学歴・出身校と経歴
今回は、大山重隆さんの学歴や出身校、経歴・戦績について紹介していきました。
幼い頃から父親の影響で射撃に触れ、ついにオリンピックへの出場を果たした大山重隆さん。
今回は一人だけでなく夫婦での競技出場もあり、初めて掴み取った東京五輪での活躍に非常に注目です。